絶えぬ遺失騒動 | 取り敢えず与太話 FTMアスペルガー児のぼくがホザくんだし…

取り敢えず与太話 FTMアスペルガー児のぼくがホザくんだし…

日々感じた事や、兎に角伝えるべきセリフを文字にして発信。皆を傷つける事は極力避けながら、周囲と幅広く関わりを持って行こうと望むぼくの記録。イマジネイション有り余る限り性を出します!

今迄の人生を振り返ってみたら、ぼくは幾つを失くして来たのか…?


在るべき筈と思い込んでいた物品が、たった今無くなってしまうと、誰でも先ず不安がって焦り捲る。ぼくはそんな件が人一倍激しくなり、落ち着きだの平静だのが念頭から逃げてしまう。脳内はその遺失物に支配されるも、何と言おうべきか、それでも当時のシチュエイションに合ったシナリオが想像可能な反動的症状。職業病を超える、傍から観念で呑気な空想ニューロン。2005年夏季、障害者と判って間も無き21才のぼく。傘の露先1つ欠けたでも、パニックが収まらず、完全に理性はバグッて、奇声を始終上げていた…。其の時点からすれば、かなり重症と窺える。同年某日、相模原市の障害者職業訓練施設に通っていた時期、小田急線の相模大野駅でパスケースを失くし又も狼狽。当日の朝礼でもその状態を引き摺った其の挙句、職員さんからのアドヴァイスを受け、一時は解決。今思い返してみるなり、胸を撫で下ろすべきは、定期自体が無事だった責めてもの救い…。若し、定期諸共失くしてりゃ、想像を絶する悲劇が!!!


手放ずして逆に失う物。解って乍ら、実行に移せていない体たらく。確認怠惰で心に深く傷さえ負ってしまう。何遍犯しても、再び繰り返して、その悪循環。もう好い加減に断ち切らねば…!!! 其れ故に湧き上がる断捨離の決意。動き出せば何かしら手に入る。ケジメは付けよう。目に見えなかったり、無形でも、容量の限界はキッチリ判ってしまう。見納めラッシュに現在尚も齷齪追われ、身動きも取れない。それでも言い訳がましさから抜け出るべきとの自分。限られた人生だから、充実して過ごしたい。宿命の篭より抜け出たくて、フラストレーションが最早…!!! だからぼくは、井の中を飛び出し、広き世界の大海原へ漕ぎ出たい。