5日目、平日です。
ついにこの日が来ました。去年雨で流れ、今年こそと思った2日前も雨で流れた秘境「由宇」への旅です。胸が高まります。すでに秋季キャンプinした1軍ではなく、とにかく「由宇」に行きたいんです。
途中「大野」にも寄りつつ由宇を目指します。高速は渋滞無く流れています。平日の午前にです。首都高では考えられません。
その時、車内の仲間が呟いたのです。「山賊寄っとくじゃろ?」・・・。え?さ、山賊?山賊って何?
以下、関係者の重要証言です。
・とりあえず、山賊じゃろ
・まぁ、山賊でええじゃろね
・広島県民、山口県民は免許取ったら最初のドライブは山賊じゃないと免停になるけぇ
・山賊以外に行くとこ無いけぇ
・山賊知らんと友達減るけぇ
・山賊じゃ
・山賊がいて、わしがいる
・朝起きたら顔を洗うのと同じで、玖珂インター降りたら山賊じゃよ
山賊にて、山賊焼き(鳥のモモ肉焼き)と山賊にぎり(巨大なおにぎり)を調達し由宇に向かいます。「山賊に来たけぇ、広島県民になれる資格は手に入れたも同然じゃ、ええのう」の言葉が嬉しいです。
駐車場からグランドへは長い階段を登ります。(山賊の時のそれとは明らかに違う種類の緊張感に包まれます!)そしてそこには、見たかった、来たかった広々としたグランドが目の前に広がりました。
ただただ圧倒されました。その広さに、その暑さに、その日陰の無さに…。由宇駅からでしょうか?タクシーで来られる方もいました。みんな楽しそうな表情です。わたし含め、マツダとは着ているユニの番号が違いすぎます。超マイナーな由宇戦士達への声援はとても温かくて素敵な気分になれます。
ファールグランドは、都内の小学校の校庭ぐらいあります。
「51」は代打で登場し、セカンドへのファールフライでした。恐らくは私が来ていることを聞き付けた、内田監督の粋なはからいでしょう。
充実感がありました。もしも今年で「51」が終わったとしても悔いはありません。自分が好きでいつづけた選手を見に、わざわざ東京から由宇まで来たことを後悔するはずがありません。心のなかで「51ありがとう。できることなら来年1軍で…」と呟きました。
満足していました。
悔いはありません。
しいて挙げるとするならば、感激し51の姿を見つめる私の左手は、さっき食べた山賊焼きのタレが付いてしまっていてベタベタで不快な状態であった、事ぐらいでしょうか。。
5日目「その2」へつづく





