先日、シルクスクリーンプリントの工場へ行ってまいりました。

美術大学を卒業した私が、初めて就職した先の社長さんの営むファクトリーです。



というか…



シルクスクリーンのプリント職に就きたい一心で無理矢理押し掛け、


〝千と千尋の神隠し〟の如く、




「ここで働かせてくださいっ!!!!!」



と志願。


デザイナーとしてなら…ということで採用していただいたわけです。




それがデザインを仕事にするきっかけです。




社員数人の会社でしたが、社の皆さんはどなたもプロフェッショナル。

なんの経験もない小娘を一から指導してくださり、どっさり経験を積ませていただきました。




社長はプリント職人でもあり、私にとってアンディ・ウォーホルよりシルクスクリーンの神と崇める人物。

シルクスクリーンの職人さんとは何人か出会ってきましたが、技術はピカイチなんではないでしょうか。(えらそうにスミマセン)

その上研究熱心で、心から尊敬している方のひとりです。




そんな社長とは何年もお会いしていませんでしたが、今回Tシャツのプリントをお願いすることとなり、嬉しい再会を果たすことが出来ました。



結婚・出産で務めていた頃とはすっかり環境が変わってしまいましたが、デザインを続けていてよかったー!!



懐かしいラバーインクの香りに包まれながら、久しぶりに大量のTシャツに囲まれて、初めてプリントを受注する立場から発注する立場になった一日でありました。