虚偽に殺される | 取り敢えず与太話 FTMアスペルガー児のぼくがホザくんだし…

取り敢えず与太話 FTMアスペルガー児のぼくがホザくんだし…

日々感じた事や、兎に角伝えるべきセリフを文字にして発信。皆を傷つける事は極力避けながら、周囲と幅広く関わりを持って行こうと望むぼくの記録。イマジネイション有り余る限り性を出します!

前回に続き、デジタルの話を書こう。今や個人情報やSNS等、デジタル要素に我々は頼っている。言いたい事や自分の特技、現在ではデジタルならではのアプリを使った作品も、広い世界中に日々多数が羽搏いている。

 

然し利便性が高い程、悪用され易いのは、いつの時代も変わらない。作った本人は予期など毛頭しなかった。

 

軽率な輩による退屈凌ぎは、大なり小なり心が傷つく。役立って貰いたい願望は、そんな奴等に呆気なく破壊され、世界の反感を大いに買ってしまう。そして、張本人がその償いを受ける。強い力を履き違え見縊った反動。

 

ありのままで居られない現実世界は、猛毒でしかない。デジタルの世界に本当のぼくを見せたくなる。疫病で騒がれるこの状態なら特に無理もない。ネタを持つ人達は、発信要素が元から備わり、尚も腕を磨き続けている。

 

単独で、或いは仲間達と試行錯誤を重ね、パフォーマンスの精度は尚高まる。自分を認めて貰いたい欲求は、誰もが同じ。皮肉な現状、自分さえ良ければ何も考えず、竹箆返しを喰らうサイドもいる。暴動は阻止不能か?

 

今の世界、プライバシーさえもデジタル世界に放り投げている。フシダラよりも恐怖でしかなく、個人データの分身が向こうで独り歩き。本当の自分は何者か? いっそ自分は'初めからいません'の方が寧ろ気楽だろうとも…。

 

恥じらいの過去より、自信満々の特技が断然、堂々と公開できる。好きなホビーも、今なら誰も難癖付けて否定しない。折角の特技を此の侭封印が勿体無く、人生の証を築き上げたい。故に今日もぼくは、歩数を重ねる。