エフ・クラージュ イメージコンサルタント川崎由美子です。
昨日の日経新聞に載っていた記事、
「糖質制限のワナ 脂肪過多に注意」
やっぱり・・・と思いました。
実は我が家でも同じようなことを経験したからです。
米飯やパン、麺類などの炭水化物を減らし、代わりに肉類など他の食べ物を取るだけで手軽に痩せられる、ということで今、ブームになっているダイエット法だと思います。
我が家でも一時期取り入れました。
年齢を重ねるとともに体重が落ちにくくなり、どちらかというと少しずつ増えて行っていることが気になっていたパートナー、私も多少便乗して、炭水化物を減らしていきました。
そしてその代わりにたくさん取ったのが肉類、脂肪を多く含む食物でした。
体重も劇的に落ちたわけではなかったんですが、「痩せる」と評判だったのでしばらく続けていたのです。
そして人間ドックの結果を見て衝撃。
パートナーのコレステロール値が基準値を超え、「要経過観察」というレベルになっていたのです。
糖質制限をしてその代わりに肉や脂肪を多くとっていたことが原因だとすぐにわかりました。
とにかく糖質さえ低ければ脂肪のことは気にせずに食べるものを選んでいたため、明らかに脂肪過多になっていたのです。
それは私にも言えて・・・
コレステロール値なんて、以前は基準値を下回る時があったくらいだったのが、同じ人間ドックの結果で、上限値ギリギリまで上がっていたからです。
日本人は炭水化物が中心の食習慣や遺伝要素のために、極端な肥満は少ないそうなのですが、でも、痩せた体型でも体内に脂肪を蓄えた「隠れメタボ」の人が、現在は、肥満のメタボの人と同じくらいの数いるんだそうです。
まさに私も「隠れメタボ」になるところだったのではないかと思います。
特に隠れメタボの人は痩せているため症状の自覚はありません。
なので、生活改善に取り組むきっかけが少ないので、好きなものを好きなだけ食べてしまいがちになるのではないでしょうか。
そうなると、知らない間に動脈硬化が進み、脳血管疾患や心疾患のリスクが高まってしまいます。
このような私たちの経験からも、この記事に書いてある通り、
糖質制限は脂肪過多の状態を生み出しやすく、そして、
糖質制限ダイエットの流行は隠れメタボを増やす恐れがある
ということ。
痩せるのであれば健康的に痩せる必要がありますし、痩せていたとしても食べるもののバランスというのは本当に大切です。
炭水化物、たんぱく質、脂肪の三大栄養素のバランスを崩さず、食事のエネルギー量を制限することが望ましいということですね。
しかし食事のエネルギー量を減らすと、私たちの身体は予備として体内に蓄えた脂肪を分解してエネルギーに変えるのですが、同時に筋肉も分解され、基礎代謝が下がり太りやすくなるのです。
ですので、食事制限をする場合は、筋肉を維持するための運動が必要になります。
私達は、アーユルヴェーダで自分の体質を知ることで、どういう食生活が理想的なのか?を学びましたので、体質に合った食習慣に変えるだけで、パートナーの場合は健康的に体重が減って行き、身体も軽くなったといいます。
とにかく甘いお菓子を食べる量を減らし、そしてバランスのとれた食事を心掛け、そして腹八分目、を心掛け、その上に運動を取り入れる、というふうに生活習慣を変えて行ったのです。
コレステロール値は人間ドックに行かないとわかりませんが恐らく下がっているはずです。
本当に、世の中で流行っていることが必ずしも万能とは限りません。
このように落とし穴がある場合も多くあります。
そして、極端もいけない・・・ということ。何事も中庸、バランスを取ることが必要だと思います。
何よりいちばん大事なのは、自分に合った方法を見つけることなのではないでしょうか。
そのためには、まず自分を知るというところから始めることだと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。
エフ・クラージュ
川崎 由美子
●ファッションには理論がある!
洋服選びのコツがわかるファッションコーディネートセミナー
2018年10月14日(日)14:00~16:00
→お申し込みは☆こちら☆
★★★クローゼットにあるもので毎日作るコーデをご紹介★★★
「◆今日のコーデ」というテーマから見ていただけます!
ファッションには理論がある!
★★★洋服選びのコツがわかる
ファッションコーディネートセミナー★★★
日時:2018年10月14日(日)14:00~16:00(受付13:45から)
場所:大阪天満橋ドーンセンター 4階 中会議室1
受講料:3000円(当日お支払いください)
セミナーの詳細・お申し込みは☆こちら☆をごらんください
お問い合わせ等ございましたら、お気軽に
yumiko.kawasaki@fp-yourchoice.com
までご連絡くださいませ。