■国益とは何でしょう。

すいません。時勢に疎いので、今更な話を・・・・

中川さんが辞任された話なのですが
何を国内で盛り上がっているのでしょう。

APが初っ端に配信した時は、
単なるホットエピソードでしたが
国内では

「国賊ものだ」
とか
「世界に恥を晒した」
とか
「この金融危機に・・・」

と普段国益と関係のないメディアマスコミが
一斉に「国士」になったのには笑ってしまいました^^

もし、国際社会から見た国辱というなら、それは
世界各国が経済対策に翻弄されているこの時期に
担当大臣を引きずり降ろした我が国国情そのものに対する目線でしょう。

実際、各国メディアが面白おかしく酩酊事件を扱ったのは
「このご時世に、日本は余裕だな」
という羨望を中傷に変化させたものに過ぎません。

実際に「国辱」となったのは
記者会見の醜態ごときで、担当大臣を辞任させた我が国国情そのものが
海外に”配信”された時からだと思うのですが。

読売の越前谷女史がどうのこうのと言うより
担当大臣を”辞めさせる理由の軽さ”が、国辱そのものの正体ではないかと。

というわけで、
我が国のマスコミがおかしくなった元々の原因・・・

アメリカの占領政策において
(というより、どこの国もまずそうするでしょう・・という話)

容姿が似ていて、イデオロギーが中途半端で
標榜とは裏腹に、経済利益至上主義な”ある”マイノリティを
”草”の如く活用したわけですが
それが用済みとなって以降は
新たなクライアントに利用されるわけです。

だいたい、同盟国に対して、情報工作というのは
正面工作で十分なわけで
スパイ映画モドキの工作というのは
非同盟国であり、仮想敵国あたりが跋扈することになる。


アメリカがマイノリティを手足のように使ったのは、せいぜい55年体制あたりまでで
その後は、正面から、政治家などの要人を一本釣りしていけばよかったわけです。

例えば
テレビでアメリカ人が政治的コメントをしていてもなんとなく聞き流しますが
ロシア人や中国人が専門家面してコメントをしていれば
今でも少し構えるでしょう?

これが、今の土台の差であって、
それが為に、姑息な情報工作に触れざるを得ない。

そこで、アメリカが昔にばら撒いた特定マイノリティーの流れが
キャスティングボードを握っていくわけです。

労組や文化人にも
KGBや国務院にありがたいコードネームを授かった人が
幾人もおられましたが^^

普段日本人名を名乗っている新聞記者が
海外取材の際に”普通でない”パスポートを持っているのがごろごろいるとか
素性の怪しいコメンテーターが偉そうにしているとか
やはり行き着くところは”そこ”であります。

そもそも、現政権に対する異常な批判報道というのも
「世間受けするから」
という理由をあげる人もいますが
ブレーキの効かない”自省の欠如”を目の当たりにすれば
単なる経済原理を原因にはできません。

結局、アメリカの残した残骸の後始末を
きちんとつけなかった(つけられなかった)
我が国の自業自得といえます。

で話は変わって、郵政民営化なんですが
オリックスあたりのふざけた政商ぶりには憤懣本舗^^なのですが
なぜこのタイミングなのでしょう。

今の瀕死のオリックスに、このまま処理をさせるのも面白かったかもしれません^^

確かに、評価上、一千億程度の損はあるかもしれませんが
国家財政上の負債は、ある程度回避できると思います。

郵政選挙の時期の情勢はともかく
今の国際会計基準至上主義の流れでいくと
バランスシートからはずせてよかったかも・・と。

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今から会社なので
また後ほど。