■利権温存の皺寄せが安全・保守管理に向かったのが問題


2chの書き込みですが

http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1178538196/925



エキスポランドの経営を任意契約で受注した時は、
自民党代議士・松田竹千代の甥であり、秘書を勤めていた。
しかも政策的後継者との位置付けであった。
国民の税金で作られた施設を無償で提供したに等しいのに、
当時の上納金はたったの5%(現在は10~20%) 食堂部門は直接経営で再委託禁止であったにも関わらず業者から契約金を徴収。


この金は売上に計上されないため、奴らの懐にそのまま入った。


このおいしい構造に目を付けたのが同和のドン小西率いる飛島会。
大阪市職員が勤務中にエキスポの屋台でやきそばを焼いていたという、
まるっきりヤクザの若手にシノギをさせる手法を公務員使って行った。


泉陽は、遊戯施設製作だけでなく、つくばエキスポのモノレールなどの「ローラー物」 に強く、利権のテーマパークである関西新空港の埋め立て工事で、和泉市近辺 の山中から沖合まで結ぶ巨大なベルトコンベアーの受注に成功している。


92年5月24日には、堺市浜寺昭和町の自宅のベランダと隣家のガレージに、
銃弾4発を撃ち込まれた。
なお、娘は関西テレビに勤務している。


実際こんな感じですね。

ただ、今も泉陽と関係が深いのは若葉懇(後藤田)と中曽根さん、

そして中国関係は野田毅さん界隈。

泉陽委託の元々の根回しは鳩山威一郎さんらしい。


相沢さんは直後事務次官に就任するんですが

大蔵省に関しては現在までエキスポは特殊案件で

万博機構との間でテラ銭と委託料のキャッチボールをして

基金の運用益なんかも一部食われています。


飛島は中野会(解散)関係で松田さんというのはもともと人権関係の・・・

(と濁す)

浜寺の発砲事件というのは園内園外のテキヤ整備関係という話もあります。


ところで車軸の破断だってことで、問題が単なるメンテに矮小化されそうですが

コースターというのは自動車みたいなものではなくて

レール等も含めた建築物なわけで、その部分の認識が抜けているように

思います。


泉陽がそのあたりすべて施工したわけですが

コース設計、そこからくる負荷なんかの計算から

部品劣化などを算出して保守計画を作っていくわけで

まったく部品交換をしないっていうのはむちゃくちゃなわけです。


実際、車体の組上げから、コースの施工まで行ったわけですから

ここ数年間は騙し騙しの状態だったでしょう。


なぜメンテナンスが疎かになったのかというと

経営不振の皺寄せ以外の何物でもありません。


また万博機構も安全軽視といえる態度です。



第15回日本万国博覧会記念機構分科会 [議事録]

http://www.mof.go.jp/singikai/dokuritsu/banpaku/giji/180803b.htm



○中井理事長 わかりました。安全性の問題については一番気にしているところでもございますけども、一応、事業部担当の今川理事の方から、それから、職員の数については総務を担当しています藤原理事の方から、具体的にお答え申し上げます。


○橋本分科会長 簡単で


○今川理事 最初に、プール事故に伴います公園内のエキスポランドの件につきまして、簡単に御説明させてもらいますと、エキスポランドにつきましては、動く遊具が多うございますので、それについてはマニュアルを作って、そのマニュアルを機構の方でチェックするというシステムにしております。そして、エキスポランドの方は専門の職員で毎日点検を行っておりますし、このエキスポランドを経営している会社は遊具の専門メーカーでございまして、技術者が常駐しているということで、過去、事故が起きた件はございません。昨年起きましたのは、動いている遊具に安全装置が作動しまして止まったというものでございまして、事故という範疇のものではございません。それは、さらに点検して、問題ないということで遊具の動きを再開しております。


~~


それから、さっき言いそびれましたけれども、エキスポランドの方は機構の職員を1人、担当を決めまして、毎週最低2回はエキスポランドに足を運んで、その安全について向こうの職員と打ち合わせをするというような形をとっております。

~~


こういったことで、予測しがたい事故が起きますので、他に起きた事故を教訓に、再点検して万全を期してまいりたいというように考えております。

以上でございます。


○橋本分科会長 ありがとうございます。


○藤原理事 非常勤といいますか、嘱託あるいは賃金職員のまず人数でございますけれども、嘱託は2人おりまして、1人は、今、話に出ていました警備を担当しております警備主任です。もう一人は自然観察学習館の館長さん、これは学校の校長先生のOBでございます。それから、賃金職員の方は1年契約の雇用をしておりますのが1人、これは今の学習館の指導員の先生、これも学校の先生のOBです。あとは2カ月の形で雇用しております非常勤というか賃金職員でございます。これは繁忙期あるいは閑散期、時期によっていろいろ違いますので数え方は難しいんですけれども、最大のところをとりますと、自然観察学習館の方に最大3人、それから機構の職場の方ですね。ビルの中の職場の方に6名おります。したがいまして、整理してみますと、嘱託が2人、それから賃金職員の方は時期によりますけれども最大10人ということになります。

研修の方でございますけれども、嘱託の2人はもともと専門家でございますし、あと賃金職員の中の1年雇用の自然観察学習館の指導員の先生、この3人はもともと研修自体が必要のない方でございます。あと、2カ月の形態で雇用されております賃金職員でございますけれども、これはどこの組織でも同じだと思うんですけども、作業の内容自体が、例えば課に配属されております人ですと、コピーでありますとか、書類の整理だとか、そういった単純な作業でございますので、事の性質上、最初に来られたときには仕事、パソコンの使い方とか、それは教えますけれども、まとまった形で研修をしているということはございません。

以上でございます。


○橋本分科会長 心配が出ていたのは、実際、現場で作業をしている方がアルバイトとか派遣された方とか、そういう方はかなり来ておられるケースがある部分で、そういう人にも、特に安全面に関して伝達なり手続なり、その点、今後ともくれぐれも御注意していただければありがたいということだけでございます。

そういうことですので、ひとつよろしくお願いします。

それでは、それでよろしゅうございますか


この議事録を見てもわかるように

安全管理に対する認識が甘く

安全管理の問題なのに、学習館の人員であるとか

事務員の話になっています。


よろしゅうございますねと。


その前に事故会見での説明と微妙に違います。


そもそもエキスポランドの利用については

再開の前年に検討に入っているという形になっていますが

当の相沢(局長)の説明(もちろんこの時には内々でスキムは出来上がっていたのでしょうが)

と違うものが出来上がってしまっています。


第065回国会 大蔵委員会 第35号
昭和四十六年五月十九日

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/065/0140/06505190140035c.html


事故の問題と天下り構造とは直接関係ないという意見もありますが

機構とエキスポランドの収支を保つために

悪化した経営の皺寄せが安全管理費の圧縮につながっているのは明白です。


今年エキスポは大幅なリニューアルをしますが

あくまで収益改善のためのテコ入れで

そんな資金があったら、一部でも安全整備に回すべきだったのです。


テラ銭を払う立場のエキスポランドが委託料という名目で

機構側から多額の資金の還流を受け、

それがまた機構側に還流するという

キャッチボールをなぜする必要があったのか。


その一部でもまともに安全保守に回せば

設置以来、一度もライドの部品を交換しないなどという異常事態は起こらなかったはずです。


とか言っているうちにこんな報道。



コースター事故、過去30年で45件・114人の死傷者

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070510i406.htm?from=main4

(読売)



全国の遊園地に設置されているジェットコースターで、過去約30年間に少なくとも45件の事故が発生していることが、国土交通省所管の財団法人の調査でわかった。

 このうち28件で計114人の死傷者(死者5人、負傷者109人)が出ていた。5日に「エキスポランド」(大阪府吹田市)の立ち乗り型ジェットコースター「風神雷神2」で起きた脱線事故と同様に、車軸が折れるなど、機器のトラブルが原因の事故も4件起きており、遊園地側の整備不良やマニュアル違反などが事実上、野放しにされていた可能性が浮上した。


なぜ今頃こんな報告?

実際乗客が一人なくなっているんですが

ジェットコースターの事故というのは複数あったというのは知られています。


どうもエキスポ事故の突出を薄めているような記事に感じるんですが。


ちなみに、過剰利用(短時間に複数乗車)による死亡というのが

複数報告されているようですが

こういったことは含まれていないのかな?