といっても、私の父がです。
私自身が「笑顔相続」を普及させる仕事に携わっていることもあり、
父にも、これまでに何度か、笑顔相続の入口である「笑顔相続ノート」を書くことを勧めていたのですが、
「そんなに財産ないから」
「ウチは、一人っ子(大祐だけ)だから」
「そういうの書くと何か起こりそうで嫌だな」
といって、なかなか書こうとしてくれませんでした。
私も、こういうことは無理強いしてもしょうがないと、父の気が向くのを待っていたのですが、
このたび、父自身、思うところがあったようで、
週末、以前に私があげた「笑顔相続ノート」を書いたと連絡をもらいました。
詳しい内容までは聞いていませんが、実際にノートを書いたことで、
父も、少なからず相続に関心を持ってくれたようです。
中でも父が気にしていたのは、父の考えていることや父しか知らないこと、すなわち、父の「意志」が、
もし、今父に何かあったら、それが父の「遺志」として残らないのではないかということでした。
一般に、相続対策というと、「相続税対策」「生前贈与」「遺産分割」などのいわゆる「目に見える財産」をどうするかということが焦点となります。もちろん、それも大事なことです。
しかし、亡くなった人の「遺志」という「目に見えない財産」を、どのように遺すかということも、立派な相続対策といえます。
具体的には、
「墓や仏壇は誰が守っていくのか?」
「高齢で独り身の親族の面倒は誰が看るのか?」
「親族内での金銭や不動産の貸し借りはどうなるのか?」
「延命治療は?」
「葬式は?宗派は?」
どこの家庭にも少なからずあることだと思います。
相続の「相」には、手相、人相といった、見た目、姿、様子という意味があります。
「相続」というと「人が亡くなること」と思われがちですが、
本来の意味としては「亡くなった人の姿を続ける(承継する)こと」なのです。
皆さんも、これを機に書いてみてはいかがでしょうか?
付録に「笑顔相続ノート」がついています。↓
Q&A 相続税大増税時代に備える“笑顔相続”のススメ (ぎょうせい)
著者:税理士法人HOP&司法書士事務所HOP
9月25日発刊予定
平成27年の相続税改正を控えた今般、“笑顔相続”の実現のために今からできること、やらなくてはいけないことは何か?笑顔相続のために必要なエッセンスがこの一冊に詰まっています。
税務はもとより、遺産分割や遺言、年金など、相続全般に関する知識のインプットと、事例形式による実際の活用方法のアウトプットを、実務経験豊富な税理士と司法書士が分かりやすく解説します。