■黎明の世紀って意味がわかるか?


もう、この人の「活動」は痛くてどうでもいいんですが

看過できないので一言。


結局、先の大戦で散華された人々は、

「強制された」人で「洗脳された」人たちだという。


これって冒涜だってことが彼奴等にはわかっていない。

今の自分たちの感覚で

「彼らは愚かだ」と言っているのと同義。


今の時代感覚でしか物事が捉えられない底の浅い考えが蔓延しております。


その前に、わが国だけでなく世界中が「黎明の時代」であったことも

思考から完全に抜け落ちております。

おそらく至純の意味も曲解するのでありましょう。


きっこの日記

http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20070403


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太平洋戦争末期の沖縄戦における沖縄の人たちの「集団自決」が、日本軍による命令によって行なわれたっていう絶対に覆らない事実を教科書から削除しようとしているのだ。日本軍は、沖縄の人たちに手榴弾を配り、「米軍は鬼畜だから、沖縄に上陸して来たら、女は強姦されて、男は戦車で轢き殺される」というデマを流して、「そうなる前に、この手榴弾で、自らの命を絶て!」と命令して、強制的に「集団自決」をさせた。



沖国大助教授で沖縄戦研究者の吉浜忍氏は、「検定意見で日本軍の『集団自決』への関与がぼかされたが、軍隊が誘導したのが実態だ」と指摘し、「国によって沖縄戦が書き換えられた。これまでの研究や調査を逆転させようという政治的意図を感じる」と危惧している。また、沖縄歴史教育研究会の代表、宜野湾高校教諭の新城俊昭氏は、「『強制』という軍の関与を示す言葉が抜けると、住民が自ら死んだという殉国美談になってしまう」と懸念している。


米軍は鬼畜だから、沖縄に上陸して来たら、女は強姦されて、男は戦車で轢き殺される


↑これはデマだったかね。

進駐軍は占領時に何人の無辜の国民を殺し、強姦をしたか知っているか?

隠蔽されたが、、、何千人何万人が犠牲になったというのに。

美談の前に当時の国民の思いは無視でしょうか?



そして、関東学院大教授の林博史氏は、「(集団自決は)軍の強制そのもので、これを覆す研究は皆無といえる」と指摘した上で、「(80年代の教科書検定以降)各教科書は、研究成果を踏まえて軍に強いられた自決であることを書いてきた。それを今回は、日本軍による加害性を教科書から消し去ろうとした。事実をあいまいにする政治的なひどい検定だ」と批判している。


研究成果から「軍に強いられた自決」とは一概に言えないから表現が変わったんですが。

皆無どころか証言が多数出ています。

しかも、遺族救済のための思いは無視か?


「軍命令は創作」初証言 渡嘉敷島集団自決

http://ameblo.jp/disclo/entry-10016307500.html



できっこ続き・・・


この日本軍の命令による「集団自決」で、177人もの人たちが自決させられた沖縄の座間味村では、日本軍の関与を削除した教科書の検定に対して、多くの戦争体験者たちが怒りの声が上げた。座間味村の中村一男さん(73)は、「日本軍は各家庭に、軍が厳重に保管していた手榴弾をあらかじめ渡し、米軍の捕虜になるぐらいなら死になさいと話していた」と証言している。自らの家族も「集団自決」しかかった中村さんは、「(集団自決に軍の関与がなかったとする改ざんは)歴史を歪曲することだ。私たちが戦争体験を語るのは事実を伝え、むごい戦争を二度と起こさないため。(国は)事実は事実として後世に伝えてもらいたい」と言っている。

また、「集団自決」しようとする家族を引き止めた宮里薫さん(74)は、「教科書の書き換えで、軍命でなくなったのはおかしい。あれは軍の命令だった。僕の家にも一発の手榴弾があった。軍のものだから、民間が勝手に取ることはできず、渡されたのは『住民は死ね』ということだ。軍命がないというのは、住民の実感に合わない」と批判している。


この、ニポン政府による、戦争を「美徳」とするあまりにも酷い歴史的事実の改ざんに対して、国内だけでなく、海外メディアからも疑問や批判の声が相次いでいる。アメリカの「ニューヨーク・タイムズ」では、4月1日付の記事で、「日本の文部科学省は、太平洋戦争末期の沖縄戦の集団自決をめぐる教科書の記述から、日本軍の強制による集団自決に関する部分を強制的に削除させた」と伝えている。国は、沖縄の人たちを騙し、強制的に自決させただけでなく、その事実すらも、強制的に教科書から削除させたってワケだ。そして、「ニューヨーク・タイムズ」では、「これこそが、日本の安倍政権が自分たちにとって都合の良い政府見解を日本国民に押し付けつつ、歴史自体の書き換え作業を進めていることの何よりの証拠である」と激しく批判した。


例のNT東京のオオニシノリミツ記者の記事ですが・・・

↑こうなると無茶苦茶です。

当時少年だった「何が何でも軍命」にしたい人のグループのことは必死に取り上げて

遺族の生活のために恥辱を飲み込んだ赤松氏らのことなどは無視ですか・・・



戦争へと向かうために、なりふりかまわぬ政府のやり方は、あまりにも悪質極まりないけど、自国の人たちを苦しめた日本軍の軍令ですら、その事実を改ざんしようとしてるんだから、他国の人たちを苦しめた従軍慰安婦の問題なんて、どう転んでも、政府の言ってることなんて信じらんないよね。それにしても、ここまでアカラサマな改ざんが横行しちゃうと、歴史の教科書なんて、ホントに北朝鮮レベルのメチャクチャなものが出来上がりそうだ。岩波書店沖縄戦裁判支援連絡会の事務局長、小牧薫氏は、「(これほど酷い歴史的事実の改ざんが行なわれるようでは)今後、沖縄戦そのものが削除される恐れもある」って危惧してる。


慰安婦が苦しんだとすれば、苦しめたのは朝鮮人女衒たち。

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‥‥そんなワケで、あたしは、このNNさんの貴重な「軍隊手牒」の画像を拝見させてもらったんだけど、中までハッキリと見たのは初めてだったので、その内容の恐ろしさに、自分の目を疑った。この「軍隊手牒」の中には、「応召および出征時の心得」として、ふだんから準備しておくこととして、「戸籍の整備」と「遺言の準備」があげられている。つまり、いつ戦争になって、いつ呼び出しが来てもいいように、ふだんから戸籍をきちんとして、遺言も用意しておけってことだ。こんなことが、田舎の小さな農家で働く20才そこそこの青年にまで、強要されていたのだ


これは「軍隊手牒」でしょ?遺言を強制って・・・遠足に行くんじゃないんだから・・・



だけど、ホントの恐ろしさは、そんなことじゃない。その先を読み進むと、実際に戦争になり、呼び出しが来て、戦地へと強制的に引きずり出されることになった場合の心得として、「応召時の処置」ってのが書かれてる。読みやすいように、句読点を入れて書き写したけど、それが、以下の文章だ。

「軍人ひとたび征途につくや、もとより生還を期せざるのみならず、戦場に在りては、ひとり敵中に突進して、遺骸(いがい)を残さず、あるいは勇戦奮闘して、敵弾に粉砕され、一片の肉片だにとどめず、または単機敵中深く進撃して、再び帰らざることありゆえに、遺骸の帰らざるは草むす屍(かばね)、水漬く屍の信条を発揮せる真に日本軍人の本分をまっとうしたるものなることを家族に銘肝(めいかん)せしむるとともに、写真、毛髪、爪等を残し置くを可とす。」

これは、「この国を守るためにがんばって戦ってくれ」とか、そんな甘っちょろいレベルじゃない。「戦地に行くからには、最初っから生きて帰って来られるとは思うな」って書いてあるのだ。つまりは、最初っから、「お国のために死ね」って命令してるワケだ。それにしても、国が、国民に対して、「敵弾に粉砕され、一片の肉片だにとどめず」って、とてもマトモな神経とは思えない。こんなデタラメ、どう見たって、北朝鮮とおんなじだ。完全に狂ってるよ、これ。

あたしは、当時の教科書とかも、ちゃんと読んだことはないから、知識がないけど、この文中に出て来る「草むす屍(かばね)、水漬く屍の信条」ってのも、「信条」って言ってるくらいだから、きっと、当時の子供たちに洗脳教育してたセリフなんだと思う。お国のために、天皇陛下のために、自分の命など捨てて、最後の1人になっても敵陣へと突進して犬死することが、「美徳」であり「愛国心」だって洗脳してたんだと思う。


戦地に行くからには、最初っから生きて帰って来られるとは思うな」って書いてあるのだ。

つまりは、最初っから、「お国のために死ね」って命令してるワケだ

そういう見方しかできないのか?

その前に文章をきちんと読むべき。(読めないのか?)


どこに「死ね」と書いてある?

国が国民に、「敵弾に粉砕され、一片の肉片だにとどめず」死ねと言っているのか?

軍隊手帳には

一旦戦場へ赴くと、遺骸が四散し、亡骸が遺族の元に帰らないことが

常であるから、そのことは家族に銘肝し、だからして、写真や爪、髪の毛を残してもよい・・

と書いてある。


どこにも死ねなどとは書いていない。



軍隊手帳


「草むす屍(かばね)、水漬く屍の信条」というのは

海ゆかばでわかるように、

草むす屍(かばね)、水漬く屍(放置されざるを得ない遺骸)となっても

大君(陛下)の御傍にある・・・・という意味。


だからこの文章の場合、

天皇陛下のために、自分の命など捨てて、最後の1人になっても敵陣へと突進して犬死すること

という意味はどこにもない。

しいていうなら、海ゆかばの「かへりみはせじ」にて

背私奉公を示しているので「私情を捨て(公に尽くす)」としても

死ねという意味ではない。


軍人手帳にある軍人心得は軍人勅諭に基づくものでありその主文は


 一 軍人は忠節を尽くすを本分とすへし
 一 軍人は礼儀を正しくすへし・・・
 一 軍人は武勇を尚ふへし・・・
 一 軍人は信義を重んすへし・・・
 一 軍人は質素を旨とすへし・・・


だ。



‥‥そんなワケで、ここまで読んで来ても、それでも、戦争することが間違ってないとか思ってる人たちは、最後に、沖縄戦でアメリカ軍が撮影した映像と、自らの命を捨てて、敵艦へと突っ込んで行った神風特攻隊の映像をリンクしておくので、それを見て欲しい。アメリカ軍の砲弾を浴びて、焼けただれて路傍に転がってる焼死体や、爆撃で上半身が吹き飛んでる死体など、戦争を肯定する人たちは良く見て欲しい。お国のために、天皇陛下のために死ぬことが美徳だと洗脳され、命を捨てて敵艦へと向かって行ったのに、その手前の海に突っ込んで爆発して、ムダに死んでいった神風特攻隊の少年たちの姿を見て欲しい。この映像を見れば、どんな思想を持ち出して来ようとも、どんな理屈を並べようとも、戦争など絶対に正当化することはできないと思う今日この頃なのだ。

「沖縄戦1」(4分少々)
http://www.youtube.com/watch?v=a7u7zdR8Sbs

「沖縄戦2」(4分少々)
http://www.youtube.com/watch?v=JS64LDgz-E8&mode=related&search=

「神風特攻隊」(3分少々)
http://www.youtube.com/watch?v=wKdqq3UVOo0



・・・・・・

ムダに死んでいった神風特攻隊の少年たちって何?


きっこが咥えたばこで朝鮮玉入れで遊べるのも

MAXがどうのとか、屁こいて寝ていられるのも

散華された先人の御蔭であるとなぜ思えないのか?


「むだ死に」とはまさに冒涜以外の何物でもありません。


この映像を見れば、どんな思想を持ち出して来ようとも、どんな理屈を並べようとも、

戦争など絶対に正当化することはできないと思う


この映像を見て理屈が浮かぶのはあんたらだろう。


戦争の正当化なんぞという言葉も浮かばんわい!

ただただ頭を垂れるだけじゃ。


至純の心に思いをいたすことを「美談」にするとかいうな。


しかもそれを戦争の正当化まで曲解するな。