良い子を抜けたら抜けたで、誘惑たるが付き纏う。例えば、学生時代の復讐。
といっても、髪を染めたり、腰履きやルーズソックスの組合せで就活に挑む等。
自分でも異常なのは自覚済み。其れでも自身の障害を盾に、巫山戯てみたり。
さっきも一口分の酒を試してみたが、不味さに遣られ空かさず紅茶で口直し。
アル中と無縁…というのは芽出度いが、一生餓鬼の侭!? 何とも過酷な仕打。
酒で薬を飲んでみたくもなる…。然し、こんな年齢で自己責任も蔑とは…。
目にした正真正銘の子供がトラウマに陥っても、不思議では無くなってしまう。
浴びる様に酒を飲んでみたい…。飲まれてみないと解らぬ事さえ有る物だし。
障害を盾に釈放…。有る訳無いか、其処ばかりは、健常者と対等で不便過ぎ。
丑三つ時の住宅街や、図書館の中でギターを掻き鳴らしつつ喚いてみたり、人は禁忌(タブー)を、自身で制御不能となったら、冒したくなる要素が刷り込まれている。人が人で有る為に、神の下す試練とも。時に呑まれたくなる気さえ…。
苦しい時は、他を頼っても構わない。人は支え合う。脆い存在だからこそ。