こんばんは!神崎です!
今日は指向を変えた話をしようと思います。
「いい作品」とはなにか?
答えのない問いだと思います。たまにふと思い出します。
あまり考えすぎてもどん詰まりになってしまうのでほどほどに目を通すくらいでどうぞ!
自分の中で今出ているいくつかの答えとしては……
・その作品は、世界を変えることが出来るか
・その作品は、誰のためにあるのか
・その作品に、悔いはないか
このあたりだと思います。
・その作品は、世界を変えることが出来るか
ここで言う『世界を変える』は、自分の中でいくつか定義しています。
例えば……
『鑑賞者の人生』を世界と定義した場合。
作品を見る人には、各々の人生があります。その人の人生は、その人にとっての『世界』です。
作品を見ることによって、鑑賞者の人生の中に「作品」を記憶として刻み込むことが出来るか。
そして作品によって、鑑賞者に何らかの変化を与えることが出来るか。
変化の例えとして言えば、「作品を見て感動した」「作品を見て面白かった」などなど……。
もっと言えば、「作品を見て価値観が変わった」「作品を見て安心した」なども変化だと思います。
見て貰えた人の人生のほんの少しの時間を、自分の作品に費やしてくれることが出来たなら、
『鑑賞者の人生(=世界)を変えることが出来た』ということになると思います。
『社会的問題』を世界と定義した場合。
同人などでは少しまた違う境界になってくるかもしれません。
コンセプチュアルアートや、ポリティカルアートなど(目的の為の作品、政治的表現作品など)。
人種、政治、文化、歴史……上げればキリのないテーマが沢山あります。
こう書くと大きな問題ばかりのようになってしまいますが、
小さな部分での問題を定義することも間違いではないし、むしろとても大切な部分だと思います。
日常の中での疑問、それは他の人にとっては全く気が付かないものかもしれない。
それを可視化することで伝えることが出来るんじゃないかなーとか……。
・その作品は、誰のためにあるのか
自分の場合は、まず自分のためにつくります。
自分の作品をつくるとき、自分が愛さなければ誰がこの作品を愛するのか?
愛されなかった作品ほど、哀しいものはないと思います。
自分のためにつくるのと同じぐらい大切に考えているのは、
作品に興味を持ってくれた人へ対して、どれだけ誠実で敬意を持って伝えられるか。
形を整えた時点では、ただの造形物だと思います(どんな媒体であれ)。
自分のためだけの造形物であれば、それは立派な作品だと思います。
たまに自分も一切公開しない、自分の為だけの作品をつくることがあります。
しかしおおよそは、つくったからには誰かへ見てもらいたいものだと思います。
少なくとも自分は出来るだけ沢山の人に見てもらいたいものです。
鑑賞者にはあくまで鑑賞者の人生の時間があります。
その人生の時間を頂けること自体が奇跡だと思っています。
時間を頂くことが出来たのならば、礼儀として、出来るだけ丁寧に丁寧に伝えたい。
同人で言えば、ただ作品だけ置いてあるより、
どんなあらすじなのか、どんなキャラが出るのかだとか説明があった方が
見てもらえた方に「どんな作品なのかわかりやすい、親切だな」と思ってもらえそうな気がします。
逆に、不特定多数ではなく、たった一人のために、という作品もあり得る話です。
この人に伝えたいことがある。それを作品という形へ昇華させる。
じゃあその人に見てもらうにはどうしたらいいか?
色々書きましたが、その為に作られた作品はもうその時点で十分に愛されていると思います。
自分だけが満足する作品は、ただのオナニーだと思う。
けれど、それを世に出して、誰かの人生に少しでも記憶に残したいと思うなら、
作品が受け身であり続けるのは失礼だ。
作品を見てもらいたいのならば、どうしたら見やすいか、わかりやすいか、何を見て欲しいか、
何を伝えたいのか、埃は無いか、雑念はないか、鑑賞者と作品と作者が対等な関係になれるのか。
出来る限りで丁寧に丁寧に、誠実になること。
造形物は独りでは何かを語ることは出来ない。
沈黙しながらも鑑賞者へ突き刺さる程の完成度があるのならば、話は別だろうけど。
・その作品に、悔いはないか
散々色々言いましたが、これに尽きると思います。
だからこそ、毎回毎回何度も何度も、作品を完成させる度に
「よくやったおれ!!!•ू(༎ຶ༎ຶ`•ू) )੭ु⁾⁾」と大声で言います。
近所迷惑ですね。ご近所さんスミマセン
見返してみれば、沢山こうすればよかったーとか、もっとこんな方法があったなー、と思うもんです。
けれど、作品を完成させなければ、口に出来ない感想です。
「くそー!」とか言ったりもしますがw これはあくまで反省、感想にあたる意見です。
反省はまた次へ繋げればいい。出来るのならば手を加えてもいい。
その反省の言葉が出るのならば、『作品を完成させる』という大偉業を成し遂げたってことです。
形に仕上げるということ。まずその行為自体がとても難しいことです。
企画倒れ、頓挫、期限に間に合わなかった……様々な良作が途切れてしまうことは悲しい。
もちろん、もう一度可能性があるのならば、是非もう一度完成へ向かってつくり続けて欲しい。
いつでも自分がどんな作品をつくるときも、その時のやれること全てを尽くして、
期限があって間に合わないかもしれないとしたら、
『絶対にこれだけは伝えたいこと』を最優先に悔しながら取捨選択してつくりあげる。
そして最後に、「ああ、この作品をつくれて楽しかった」と言えるものをつくる。
これだけは、いつどんなときでも、作品をつくる時以外でも譲らない信念です。
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以前、とある作品で大きな賞を頂いた時のことを思い出しながらこの記事を書きました。
確か制作中に一番悩んでいたのがこのぐらいの時期だったかなーって感じで。
この記事を書きながら斜め読みしていた記事が面白かったので忘備録にはっつけておこう。
学校で教えてくれない、芸術を評価するための6つの視点 - 技術教師ブログ
今年のイベント参加は先日ですべておわりました。
デザインフェスタ、コミティア……遊びに来て下さった皆様、ありがとうございました!!
冬コミに落ちてしまったのでして……ウウッ!
来年は、一応JMoFのディーラーズルームに申込をしました!
それから先はどうなるかわかりませんね。
晩秋のなか、もう冬に入りかけているかな。
風呂上りが寒すぎるんだよ!!!=͟͟͞͞( ∩ ՞ةڼ◔=͟͟͞͞) ੭ु⁾⁾
寒い日が続きます。今日もあったかくして、おやすみなさい。