黒いマントの男が

何やら物思いに耽っている。


明かりが眩しいのだろうか・・

少し表情が険しい。


視線を落とし・・


肩に哀愁を漂わせ

黒いマントの背を丸め・・


その背中には

黄昏のオーラが漂っていた。

何かあったのだろうか⁉️


男は不意に視線を上へ・・・


近くで鳥が飛び立った。


男はマントの襟を少しすぼめ

飛び去っていく鳥を目で追い・・・

追っているうちに


首が変な方向に・・・


男は飛び去った鳥の姿を・・

力の限り追い続けた。

黒いマントの男は独り

静寂のなかで・・

黄昏を楽しんでいた。