『金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った 』 安部 芳裕 (徳間書店 2008/09)
お金の歴史が学べます。お金は生きていく上で必要なものですが、本質を知っている方は少ないと思います。
お金の発達史、銀行の成り立ち、ユダヤ教徒の迫害から生まれた金融システム。
金融の仕組みを作ったのはユダヤ人、戦争を仕掛けているのは金融を支配している一部のユダヤ人とその関係者であり、ユダヤ人以外の人種は適度に間引く必要があるという思想を話しあっていたという説もあります。
「すべての戦争を防止させるために、世界統一政府を作る」という思想の元に造られた秘密結社イルミナティ。
実際には、政府の高い役職に就いている人を操作し、対立させ弱らせ、支配権を握るという戦略をとっていたようです。
そしてその流れを受け継ぐアメリカのスカル&ボーンズ社。
アダムス家、タフト家、ロックフェラー家、ブッシュ家などはここのグループに名を連ねています。
9.11のワールドトレードセンターも飛行機が突っ込んだだけではビルは倒壊しなったのに、戦争を仕掛けるためにアメリカ政府が爆破したのではないかといううわさも。当時の大統領であった、ブッシュ元大統領もスカル&ボーンズ社の流れを汲むことも信憑性を増します。
また、フランス革命や明治維新、第二次世界大戦など、裏で糸を引いていたのはロスチャイルド家であったということも本当かもしれません。実際、戦争のための武器を売っていたのはほとんどアメリカ。坂本竜馬が亀山社中を経由して薩摩に武器を流していたのも、アメリカのグラバーから買ったものと言われています。ペリーを日本に派遣したのもロスチャイルド家の関係者で、中国に売っていた阿片をついでに日本にも売るために開国を迫ったとか。
などなど、金融の仕組みと世界の歴史とのつながりを丁寧に書き連ねてありますので、歴史本としても秀逸だと思います。
バーコードには数字の間に飛び出た長い棒がありますが、その意図はご存知でしょうか。
こういったものにも、金融による支配やや権力の意図が見え隠れします。
