■どちらにしろ、中共エリートとお友達
もう四の五の言いませんが
対日施策は、巧妙に、ワンクッションおいて
中共アシスト・・・・
な世界が待っているでしょう。
で台湾経済問題は、演出で作られてきたのですが
台湾国民はうまく誘導されたかもしれません。
台湾総統に馬英九氏 8年ぶりに国民党政権
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080322/chn0803222050019-n1.htm
(産経)
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馬さんといえばごりごりの反日闘士なわけですが
実利主義というかリアリストでもある・・・ともされています。
どちらにしろ、ラジカル反日言動は一旦封印して
実を取ろうというやり方らしいですが
所詮、ラジカルな原点は捨てるとも思えません。
ところで、馬さんといえば
「反共主義」
とか言われていますが、反中共としては
その行動事跡が胡散臭いことこの上ない。
例えば、たまたまですが、こういう問題・・・
↓
「日銀つこうた」が2ちゃんねるで閲覧可能と各紙一斉報道
http://birthofblues.livedoor.biz/archives/50590975.html
(Birth of Bluesさん)
このWinnyについて、多少気になることがありまして
それも馬さんと多少の絡みがある・・という話なのですが、
このP2P関連でジーン・カンという人の話題。
知名度的にはどうなのか良くわかりませんが。
Gene Kan
http://en.wikipedia.org/wiki/Gene_Kan
この人はGnutellaP2PプロトコルのUnix部分、
つまりGnutellaの核心の部分の開発者でありますが
5-6年前に自殺されます。
その一年前ぐらいに来日されているのですが
その時にファンド関係でお会いしたことがあります。
うちの社長も私も、この手の技術はちんぷんカンプンですが
とにかくクライアント関係の手前、
一夜漬けで知識を詰め込んでメッセージのやりとりをしたわけです。
この世界でどの程度の知名度・・というか
どういう存在であったのかはよく理解していませんが
とにかく若きエリートであったようです。
その筋では、プログラマーとして有名な人だったようですが
不思議なことに
彼の名前はGnutellaのWikiJaなどから消されている。
↓
Gnutella
http://ja.wikipedia.org/wiki/Gnutella
この人は天才ゆえ、
鬱病にかかり、ショットガンで頭を撃ち抜いた・・・
と一般的には言われているのですが
拍車をかけた要因があったのではないかと思っております。
というのも、
米国において、
あるグループの囲い込みの攻勢にあっていて
それもスパイ大作戦ばりの恫喝も含んでいたそうです。
それが米国内チャイナネットワークの
第4世代連中、つまり、中共執行部のエリートが中心の
テクノクラート集団でありまして
面白いことにその担当者が、あるエージェントを
ジーン・カンに紹介してきた・・・
それが何故か、台北市長のエージェントでもあったのですが
当時の台北市長といえば、
”馬英九”氏であったわけです。
つまり、
江沢民系の中共テクノクラートの差し向けたエージェントと
馬さんのエージェントが同一人物であったという話であります。
何が言いたいのかというと
ジーン・カン氏は
英国出身の米国移民であるのですが
”中国系”というカテゴリーだけで
執拗に中共の"勧誘"にあっていたわけです。
それが馬さんとも関係があったと。
その後の自衛隊Winny禍問題など見ていますと
どうも胡散臭いものを感じるわけですが
とまれ、中共と距離をおいているとアピールする
馬さんが、米国チャイナネットワークでは
中共テクノクラートとべったり?であったという興味深い現実を
直に垣間見てしまったということなのですが・・・・・
私がちょくちょく指摘する、
中共の”第二の財布”の意味ですが
中共の次世代連中の一部は
中国が崩壊しても
上海辺りで経済自治国家体制を残して
何食わぬ顔で中華コントローラーの体制を構築する
脱出ポッド様の準備を進めていまして
それがSWFなんかの複雑な帰属トリックを構築しているわけです。
そういった連中は”共産主義”という思想を単なる道具だと思っている。
そういった連中と意気投合する輩というのは
思想信条、信仰、ナショナリズム、というのは
単なる政治駆け引きの道具であるわけです。
この連中の価値判断というのは
実にあっけらかんとした経済実利主義であり
この手の筋は、国境を越えて結託します。
で全然話題は変わりますが^^
■インドは中共の敵であるかどうか・・
CNNがまた胡散臭い話を流していますが
これもまた”ある種の”実態を覗かせているのではないかと
↓
中国のチベット政策、対外イメージ損ねると 6カ国調査
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200803190035.html
(CNN)
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なんといいますか
今次チベット騒乱前の調査を掲げるのもあれですが
インドの国情を無視した調査であり、
実に恣意的な報道でありますが
そもそも喧伝されるチベットインド関係も少し語弊がありそうです。
特に、中共のチベット施策の要因として
インド隣接のチベットを安全保障上の緩衝地域として見ている・・
という話ですが
もちろんそれも一因でしょうが、
そもそも、現代の印中関係において、チベットの地政学的意味合いは
それほど大きくないわけです。
でもちろん、宗教的呼応を危惧している・・・
というのも、ヒンドゥと仏教の隔たりを無視しているわけで
純粋なる信仰呼応などありえない。
その反面、
インドのカーストエリートのバラモンなどは
すでに中共テクノクラート連中と深い交流を持っているのです。
で
インド37%が肯定しなかった。
インドでは支持派は33%、中立31%だった。
そりゃそうだろと。
電話で回答できる階層は
拡大するハリジャン(不可触民)改宗派を一切含まないわけです。
ハリジャン改宗派というのは
徹底したカースト下で、
ヒンドゥ寺院への立ち入りも許されない最下層民が
教義上だけでも、万民平等を謳う仏教に改宗するという
自然の成り行きでもあるのですが
近年、水面下でその動きが拡大しています。
で
インドテクノクラートと
中共テクノクラートが呼応して危惧するのは
ハリジャンの仏教改宗層と
チベット人民の共闘なわけです。
確かに、インドネールは、チベット亡命政府に保障を与えた。
しかし、宗教カーストエリートの
声無き反発は伝わらないわけです。
カーストエリートのバラモンには
中共エリートと刎頚にある人間が多勢になりつつあるとも言われています。
チベット問題の障壁とは
結局ビジネスマンの表面ではない関係が
無辜の人民を弄ぶ構図にこそあるのではないかと思います。
つまり
国家関係とか
思想・主義、であるとか
信仰・宗教であるとか
そういった表面上の問題は
ビジネスで結託した連中には単なる道具であるのかもしれません。
そういった意味でも
台中の単純な関係だけでは把握できない
馬政権の誕生には、細心の注意が必要だと思います。