5月6日舞台最終日。
念願の舞台を見に行く事が出来ました。
客席は満席。
舞台が始まる前、後ろの女性客の
話し声が聞こえました。
「初日と昨日も来ちゃった。
初日はみんな緊張してた感じだったけど、
初日と昨日じゃ全然違ってたわよ」
少し期待が高まりました。
辺りが暗くなり、
段々とBGMが大きくなり
舞台の幕開け。
実在した主人公のお話。
貧困の上あまり家族愛に
恵まれない環境で育った主人公 山田が、
19歳で4人もの殺人を犯し
刑務所に投獄される。
そんな中で彼に共感し、次第に惹かれる女性。
二人の燃えるような辛い恋が
描かれていました。
舞台を見に行くのはもう15年振り
でしたが、映画とは違う、役者さん達の息遣いまで聞こえる生の迫力に
圧倒されました。
舞台の中に入ったような、一体感。
途中、知らずに何度も
涙が出ていました。
環境が殺人者を生む。
子供には愛情と教育が必要なんだ。
会うのはいつも面会室。
手紙と面会室で育つ恋。
死刑が確定してるにも関わらず
結婚までした二人の恋は
辛いけれど生きる意味を
二人に与えていたんだろうな。
一度も手を握る事もなく
二人は別れたのかな、、、?
舞台の幕が閉じる前に
主人公 山田が見せた
がんぜない瞳(純真無垢な瞳)が
目に焼きつきました。
舞台が終わって余韻に浸ったまま
外に出ると、狭い廊下に役者さん達が
お見送りをしに来てくれていました。
その中に主人公を演じた
野村宏伸さんを発見!
お声を掛けさせて頂きました。
しかし、、まだ胸がいっぱいで
気の利いた言葉もうかばず
「有難うございました。感動しました」
くらいしか言えませんでした(~_~;)
それでも写真をお願いすると
快く承知してくれました。
野村さんの舞台、また見たいです。
ボーッとしながら喫茶店に入り
30分ほど余韻に浸りました。
帰宅途中、空を見上げると
赤い大きな満月が出ていました。
悲しい、苦しい感情の混ざった涙でなく
久しぶりに綺麗な涙を流したな。
そんな気がして、清々しい
気持ちでした。



