久しぶりにブログを。

 

息子1は無事に高校2年を楽しんでいます。

第一志望だった日本一難しい共学高校は一次試験は通過したもののご縁がなく、

県で1番の公立高校へ進学しました。

 

これにより、周りからの評価も大きく変わり、

自分は得意分野をやれば結果が出せる、と大きい自身に繋がりました。

 

同時に、嫉妬や噂の的にもなり、ゴミを捨てても、授業中に発言しても

「〇〇高校は違うよな」と何度も言われ、その相手に

「そうだよ、△△高校とは違うわ。」

と大勢の前で言い返したり。

まぁ、一年間ずっと喧嘩売られてた相手だから、

これくらいの最後っ屁かましてもいいw

むしろもっとやれ←

 

 

高校では、もっと凹凸激しいツワモノがたくさんいました。

俺、意外と普通だった、と本人の談。

個性の差なんて気にしない友人たちに恵まれ、

部活、学校行事も満喫し、スクールカーストのトップに。

そのせいか、勉強は高校内では地を這う成績です。

学校も進学校なので進度が早く、そこは大変そうです。

 

未だに、悩みやすい、匂い、光、触覚、痛みに敏感、納得しないと動かない、

この辺りは健在どころか、ますます増幅されています。

遅い反抗期※知的成長に比べ精神の成長が遅いのも発達障害あるあるか、で

親子バトルもしばしば。

 

頑固さも健在。

将来の夢は東大に入るよりも勉強しなきゃならないのに

予備校だるい、自分でやったほうがマシ、辞める、で

私と折衷案を調整する日々です。

 

でも、モテたいとかオシャレしたいとかもあり、

こんな服が着たいとかを親子で見に行けたりするのは楽しい。

小さい時から話をする手間をお互いに嫌がらず続けてきた成果は

こんなとこにも効果がありました。

 

控えめに言って高校生活は最高、だそうです。

 

母がくも膜下で倒れて介護が必要になり、夫が会社を辞め、色々あった5年でした。

息子1は小学生の間に所属してたチームで同学年に少し仲間はずれになった。その縁を切るべく、中学では学校1ハードと言われるスポーツ部に入った。運動もかなりできるように。気の合う仲間もでき、彼女もいたりいなかったり。勉強もそれなりにできる方で、このままなら来年の受験では、県内公立トップ校は狙えるね、ってところになった。

でもやっぱり感覚や特性は残っていて、偏頭痛持ちだったり、強い匂いや光がダメだったり、言葉のチョイスもその場にそぐわないときも。悩みも深くなりがちで、やっぱり手間はかかる。

息子2は、健常だけど相当ガンコ。手先が器用で、球技が得意で、創意工夫だらけ。勉強もそれなりにできて向上心も強い。でも部屋は汚い、忘れ物は多い、プリント出さない、おねしょは治らない、先生からよく怒られる。

子育てもいよいよ終盤に差し掛かってますが、そこそこの子どもたちになったのではと自負してます。

息子1と息子2、それぞれ家庭訪問があった。
珍しいことに、二人とも担任が男!


小学生、それも低学年で男なんて珍しいなー、と思ったら
息子2の担任は、以前支援級を担当していたらしい。


世渡り上手と思っていた息子2の方が、注意される内容が多かった。


・言葉使いが荒い(すいません、私です・・・)
・すぐはしゃぐ、ただ注意すればすぐにきちんとするのでOK


非常に穏やかで細かいところまで目の行き届く先生で、

低学年向きだな。



息子1はトラブルもなく、よくできているとのこと。


積極的ではあるものの、人の輪の中心になるタイプではないので、
(キャラ的にはうっとおしいヤツだ)
そろそろうざがられて仲間はずれにされるか?
と心配していたら

「グループ作りとかでもちゃんと和に入ってますよ」

と言っていたので、一安心。


小さいころから積極的に誘われない寂しさを
本人がずっと気にしていたので、親としては汲んでやりたいなと。
というよりも、自分から誘っちゃうから誘われないんだよね。
だから誘ってくるような兄貴風を吹かすタイプに弱い。
性格的に合わないし、あとで押し切られて凹むのにね。
・・・あぁ、私にそっくりだ。


ま、余談はさておき。


前年度担任からも学校内で発達障害は意識しなくていい、
と言われたので特に発達障害のことは言わず、


「気分のムラが大きい」
「大きな身体トラブルはないが、気が小さく心身症持ち」
「勉強が得意と思っていることが、本人の支えになっている」
「心身症もあるので、半年ごとに精神科にかかっている」
「複数の音が混じると聞こえが悪いので、窓際と後ろの席は苦手」


すると


「息子1くんは、おお~できるなこいつって感じですよ。
 まぁ、もっと手のかかる子がいっぱいいますからね、
 アッハッハ!」


だって。どういうノリじゃ。
でも私は嫌いじゃないな。高校のオタク教師みたいだよ。


息子1がちゃんとしてるのは最初だけだと思うぞ・・・

先日、無事に勉強会に行ってきました~。


11時から19時、途中休憩1時間弱のみで、ぶっ通し講義!
日本の若手哲学者ナンバーワンと言っても
過言ではない方の有意義な講義でした。



公共道徳を歴史上の哲学者の考えを整理して結びつけるという内容。
功利主義、カント哲学、社会契約説、アリストテレスからの徳など、
現代の道徳とされる哲学の基礎に加え、フェミニズム、ケアの倫理など。


※全然宗教じゃないです。
大学教授による少人数相互講義です。
彼はわたしより年下なんだぜー。びっくり。


難しかったけど、勉強は楽しい!さらに、


「冷静な時の息子1は、社会をカント的発想で捉えてるんだ!」


という気づきを得られただけでも面白かった。


「欲望だけに振り回されているのは、人間本来の姿ではない」


と息子1も考えているからね~

何でだろうね?本当に不思議なんだよね。厨2病www


でも実際は欲望まみれの嫌なこと後回しwww
そのあたりに自己矛盾を感じ、常に後悔しているのよねー!


なぜなら「本来こうあるべき」という理想が高いから。
意志力の弱さを理屈じゃ分かってるんだろうね。
でも突っ走ってしまって大きく凹むという。


他にも、理性的主体に属さない思考回路
(=感情や状況で簡単に主張を変える人の考え方)
が理解できず、判断材料にしなくていいと思いがち。

さらに、根拠のない風潮や認識出来ないことに流されるのをすごく嫌う。
おまけに、かなり正義感が強い。


でもその出し方がねー・・・
暴力に訴えるタイプには放置してやられるし、
腹の立った相手にはこてんぱんに言ってしまうし、
理知的に考えない相手には伝えることを諦めるし。


この先、息子1のいいところを活かしながらも、
他者に受け入れられるように方向付けしてやりたいものだ。



以前も書いたけど 、私の論文の先生が
息子1の論理性の高さに感心して、


「息子さん、数学の代数分野が向いてそうだよねー。
 大事に育ててくださいね」


と励まされたのはやっぱり嬉しかった。


さらに、講義をしてくれた先生にも励まされた。
その日の振り返りで、私の勉強目的が、
息子がADHD気味で凡ミスが多いが論理性が高く、
その説明技術が至らず論理ブリッジが飛ぶので、
それをうまく埋めてやるため、と説明したら、


「カンティシズムな息子さんね~
 主張と人間性って相反することも多いんだよねー。
 ガチガチの厳しい思想を主張する人は
 ぶっ飛んだ人間性してたりw
 うちの大学院もそういう奴はいっぱい!
 毎回試験に筆記用具を忘れてくるやつとか。
 試験だっていうのにwww」


よくわかってらっしゃる。息子1はまさにそのタイプ。

おおー。息子1、好きなことを極めて、

多少のボケは許してもらえる職場で働けるといいね!

さて、相変わらずの息子1。
とは言いながらも医者の予想通り、だんだんと落ち着いてきた。


のめり込み方は相変わらずだけど、
感情の起伏をだいぶコントロールできるように。


中学年の成長ってすごいなー。


先日も、息子1がガチャガチャをやりたいと言い出した。


もちろん、「んなもんいらん」「知るかボケ」
といつも通り適当にあしらっていたら
(思いつきのわがままはスルーする方針)
つまんねぇー、とかグズグズ言っていた。


「文句言っても言わなくても、結論は変わらないよ!
 やりたかったら事前に計画立てて、小遣いを持ってくるんだね!」


と言い返した。すると、



「はーい、文句言うのやーめたっと!
 気持ち切り替えよっと!
 なんせ俺は立ち直りの早い男だからね。」



だってwww吹き出しそうになるのを我慢して、


「やるなぁー!つまらないことで気持ちを消費しないで
 もっと大事なことにエネルギーを使う方が有益だよねぇ。
 あんたはやっぱり賢いわ。
 じゃ、頭のいい私の息子に質問!」


とおだてつつ、最近ではマイケル・サンデルの
ハーバード白熱授業で有名なトロッコ問題を出した。
さらに条件を追加して、架線工事の作業者が家族ならどうする、
運転手である自分の責務は何だろうか、など色々話し合った。


感情と理屈を切り離すトレーニングと、
議論の仕方を学ぶといういい機会になっている。


最近では、論理上で言い負かされることも増えてきた。

なので、今週末は久しぶりに勉強に行ってくる。


社会情勢や立ち位置によって大きく変わる「常識」や
「社会通念」に依存しない思考と論理のあり方を
自分や息子たちのためにも磨き上げたい。


「みんながこうしてるから」を論拠にした主張に屈することなく、
母親として今後も精進するぞー!



と言いながらも、最近の息子1は化学法則に興味を持ちだした。
もちろんマンガからwww


ブラウン運動ってなに?
気体間はわかるけど、

固体間でも原子は動くの?
原子の運動エネルギーはどこ由来?


って・・・


そんなもん、とうの昔に忘れたわ!!

ちなみに微積の計算も微妙w

高校数学もやばいwちゃんと受験勉強したのにw

こんな私は理工学部卒&研究所元内定者www

はい、大学時代の教科書を読み直します・・・

今晩、久しぶりにリアルタイムでがっちりニュースを見た。
そこで初めて息子1に被災地での様子を見せた。


地震以来、リアルタイムでじっくりテレビをみることがまずなかった。


地震が起こってすぐでは、あまりにリアルすぎて
受け止められないだろうとの判断から。

地震の話もあまりしてこなかった。


息子1、呆然。


津波の様子。
家族が亡くなった知らせを聞いて泣きじゃくるおばあさん。
避難所での暮らし。


「どう思う?」と質問しても
「何とも思わない・・・」と返事したあと、
黙ってまたテレビを見続けていた。



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地震が起きた翌週、学校が午前授業になった。
放課後が長ければ、友達と遊ぶ約束をしてくる。

普段なら我が家で遊ぶことも許すのだが、
余震は心配だわ、よそのお子さんを預かる自信もなく、
なんせこんな状況では私の仕事もどうなるか読めない。


なので、地震1週間以内は放課後遊び禁止にした。


でも、勝手に約束してきた。

上記の理由をつけて、冷静に説明した。


それでも、遊びたくて大泣きした。
それを見て私もスイッチが入ってしまった。


「またあんな地震があったら、
こないだの揺れで壊れかけた建物が倒れるかもよ!
そうしたら死ぬかもしれないでしょ!」


息子1、


「遊んでて死んでもいいもん!」


さすがにそれは許せず、顔面引っぱたいて


「そこまで言うなら遊びに行け!」


と家をたたき出したら、見事に遊びに行った。


でも、相手の家も我が家同様外遊び禁止だったらしく、
すごすご帰ってきた。


「○○、お母さんがダメって言うから遊べないって・・・」


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大した被害がないから
死んでもいいから遊びに行くなんて言えたんだと思う。


このニュースを見て、あの時に私がどうして遊ぶなと言ったか
理解してくれればなーと思う。



先週半ばから、近所のお母さん同士で
「遊んでいい場所は○○と××のみ、
地震があったら、揺れが止まった時点ですぐ自宅に戻る」
という取り決めをして、外遊びを許可した。


今週からは、いつも以上に遊ぶ場所を必ず伝えて
時間も短くして外遊びを許可することにした。


ストレスがたまるのは分かるが、
さすがに死んでもいいとか言われると凹むわ。

先日、東京電力の茨城にある発電所に勤めてる

大学時代の友人からやっとメールが来た。


毎日、津波で壊れた現場の復旧や、

福島の原子炉が使えない分の発電コントロールなどの

作業を続けているとのこと。



彼が入社してすぐ、その友人が「お盆は休みが取りづらいんだよねー」

と話をしていた。


その理由というのが、電気は貯めることができないので、

供給する電力が多すぎれば電圧が上がり、

少なすぎれば停電になる。


なので、発電所の制御はとても難しいのだとか。

お盆は工場も止まり、旅行に行く人も多いので、

普段と違うから、その辺の過去実績から予測したり、

現状に合わせた調整が必要だそう。


これから夏に向け、電力消費が上がるので

福島が出来なくなった分なども電気供給ができるよう
精一杯努力すると書いてました。



でもね、茨城もまだ水道復旧できず厳しいらしい。

そりゃ最もひどい被害を受けたところに比べれば

ましなのかもしれないけど・・・



そして、東京電力の社員の方々が復旧につとめる間、

計画停電で不便な思いをしている人もいる。


全体の電気使用量が減れば、計画停電のエリアも減らせる。

なので、今後も節電に励もうと思う。



そういや、地震以来TVゲーム禁止してるや。

何とかなるもんなのね。

テレビもいつも見てるものとNHKのニュースだけ。


ショッキングな画面ばかりを見せたら、

感受性の強い子には防災の心構えになんてならず、

深い落ち込みになるだけなんだよね。

だから、もうちょっと落ち着くまではあまり見せないつもり。


「バカになるからダメなら納得いかないけど、

この状況ならしょうがないよね。

あー早くwiiが毎日できるようになるといいなぁ」


と息子1が申しておりました。


確実に何かは変わっているんだけど、

ホント、早くみんなが安心して暮らせるようになるといいな。

<福島第1原発>東京、「健康上の危険ない」 IAEA
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110319-00000026-mai-int


毎日新聞 3月19日(土)10時36分配信

 【ベルリン小谷守彦】国際原子力機関(IAEA、本部・ウィーン)のグラハム・アンドリュー科学技術担当補佐官は18日、同機関の専門家チームによる放射線量計測の結果、「東京都内で健康上の危険はない」との評価を明らかにした。専門家チームはさらに福島第1原発周辺に現地入りし、活動を続ける。

 都内の計測は同日、来日した専門家チームが行った。アンドリュー補佐官は、原子炉に通常含まれる放射性ヨウ素や放射性セシウムは確認できなかったとしている。




福島第1原発:日本への渡航制限「必要なし」 WHO
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110319k0000e030023000c.html?inb=yt


福島第1原発:日本への渡航制限「必要なし」 WHO
 【ジュネーブ伊藤智永】世界保健機関(WHO)は18日、福島第1原発の放射能漏れ事故に関連し、原発から半径30キロ圏内を除けば、現時点で東京都内を含め日本への渡航を制限する必要はないとの見解を公表した。東京からの「避難」や、日本から輸出された食品への「警戒」も不要だと指摘した。WHOはインターネットのホームページに「渡航制限勧告」とは反対の「渡航安全勧告」を掲載する予定だ。

 国連欧州本部で記者会見したハートル広報官は、東京周辺で検出された放射線の数値が微増したとはいえ「健康に悪影響を及ぼすには程遠いレベルだ」と強調。「日本に旅行する人は放射線を恐れる理由はない」と述べた。

 一部の外国大使館や外国人などが東京から西へ「避難」している対応については「感情的な問題だ。それぞれの危機対応なので、気持ちは理解はできるが、現時点で公衆衛生上、東京に滞在するのに健康への危険は低い」と指摘した。

 日本の食品に関しては、被災地域の食品も含めて「震災以前の食品には危険はない。被災後は、気候や被災地の状況を考えると、被災地の食品が輸出されたという可能性はほとんどない」と述べた。

 また、「放射能汚染用」との触れ込みで、海外でもヨウ素剤を大量購入する現象が起きているが、自己治療はかえって危険だと警告した。




イタリア国営放送『東京の放射線量が凄いぞ!!なんとローマより低い!!』
(2chニュー速クオリティ)
http://news4vip.livedoor.biz/archives/51763766.html


イタリアに逃げた人涙目wwww

※2chってさげすまれることも多いけど、けっこうまともなことも多いのよ。



「ローマの方が放射線値は高いとはいえ」

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110319/erp11031918510005-n1.htm
 日本は「世界一の地震国」として知られ、同時に耐震工学の分野でも世界一と信じられてきた。その国の原発が地震と大津波で破壊され、周辺で放射線が高い数値を示しているというのでは、世界中が一体、原発とは危険か否かの疑問を抱くのも無理はない。

 実際、ドイツは古い7基の原発の稼働を3カ月間一時停止することに決めた。イタリアでは、1986年のチェルノブイリ原発事故後の国民投票で新たな原発建造の中止を決め、現在では先進国中唯一の原発を持たない国となった。不足の電力は隣の原発大国のフランスから輸入している。

 イタリア政府はこれでは時代に取り残されると、産業界の要請を受けて、総電力生産量の25%は原子力に頼ろうと、原発4基の建設を決めてきたのだが、今回の事故である。政府は「現在の原発は福島原発の100倍も安全だ」と計画変更を否定したが、野党からの反対が高まるのは必至だ。

 また、イタリアの通信社アンサは16日付の東京特派員電として「イタリア政府の防災チームが東京の大使館屋上で計測した大気中の放射線値は、ローマ市の1時間当たり平均値0・25マイクロシーベルトより低い0・04マイクロシーベルトで現在の東京に危険はない」と伝えた。とはいえ、今回の事故で原発を招致する市町村が皆無になることは確かである。(坂本鉄男)


やっぱりねー、原発反対派を黙らせるためにいろんな情報が使われるんだよ。

こうやって事故後でも大丈夫でしょとか、

日本の事後処理が悪いから危険だとか、

日本の技術はまずいからうちの国の原発を輸入しろとか、

金額がでかいだけに、色々な論拠にするにきまってるじゃん。



この状況下、原発そのものの安全性について論じるつもりはありません。

それはこのタイミングで考える内容ではないからです。

※普段からもうちょっと電気使用量を減らして、

 原子力発電の負荷を下げられればいいなとは思いますが・・・

 電気の恩恵にあずかっておきながら、原発絶対いや!なんて

 言うのもどうかと思うけどね。必要悪というか、仕方ないというか。


このタイミングで、神奈川住民である私が避難する必要があるかどうか、

ということについてです。


前回の3日記は、現時点での神奈川県での放射能の危険性について

自分なりの判断をしているだけです。


でも、それを気にして現時点で仕事を放棄してまで

避難するのは、我が家には必要がない。

今、ここを離れるのは、いつ交通事故にあうか分からないからと、

車に乗らないような行為だと思うので。


じゃ、こんなこと書かなくてもいいのに!と思われるかもしれませんが、

なんとなく逃げた方がいいのかなー、

放射線って超怖いじゃん、どうしたらいいのと不安がっている方の

判断材料の一つになればいいと思って書いています。


逆に、すでに神奈川を離れた人を非難する意図はありません。

それなりに考えた結果や移動する状況が整っていたのでしょうし。


ただ、現時点では戻ってきても健康に害を及ぼすということではない、

ということは伝えたいですね。


ただし、原子炉の冷却の状況によってどうなるかはまだ分かりません。

冷却水の入った箇所が破損すれば、かなり危険な状況になるのは確かです。

その時には、この記載内容はあてはまりません。


ま、そのような事態になれば、原発周辺をコンクリートで覆うことで、

このあたりが住めなくなるようなことはないわけですしね・・・


ということで、首都圏の方は慌てず落ち着いて行動しましょう。

煽ってるような情報は、落ち着いて冷静に受け止め、

情報の取捨選択をしましょう。


神奈川県も、被災地への物資受付を始めました。

ただし、1品目で同じ箱、5箱以上と制限が多いので、

仲間や会社でまとめるのがよさそうです。

個人や小口なら義捐金や募金などで参加する、というのがよさそうです。



来週は予定通り伊豆に卒園記念旅行します。

本日卒園式で、ママ友たちと「どーする?」なんて言ってたのですが、

だいぶ余震もなくなってきたしさー、行くか!と相成りました。

子どもたちも、もちろん私たちもすごく楽しみにしていたし。


ここのところ、余震やら地震対応で相当気が張ってたらしく、

また頭痛復活しちゃったし。

被災地の人のことを考えたら、そんなこと言うのも失礼よねぇ。

でも、とりあえずは安全に配慮して旅行してこようと思います。

そして元気になって、再び頑張ろうと思います。


引き続き節電もね!

じゃ、原発問題でビビりすぎはどーなんだろって日記はこれで最後。



□在日外国人が母国指示で東京より西に避難してる理由は


・自宅じゃないからいつでも移動できる
 自宅も仕事も固定されてる日本人とは状況が違うべ。


・東北でも九州でも赴任者に掛けるコストが変わらないなら
 大事をとって移動させるだろーが。そりゃ使用者責任だわさ。

 私だって部下が海外赴任先でそんな天災があったら

 原発関係なく帰国ないし移動させるよ。余震だって心配だし。


・日本国内でのニュースを外国人が迅速正確に理解するのは難しいことも
 語学の壁や環境などもあるから、そりゃ不安で仕方なかろう。

 日本人ですら情報に惑わされる部分が多い状態だぜ~


・海外は原子力発電が多いせいか、かなり大げさに報道されてる
 どこの国でもセンセーショナルな報道の方が目につくよね、

 もちろん日本もだけど。
 それに地震被害が大変です、ってニュースをやっといて、

 現地の報道せずに東京でガソリンスタンド渋滞をうつしても説得力ないべw


・外人は地震慣れしてない

 日本は地殻の構造上、多すぎなんだよw

 だから慣れてるのかもね。建物も地震対策してること多いし。



それを鑑みず


「外人は移動命令出してる!日本人も移動しなきゃやばい!

外国だけが真実を知っていて、日本政府はやばすぎるから隠してるんだ!」


って直結させるのはどーなんだろね。




今まで通りなーんも心配せずには済まない状態ではあると思う。

でも大騒ぎしすぎ。やれることやるしかねーだろが。


私は余震や買い占めや思い込みの激しい人間の方が怖いわw

以下、引用や規定事項は■、自分の見解や計算は□で書きます。


■放射線が人体に与える影響の大きさを表す単位はシーベルトで、
1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト


□報道によって、ミリだのマイクロだのがつきますので、

この換算を常に頭にいれて計算。

以下の文で、特に注意がない場合は数字の単位はマイクロシーベルトとしてください。


□報道で発表される数値が瞬間的数値なのか、

1時間あたりの数値(毎時○○シーベルト)なのかは

報道でも前後の文脈をきちんととらえて判断してください。


■放射線や放射能の単位について教えて(新潟県)
http://www.pref.niigata.lg.jp/houshasen/1223920896359.html



■例えば、CTは6900マイクロシーベルトを一瞬で被ばくするが、

一年間に自然環境から人が受ける放射線の世界平均は2400マイクロシーベルト。
ウィキペディアより
放射線
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A
放射線障害
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E9%9A%9C%E5%AE%B3
被曝
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A2%AB%E6%9B%9D



■横浜市内における放射線量の測定状況について
http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/saigai/

なお、21年度における平均値は、22ナノグレイ毎時[nGy/h]です。(最大44~最小20)。


100ナノグレイ毎時[nGy/h]の地点に10時間いたとしても、

0.0008mSv[ミリシーベルト](=0.8マイクロシーベルト※補足)です。

■3/18(金)の15時現在は33ナノグレイ毎時です。

□ということは
100ナノグレイ毎時で10時間→0.8マイクロシーベルト
33ナノグレイ毎時で10時間→0.26マイクロシーベルト
→1日は24時間=10時間*2.4、なので2.4倍して、

 1日で0.62マイクロシーベルト
→1年は365日なので365倍

 1年で226.3マイクロシーベルト


■最大値で3/16(水)の6時で150ナノグレイが出ていますが、
□もし仮にこの数値が1年続いたとしても
150/33=4.5
226.3*4.5=1018.35マイクロシーベルトだよ?


■先述のとおり、1000マイクロシーベルトが

一般公衆が1年間にさらされてよい放射線の限度。

ただし、これは医療機関や日常の自然界などでさらされることを加味している。

さらに大きなゆとりをもってこの数値設定。


■武田邦彦(中部大学)さんが
http://takedanet.com/
で、妊婦や子どもは身体が小さいから影響も大きい、と書いているけど、

この人は10倍程度のリスクを考えればいいのでは?と提案している。


□となると、横浜の年間値を10倍したら2263マイクロシーベルトとみなせる。
2000で放射線業務従事者(妊娠中の女子に限る)が

妊娠を知ったときから出産までにさらされてよい腹部表面の放射線の限度、

2400で一年間に自然環境から人が受ける放射線の世界平均。



ちなみに、工学部化学科卒業からすると、原子量が気になるところ。

その観点から考えると


■問題になっている放射性物質は、キセノン135など。
キセノンの原子量※は131。
空気の原子量は、酸素が32、水素が2、二酸化炭素が4。

※原子量とは物質の重さの比重。

詳しくは高校1年生で習う化学の教科書を読みなされ。


□そんな空気より重いキセノンが「身体に影響を及ぼすほど大量に」

空気に乗って飛んでいくってことは、

原発近隣で相当の大量な放射能漏れでもしないかぎり起こりにくいだろーに。

化学物質が風媒花だったら簡単に飛んでいくかもね。

・・・なーんて話を昨日同僚(同じく化学系学部卒業)と話していたのだった。


けっこう親切なサイト↓


■原発に関するQ&Aまとめ(サイエンスメディアセンター)
http://smc-japan.sakura.ne.jp/?p=956



ということで、現時点での神奈川県下での状況は

私自身、ほとんど心配してません。

まー万が一のことも考えて、内部被ばくしないようにマスクはしてるけど。

つーかそれ以前に花粉症だしな。


そういやさ、放射性物質の何がこわいのかみんな知ってるのかね?

原爆やチェルノブイリのイメージだけなんじゃない?