早く現在に追いつきたいのでとばします(笑)


初めての妊娠生活がはじまった私。

妊娠初期一番恐れていたつわりは……全くありませんでした。

いや、もう本当見事なくらい生まれる前から母親孝行なわが子←すでに親バカ

軽く気持ち悪かったり貧血気味になったりはしましたが、においも食べ物の好みも妊娠前と全く変わらず。

なので妊婦の自覚がなく、よく職場で走り回って先輩ママさんたちにおこられてました(笑)


ただ一度だけ、まだ妊娠が発覚したばかりの頃かなりの出血がありました。

検診で心臓の確認が出来ない程小さい時期だった私は軽くパニック。

夜間診療の時間でしたが急いで病院へ。

でも私の頭の中には「ダメなのかもしれない…」という考えがずっとめぐっていました。

旦那も「もしダメだったとしたら俺のせいだ。俺がよめっこに苦労かけてるからだ。俺なんか消えた方が…」といいだしました。


病院に着きエコーをみた時の事は忘れられません。

「うん。大丈夫ですね。ほら、心臓がちゃんと動いてるのわかります?」

初めて見る我が子の心臓。

とても小さいけれどしっかりと脈うっていました!

とても感動し、同時に心から感謝しました。

もしもの事があった時、旦那の症状が悪化するのは確実です。

私が受ける衝撃よりもおそらく強いでしょう。

もしかしたら、最悪の事態をひきおこしてしまうかもしれない…。

でも、わが子はそんな私たちにカツをいれるかのように力強い姿をみせてくれました。

残念ながら旦那は映像を見る事ができなかったのですが、診察後の私を見て安堵の笑顔を浮かべていました。

鬱病と闘っていた私たちは、生まれる前の我が子に生きる素晴らしさと希望を教えてもらったのです。

その後も何度も病気に打ちのめされ悲観的になる事がありましたが、そのたびに支えとなってくれました。

本当にいくら感謝しても足りません。

もうすでに十分親孝行をしてもらったと思います。


そして病気に苦しめられていた旦那も、約半年後勇気の一歩を踏み出せたのですが…。

ここからがまた私たち夫婦の試練の始まりでした。
トイレから出た私に旦那が一言

「ずいぶん長かったけどお腹壊したの?」

言う決意を固めた私は検査薬を手に

「いや、実は…妊娠したかも」

私の言葉に旦那きょとん。

私自身どんな顔をしてたか覚えていません。

旦那に検査薬を差し出して陽性反応を確認。

と、彼は私の頭に手をおいてポンポンっとなでました。

「よかった。やったね。…俺ちゃんと治すから。よめっこに不安な思いさせちゃってごめん。」

旦那はそう言って受け止めてくれました。

素直に嬉しかったです。

私自身は妊娠した喜びよりも、なんでこの時期に…という思いが強かった。

旦那の看病と並行して、これから起こるであろうつわり等の妊娠による体調変化を管理する自信がなかった。

更にいつ治るかわからない病気で、出産と育児を迎えていいのか迷いがありました。

でも一番辛い思いをしている旦那が受け止めてくれた。

出産が負担ではなく励みになるかもしれない。

なにより授かった命を二人で育んでいく喜びが、旦那の病にもプラスに働くはず。

不安がすべて消えたわけではないが、赤ちゃんがこの時期の私たちを選んだのにはきっと意味がある。

そう感じて私たちは親になる決意を固めました。
昨年夏に旦那が鬱病になり、9月に休職に入りました。

で、私も旦那の看病と自分の新しい仕事(パートですが)にいっぱいいっぱいですっかり忘れてたんです。


そういえば…今月生理きてない。


今まではきっちり28日周期できてた。

もしや…。

朝の通勤中に気づいたので一日そわそわしてたかも。

帰りに妊娠検査薬を買い、自宅で夕飯後トイレへ。

結果……陽性。

あの時最初に浮かんだのは「どうしよう」でした。

本当なら喜んで旦那に伝えたいけれど、今の彼に受け止めるだけの余裕があるだろうか。


しばらくトイレからでられませんでした。