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前向きになりたい【元】教員の本音ブログ

期限付講師から補欠待機中になってる太宰の、身近な人には言えない感じの本音とかを書くブログです
だらだらした日常話とか、鬱々話とか、教科の話とか、まあいろいろ書きます。

「漢文って、なんで勉強せなあかんの?」


と聞かれて困ったことがあります。



たしかに、昔の中国のオッサンたちが書いた文章を読んで楽しいかって言われたら


普通の中学生・高校生は「ぜんぜん楽しくない」って答えるだろうなー。


三国志が大好きだ、とかいう人なら別ですけどね。






なんで漢文(中国の古典)が日本の【国語】の教科書に載っているのか。


それは、「むかしの日本人が、中国から漢字を学んだり、文化を取り入れたりしたから」です。


みなさんは小学校一年生の二学期から、漢字を習い始めたはずですが、漢文はその漢字学習の延長にあるんだと思ってください。


漢文がわかるようになると、漢字の熟語の意味もきちんとわかるようになります。


漢検の問題で「次の熟語の組み合わせはア~カのどれにあたりますか。 ア.似た意味の漢字 イ.反対の意味の漢字 ウ.上の字が下の字を修飾している ……」


というものがありますが、これに悩まされることもなくなります。



また、「虎の威を借る」とか、「矛盾」という言葉は中国の昔話に元ネタがあるのですが、


こういう言葉(=故事成語)の表す意味も、元ネタを読んでおけば間違えることなく使えるわけですね。




つまり、大人として必要な日本語の力をつけるのに、漢文の知識も必要だから、教科書に採用されているわけです。


「古典とか、古臭いし」 「私、理系だから無理」 なんて言わずに、基本は押さえておきましょう。