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dining kangaroo

       ~ダィニングでかんがぇる !

2016H28s91/12/4 sun

足腰強化を意識してから1ヶ月が経った。
数多(あまた:隠しきれないほどいっぱい) の山を歩き、自信を拾ったり落としたりしながら経験を積んできた。
身近な山ばかりで、ホームという安心感に違和感も覚え始めていた。
そして、”アウェ~” という言葉が浮かんだ。

これだけ実力が付いてしまうと、世界でどこまで通用するのか気になってくる =3
が!
英語は話せないから、まずは遠州弁が通じるだろう市外進出を目論んだ。八十万都市から一歩だけ踏み出そうってわけだ。
ところが選んだ山は、市外なだけでなく、やや県外なところでもあった。思いがけず愛知県デビューも兼ねてしまった =3



2016/6/11(土) 晴れ
湖西連峰(こさいれんぽう 200m~400m) トレック
静岡県湖西市 × 愛知県豊橋市
天浜線新所原駅から滑走し梅田親水公園でテイクオフ、湖西市と豊橋市を縫うように神石山から多米峠を経て大知波峠廃寺跡へ、迷走しつつおちばの里親水公園へダイブ、知波田駅にハッピーランディング!
総所要時間およそ6時間
総歩行距離13kmぐらい、たぶん


地図だ。
迷わないように拡大図まで描いてみたが…
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地図の役割は、どこに何があるのか、道がどうつながっているのかを教えてくれることだ。
ただ、現在位置が分からないと役に立たない。
だから、この手描きの地図は、、役に立たない気がする…



湖西市と言えば浜名湖の西方に位置する地だ。
あまり縁がないナと思っていたが、振り返ればいくつかの思い出が蘇った。

浜名湖競艇場に初めていったのは20年ぐらい前だ。立派な施設に驚いた。隣接する公園で遊んだことを覚えてる。
新居関所近くにあったパピヨンでは巨大シュークリームを買った。
アルカミーノでみたらし団子を注文したら焼いて出してくれて嬉しかった。
すき家の高い天井の角に張られたクモの巣が今でも記憶に張り付いている。
ジャンボエンチョーでカクトロコ産の多肉を見つけた。アメリカでもブラジルでもない感じのバイト男子バイト女子も新鮮だった。
家族とさつまラーメンで昼食をとったこともある。次回は野菜大盛り無料を頼もうって思った。
ラスボスを求めて湖西市中央図書館を訪ねたこともあった。学習室の席は、勝手に座っちゃいけないシステムだった。
カネキ花店で多肉を鑑賞した。ドライフラワーの作り方を聞いてやや驚いた。
湖西アメニティへ子を送迎したこともある。お昼は釣り人を眺めながらこがねちゃん弁当を食べた。
ラーメンあきんDONでは嫁さんが金の玉を引き当ててラーメン無料券を手に入れた。
マイJeepチャリで浜名湖一周したときに通過した地でもある。その名に誘われ、強風と疲労をおしてまで女河浦海水浴場(めがうらかいすいよくじょう) を廻った。…なにもいいコトはなかった。


なんてこった!
思い出だらけじゃないか =3

そしてまたひとつ、増えてしまうナ




9:40
天浜線知波田駅(てんはません・ちばたえき)
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マイカーを置かせていただく。
駅のホームでトレランおじさんに遭遇。

9:50
新所原駅
下車。トレランおじさんも下車。やや気になる。
靴ひもを結び直してからセブンイレブンへ向かう。店内でまたトレランおじさんに遭遇。話したそうな雰囲気が伝わってくる。気づかぬ振りしておにぎりと水を買って山方面へ向かう。
登山口へ向かっているんだろう、100m前方にリュックを背負ったお姉さんを捕捉する。元気が出る。出過ぎて、あっという間に抜いてしまった!

10:20
梅田親水公園
新池、そして登山口。またもやあのトレランのおじさんに遭遇。捕捉され、ついに会話!
翌週、ネットで知り合った人たちとこの湖西連峰を走るという。下見を兼ねて来たという。話好きな人だった。
そこにリュックのお姉さんも到着。が、会話できる距離にまで近づいて来ない…

…まあいい、登山開始だ。



11:20
ラクダ岩
ダカラ水を補給。
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突端から振り返ると、ラクダはこちらに向かって立ち、首を左へ向けている姿が見える。

11:40
神石山
開けた空間に何組もの人たちが休憩している。
友人と来ているんだろう、年配の方々。
会話を楽しむ女性グループが3組。
一人で来ているおじさん。
青い服装の中学生ぐらいの集団。
神石山で休憩すると言っていたトレランおじさんの姿はなかった。

あとからも人がやってくる。
出発する人たちもいる。
運良くベンチがひとつ空いたので、お昼ごはんにした。
隣に座ってきた青年と会話した。新所原駅から知波田駅までのコースとのこと。同じじゃん =3
中学生たちが巨大なザックを背負い始める。とてつもなくでかい。「10kgです」 だと。
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12:10
雨宿り岩
見どころは、”つっかえ棒” だろう。

中学生たちから遅れること10分。富幕山トレックで落とした自信をここで拾い直そうと思った。10kgものザックを背負った少年に追いつけないわけがない。誰だってそう考えるはず。もくもくと歩いた。

「世界進出は、、延期ダ…」


12:45
多米峠(ためとうげ)
マイカーで何度も走ったことのある峠だ。その多米トンネルの真上。
やや広いところにテーブルが置かれている。
景色はない。


13:30
大知波峠廃寺跡(おおちばとうげ・はいじあと)
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広場には羅漢像(らかんぞう) が一列に並び、無言で景色を眺めている。
隣にお邪魔させていただき、わたくしも景色をご馳走になる。
神石山で会話した青年がやってくる。15分ほど共に過ごすと、彼は知波田駅へ先行した。

廃寺跡は、テニスコートぐらいの敷地が数面、起伏をもって配置されたようなところだ。
羅漢像を離れ、寺社が建っていたであろう面へ歩いていってみる。
大量のワラビ、池があって、岩があって、斜面を登り…

とつぜん、羅漢像の方からエンジン音が鳴り出した。
どこから現れたのか、たくさんのおじさんたちが草刈りを始めた。

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え、もしかして…


気味が悪いので知波田駅を目指す。


廃寺跡からは下りになるはずだ。
なのに、ゆるく上っていく道が続く…

目の前に困難があれば立ち向かう性格なので、おかしいなと思いつつも一生けんめい上ってしまう。
しばらく歩いていると、イノシシが掘り返したらしい印象深い大きな石が左に見えた。
さっき廃寺跡に着く前に見た覚えのある石だ。あの時はたしか右に…

一生けんめい戻った =3


14:20
大知波峠廃寺跡、ふたたび。
神石山を過ぎたころに抜いた女性ハイカー2人組が、羅漢像の向こう端に座って休憩なさっていた。不思議そうにこっちを見ている。


おそらく、ここは、そういうところなんだろう。
不思議が紡がれてゆく地。
気づかないと迷い続けてしまう。


14:50
おちばの里親水公園
すでに中学生の集団がくつろいでいる。いや、
”先輩トレッカーの皆さんがくつろいでいらっしゃる” そう表現させていただく。
自分の修行不足を感じる。


川沿いではブラジルの人たちがバーベキューを楽しんでいらっしゃる。陽気な音楽が心地いい。

気を取り直し、歩き始める。
あとは知波田駅までの舗装路を歩くだけ。
あっちだろうと思われる方へ歩いてゆく。


15:15
一本杉

15:30
浜名湖ウォッチングロード
オープンカーが全開で山の中へ消えてゆく。

ところで、足の裏が痛い。
ウォッチングロードがどこまで続いているのか見通せない。知波田駅への道順が分からない。気が滅入る。
今のこの状況を分かってくれる人がいない寂しさ。
アジサイの花がくたびれている。
ますます気が滅入る。
歩くだけだ。



かなり前方に地元の爺さんを捕捉するが、なかなか追いつけない。



爺さんを追うなんて、日常でこんなことって、ない。よほどのことが起きてるんだって、あらためて自覚した (-_-;

爺さん、、待ってくれ…

尋ねたいことがあるんだよ…

2メートルの射程に入ったら声を掛けよう… くじける前に目標を持ってみた。



ものすごい真顔で、なにも困ってないよビームを全力照射しながら、爺さんに声を掛けるときがついにきた。「あ、スイマセン…」
すぐ振り向いてくれた。そしてまさかの返事。「駅ぃ!」
まだなにも言ってないのにナゼ分かるぅ =3

不思議ではあるが、今のこの状況を分かってくれている人がいた。
知らない土地で、知らない爺さんが、なぜか分かってくれている。
日常でこんなことがあったら…
気味がワルイナ

爺さんは自信たっぷりに教えてくれた。
そして、トレックの様子を聞き出してもくれた。不安だった気持ちを知ってくれた。道を教えてくれただけじゃなく、照らしてくれた。
なんて爺さんなんだよ!


あと15分も歩けば知波田駅へ着ける。
足の裏は痛いままだが、無人販売の竹の子を買ったり、スモークツリーの群生地を眺めたりしながら、ついに見慣れた交差点に着いた。ここを右折だ。


そして、あのトラ模様のハードルを越えれば、その先に駅舎だ!
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この疲れきった足で飛び越せるのか…


思い返せば、大知波廃寺跡から不思議なことが起き始めた。
すんなり通してはくれなかった。
いくつかのハードル越えを試された。
さすが密教の修行寺だけのことはある。
だけど、その締めくくりがトラ模様のハードルって…
困難の代名詞みたいなモノが、そのまんま置かれてるって一体…

とにかく飛び越えることでアタマはいっぱいだった。
目標を持った脳ミソほど深刻なモノはないナ



16:05
そして、天浜線知波田駅
ふたたび



まとめだ:
自信を拾った落としたなんて自分の考えひとつ。
不思議をたどれば、ワケ知らずと勘違い。
目標は立てるもの、立ちはだかるモノじゃない。
はよ地図買えー =3


2016H28s91/11/13 sun

鍾乳石(しょうにゅうせき) が1cm伸びるのに、なんと100年もかかるらしい。

たとえば10cmの鍾乳石があったとしたら、たとえば456年前にも、そいつは5~6cm程度の姿で存在していたってことになる。
その時代の音や空気を知ってるってことだ。
歴史年表を見れば1560年あたりは、徳川家康、織田信長、武田信玄などなど、知ってる名前がたくさん出てくる。室町時代にあって、56年間続いた南北朝時代のあと、後半は戦国と呼ばれる世だったらしい。井伊直虎(いいなおとら) もその頃の人だ。
そんな時代を知る、東海地方最大級の鍾乳洞を内包した山が、今回のターゲットだ =3


2016/5/29(日) 晴れのち曇り、そして雨。
三国一の山、竜ヶ石山(りゅうがしやま 359.1m) をトレック
浜松市北区引佐町
登りにぴったり1時間、下りにゾロ目の1時間11分
歩行距離5~6kmぐらい



前夜、車の置き場所をネットで調べた。
が、案の定、脱線していく。
あれもこれもとクリックしてしまう習性が哀しい。
最後は井伊直虎の記事を読みふけっていた。
目がしょぼしょぼ… (x_x)



朝9時。
竜ヶ岩洞(りゅうがしどう) 駐車場にマイカーを置き、スタート。
車で走るべき!みたいな舗装道をずんずん歩いてゆく。
なんだか登山ぽくないナ… なんて思いながら、どこまでも続きそうなそんな道を歩き続ける。

途中、
斬新な色のベンチが置かれ、斬新な名前の桜を紹介され、三国一(さんごくいち:選りすぐりの中でも一番のモノ) を印象づけられる。
イヤでもおっさんの名前を覚えてしまう。
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道が狭くなる前に見つけておかないといけないモノがある。
棒きれだ。

クモの巣を払うために使う。

わずかだと思ってナメてかかっちゃいけない。

小雨をナメてかかるといつの間にかびしょ濡れ、そして風邪っぴきになる。それと同じことだ。
クモの巣だってナメていると最後は顔が綿アメのようになっちまう。ナメられる立場になるってことだ。


スタートから30分。
またもや斬新な緑の道標がにぎやかだ。
うすうす感づいてはいたが、まだ、
登山してなかったようだ。
ここが登山口だから…
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初めて見る山道はいつも新鮮だ。さあ登山だ! そういう気分になる。
どこからが登山か、なんてどうだっていい。もっと言えば、前の晩、寝る前からが登山だ =3


登山口から10分。
もはや受け入れるしかない斬新で粋な道標がまた現れる。
10分しか登ってないのに、山頂まであと250m ?!…
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”三国一” のキャッチフレーズに疑問を感じつつ、ならば少し回り道をしてみようと考えた。


途中、丘から戻ってくる年配のトレッカーとすれ違う。
浮かない表情が気になる。
うまく山びこが返ってこなかったんだろうか…
熊よけの鈴も寂しげだった。


5分後。
山びこの丘。

360°、見渡す限り、一分の隙もなく木々に囲まれた場所に出た。
景色が、まさかの、行方不明…
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声を詰まらせた。
よもや、やまびこを試そうなんて発想すら出てこない。

せめてイラストで楽しんでもらおう… そう考えたんだろうか。
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描いてはみたもののインパクトに欠けるんじゃないのか… そう思ったんだろう。”富士山” という力強すぎる文字からは、そんな葛藤を感じる。


てゆーか、待て、と。
三国一の竜ヶ石山を楽しむために来たんじゃないのか、と。

あえて富士山を見せないことで大事なことに気づかせようとしているのかもしれん。暗に大切なことを学ばせていただいている。
そう考えるべきじゃないのか…

無駄にした時間を取り戻そうと足早に来た道を戻る。
さっきの年配トレッカーと同じ表情で来た道を戻る。
なぜだろう、どんどん無口になってゆく。
5分かかって来た道を4分で挽回する。
立ち止まることなく山頂を目指す。
6分で山頂に到達する。
勢い、少し下ってしまう…

あまりにも唐突な山頂到達で、通過してしまうところだった。

時に西暦2016年5月29日、午前10時00分。
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早すぎる登頂に、どうしたらいいのか分からない。

鉄パイプで組み上げられた展望台に登ってみる。
ザックからコンロとカップ麺を出しているベテラン風トレッカーを観察してみる。
登山ノートを眺めてみる。
鐘を鳴らしてみる。
あるものすべてに食いついた。
意志を持った行動ができていない。
山頂で戸惑うことは多いが、自分を見失うのは初めてだ (x_x;
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脳ミソは動転したまま。
気が付けば車で走るべき!みたいな道まで下りてきていた。
そしてさらに道標のままに歩き、、
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夫婦岩から絆のパワーを放射され、
岩抱桜に大自然の不自然を見せつけられ、
行者穴での苦行にも思いを馳せてみた。
ふと、
もしやと思い、行者穴の穴を細い棒でやさしくほじってみた。
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今でも修行中の行者がいらっしゃる =3

「ごくろうさまでございます」

自分の発した声に、すっと我に返った。
山を、楽しめているのか、おれ…


このままだと記憶にすら残らないトレックになってしまうかもしれんので、いつものより多めに記録を残して締めたいと思う。


あとがき:
個性的だが外してはいない道標には、信念の持ち方を学んだ。
表情豊かな年配トレッカーには、辛いのは自分だけじゃないってことを学んだ。
山頂のクッキングトレッカーには、ミッションは自分で用意するものだってことを学んだ。
三国一と言ってはばからない度胸に、生きていくことの真剣さを学んだ。
そして、人生修行に終わりはないってこと、見せていただいた。
みなさんに感謝します (_O_)

この2時間ほどのトレックで様々な感情を抱き、いろいろな学びを得た。ずいぶん長い時の間を駆け抜けてきたように感じる。
戻って駐車場から竜ヶ石山を見上げると、456年さえも記憶の中で繋がっている気になってくる。この地にも直虎にも、にわかに親しみが湧いてくる。

昭和91年11月 吉日

2016H28s91/10/30 sun
 
5、6、7月に渡って山を歩いてきた。
 
山の知識はゼロ。
なので、知り合いのベテランがいくつかの山を指定してくれた。
お陰さまで、小学生が遠足で登るような山を登ることになった (-_-;
 
とりあえずあるものを纏って(まとって) 登った。
やはりお陰さまで、実に遠足っぽい定番スタイルができあがった。
これを基準に良し悪し(よしあし) を判断し、自分の山行スタイルを作っていこうと思う。
 
 
 
服装
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まだ現状維持。
汚れてもいい、破れたっていいものを選ぶから、いつも同じ白黒の七分袖+黒ズボンのパンダルックになる。
綿100%だけど汗をかいても問題なし。
気温差を体験するまでは現状維持だ。



参考までに、どんな服装にすればいいのか知りたくて専門店へ見に行った。
値段のインパクトがすごかった =3
どんな服があったかなんて記憶に残らないほどだ =3
おれはホームセンターのモノで十分だなって思った。
 
”レイヤリング” が大事だって言うけど、ソレふだんから誰もがフツーにやってることじゃん =3
なんて思っちゃう程度なので、やっぱりおれはホームセンターへ行くべきだ。
ひとつ知恵(ちえ:いいわけ、へりくつを言える才能) が付いた!
 
 
 
リュック
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リュックなんて、持ってない!
だから、市野イオンで買ったワンショルダーバッグで代用した。


容量でいうと3リットルぐらい。入れるものは、、
 ・500mlペットボトル2本
 ・おにぎり2個
だ!
他に思い浮かばないので丁度よかった。


が!
竜ヶ石山(りゅうがしやま) へ登ったとき、あるトレッカーがザックからコンロとカップ麺を出しているのを見た。
あ・ドラえもん… と。
やや驚いた =3
 
すぐ、専門店へ走った。
値段のインパクトがすごかった =3
目玉が飛び出してどこかへ転がって行っちまった =3
そんな話を知り合いのベテランにしたところ、12リットル容量のリュックをくれた =3
なんでもグチってみるもんだ。
ちなみにそのベテランは、60リットルのザックを背負っているという。
 
ほぅ…
何が出てくるのかナ…
 
 
 
帽子
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ふだんは帽子なんて被らないのにラグーナ(ラグーナ蒲郡) の雰囲気に流され買ってしまったものを頭に載せている。
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黒くてヨレッとしてて、実に形が良い。
周りのツバは風を取り込む効果もあって首が涼しい。

だけどポリエステル製に比べると重くて、髪の毛をペチャっと押さえつけてくる。
かといって被らずに歩いていると日差しで頭が痛くなってくるので、必須だ。
いきおい、5千円でポリ製を買ってしまった。
 
 
 
アタマ
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汗をかく。
帽子を被る。
するとどうしたって髪型は崩れる。
細いうえに癖っ毛なので、デタラメに暴れちゃって大変なことになる。
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薄くもなってきているので短くして楽になりたいなとも思うけど、なかなか踏み切れるもんじゃない。
まったく、髪の毛の質・量、共に問題があると深刻だ。
 
ついでに白状しておく。
目も悪くなってきた。遠くもピンボケ、近くもピンボケ。
おまけに歳のせいか口まで悪くなってきている。
耳に至っては、人の話が悪口に聞こえてくる始末だ。
 
ひとつ、茹で蛙(ゆでがえる:生活環境がどんどん悪化していくのに我慢をがんばるヤツ) 的な体験談を披露しよう。
 
就職してアパートで一人暮らしを始めた。
部屋のすべてが自分のものだった。
料理できないのに、キッチンまでもが自分のものだから興奮した。
 
結婚した。
 
テレビが自分のものでなくなった。
タンスの中身が変わっていって、開ける引き出しも限られていった。
キッチンに入ると、そこは他所(よそ) の家のようだった。
仕事から帰ると決まった場所に座るようになった。
次に何をすればいいのか、嫁が言ってくれるようになった。
だけど不思議と、幸せだナ… って思えた。
 
やってもらう方が、従ってる方が、楽なんだろう。
その ”楽” が我慢の裏返しだなんて想像もできない。
そのうち間違いなく押し潰されるってことを想像できていない。
 
ついでに、茹で蛙かどうかを判別する方法を紹介しておこう。
たとえば怪我(けが) をしたときに 「痛い?」 って聞かれて、「だいじょうぶ」 って応えるヤツは真性の茹で蛙だ。”まだ我慢できる” と言っているに等しい。
湯加減はいかが? そう聞いてみたくなる。
 
 
 
くつ
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靴は、市野イオンで安売りされていた展示品のスニーカー。
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展示されていた片方をレジに持っていったら奥からもう片方を出してきて袋に入れてくれた。
帰宅して並べてみると展示されていた方が濃く変色していた。道理でレジカウンターで並べて見せてくれなかったわけだ。
買い直すのは悔しいのでボロボロになるまでコイツ一足を履き続けようと決めた。
会社だって飲み会だって山歩きだってコイツが相棒だ。
もちろん床屋だって。
 
その床屋のおっちゃんが話しかけてきた。
「お、スーパースターだね。好きなの?」
コイツの名前は ”スーパースター” って言うらしい。
二人の視線がコイツに向けられた。
コイツに光が当てられるときが来るなんて!
文句も言わずに頑張ってくれたご褒美、そう考えた。
貴重な10分間だった。
 
靴底のゴムがボロボロに欠けるほど歩いてゴメンナサイ (_O_)
登山用の靴を、だから、ちゃんと買うことにした。
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メガネ
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明らかに遠くがよく見えない。
初めて、”買うため” にメガネ屋に入った。
でもどうやって買えばいいのか分からない。
分からないときは他のお客さんと同じ動きをしてみればいい。
 
視力を測って度数を合わせ込んでくれたメガネを掛けてみた。
素晴らしく遠くが見える。
すべてが透き通って見えた。
 
ところが、目の前の店員さんの顔がボヤけてる。
メガネをはずすと見える。
掛けるとボヤける。
取ると見える。
掛けると…
 
何度か繰り返して、確証を得てから聞いてみた。
「アノ… 近くが見えないデスガ…」
 
メガネを掛けると遠くが見えるようになる代わりに、裸眼のときより近くが見えなくなってしまう。世の中にそんな法則があったなんて (-_-;;
これには驚いた =3
動揺してアタマの回転が止まった。
 
アタマが止まると身体は自走するようにできている。これはお馴染みの法則だ。
身体が流れ作業的にお金を支払ってしまい、そうして人生初のメガネを手に入れた =3
お陰さまで、メガネを掛けたままだとピンボケで財布から小銭を出せなくなるほどのリスクを背負ってしまった =3
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一人でヒッソリと背負っていかなきゃならない自分だけの不具合。
でも、歳を重ねてきたからこそ味わえる、とも言える。
ちょっぴり大人に… あ・まちがえた、、ちょっぴりお爺さんになった心地だ… (T_T)
 
 
 
お弁当
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コンビニでおにぎりと水を買う。
いずれもなかなか立派な値段だ。
だからおれの深層意識は、「スーパーへ行って安く買え!」 っていつも叫んでる。
でもコンビニなら、、
目的地へ向かう途中にちょこちょこある。
駐車してちょっと歩けば店に入れる。
広くないからすぐ商品にたどり着ける。
手際よく袋に入れてくれる。
要するに、さっと買えるわけだ。
つまり、自分の面倒を減らすためにお金を余分に支払ってるってことになる。
 
おれが歩く主たる目的は 「人力向上」 にある。行動できる人間になることを目標としている。
だから、知恵と身体を使うよう考えを改めなきゃいけない。
そもそも ”買う” なんて発想からしてダメダメだ。
 
やはり、”現地調達” が理想だろう。現地で狩猟やら採集をして食べる。
一歩譲ると、”自炊” だ。材料を持っていき現地で調理して食べる。
三歩ぐらい譲ると ”手作り弁当” となる。
ちなみに百歩ぐらい譲ると ”コンビニのお弁当” ということになる。
 
ま、お弁当は、そろそろ卒業したい。
 
 
 
つえ(のようなもの)
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唯一、現地調達している装備だ。
山道を歩きながら探す。
”杖(つえ)” を探そうと思ってはいけない。
”棒きれ” で十分だ。


山道が弱々しくなると枝葉も混み合ってくる。
そういったところには、人間を絡め取ろうとクモの巣が張られる。
人間をひとりでも取れれば玄孫の代(やしゃごのだい:何世代にも渡ってということ) まで食っていける。クモのヤツも大層なことを考えるもんだ =3
我われ人間としては絡め取られちゃいけないわけだから、クモの巣を払う必要がでてくる。
「想定外だったー」 
…なんて許されない。
 
さて、
この棒きれ、
杖としても使おうなんて欲張ったことを考えちゃいけない。
自分の体を支えるために使うと、たいへん疲れる。
体のバランスを ”知る” 程度に使うといい。
なので、丈夫でなくていい、軽くていい、細くていい、クモの巣が払えればいい、ってことになる。
 
ただ、クマを払う場合は、、丈夫に越したことはないゾ =3
払うつもりならば、ナ!
 
 
 
 
あとがき:
 
自己基準ができたので、あーだこーだと考えが言えるようになった。
文句も言っちゃってベテラン気分だ。
ワガママだって言っていいと思う。
むしろ、ひと癖あるくらいがいい。
だってもう、山男なんだから !
 
よって、
8、9月は暑かったので自宅待機にしました =3
 

 

2016H28s91/9/24 sat

誰であろうと迎えに来るのは困難だろう。
なにしろ自分でも居場所の説明ができない。
それだけ背水の覚悟ってことだ =3


これまでに2回のトレッキングを経験した。
しかしなんと、いずれも最後にワイルドカードを切ってしまっている。このままでは自信喪失につながってしまう。
なので、山登りミッションに指定されている山を2つ、一気に走破してみせようってわけだ。
そこで、富幕山と尉ヶ峰をトレックすることにした。
ところで、
2つの山は風越峠を経由してつながっている。そして現在(2015/12~ 2016/5)、その峠は通行止めだ。
つまり、自分の計画不良と能力不足を否定するのに打って付けのシチュエーション!というわけなのだ。


尉ヶ峰トレックの興奮冷めやらぬ 2016/5/21(土) 晴れ。
富幕山(とんまくやま 563.5m)~尉ヶ峰(じょうがみね 433m) トレック
浜松市北区三ヶ日町~細江町
遠鉄バス奥山終点をスタートし富幕山を登り詰め風越峠を突破、尉ヶ峰へ渡り細江公園を経由して天浜線気賀駅へダイブ。
歩行総時間5時間19分、休憩を含めるとおよそ6時間30分
走破距離16.5km


赤字は実際の所要時間。
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慣れてしまったのか気が緩んでいるのか、手描きの地図がラフになってしまう。
ただし今回は、目標とする所要時間を書き込んでみた。
さらに、ご褒美も用意しての山行だ =3



マイカーを天浜線気賀駅に置き、公共交通機関を使って奥山を目指した。
本日の山行スタイルは "定番" とだけ言っておく。


スタートに ”奥山” を選んだのは、神秘的なものをその地に感じていたからだ。
扉で隔てられた向こう、みたいなイメージがある。

うさぎ印のマイカーは14年目だ。
いろいろと不調が出ている。軽のくせに車検のたびに15万円を超える見積もりが出てくる。ベルト鳴き、オイル漏れ、エアコン故障、アイドリングの不整脈、ドライブシャフト交換(←なにがあったんだ!!) 、他にも聞いたことのない部品の交換がたくさん… だ。
そしてついにルームミラーまでも…

ある日、マイカーで夕暮れ時を北へ向けて走っていた。
後ろに威圧感を感じてミラーを覗いた。
帰宅の人たちが乗ってるんだろう、バスがゆったりと付いてきていた。
「 ”山奥” って?!」
たしかに行き先に ”山奥” と書かれたバスが付いてきていた。
なにかの扉を開けてしまった気がした。
ミラーを疑った。
そろそろ交換時期かもしれん… (おれのアタマが)



10:35
終点奥山でバスを降りた。
30mほど歩いて振り返って見ると、バスは来た道を引き返して行くところだった。
後戻りできないことを暗示しているようだった。
ついに扉をくぐったんだなと思った。
ここから細江公園まで、距離にして15.5kmを歩かなきゃいけない。しかも山の中を…
縮み上がった (-_-;


富幕山って、どこをどう登っていけばいいのか分かっていない。
ストリートビューで予習してない。
GPSなんて持ってないし、地図なんて手描きだ。しかもラフだ。山行中に見ることはないだろう。

夢の浮橋あたりを牛歩戦術で攻めてみた。
見慣れた案内板が立っていた。
”富幕山 4.5km”
蜘蛛の糸に絡め取られた気分だ。
やった!と思った。


きじ亭、
カナメ神宮、
花街道を通り、
ひとつ目の目的地、奥山高原へ。かつて遊園地があった地だ。
”やった!” から36分経過。
11:17

奥山高原。
ここにあった観覧車は東洋においてもランク上位だったにちがいない。
観覧車自体はミニマムだけど、視覚的な高さが非常識だった。
周囲の山々を見渡せるほど高地の、なかでも一番高いところに仁王立ちしていたからだ。
ヤツの高さを聞かれたら、こう答えるだろう。
「標高350m」 って。
156

まさに天空、
まさに標高を感じることのできた観覧車だった。

そしてそこに吹き上げてくる風もすごかった。”高原の風” なんて爽やかなものをイメージしてちゃいけない。
風は観覧車を揺らし、鉄はこすれ合って 「ぎ… ぎぃぃぃぃ… ぎ ぎ ぎ」 なんて鳴り出す始末。
何かがはずれそうな、何かが倒れそうな、そんなマイナス思考しか呼び起こさない音が山間にこだまする。
「油を差せよっ!」 そう叫びたくなる瞬間が何度もやってくる。

一周を回り終えると、、
もう失うものは何もない、、そういう気分になる。
わたしが悪うござんした、、そう謝りたくなる。

あれは、地場の大企業と彼の地の大自然がコラボした産物と言っていい。
あれを体験すると、パルパルのお化け屋敷なんか怖くないって思うことができた。
天下一品の演出だった。



奥山高原を通過しさらに5分も登っていくと、下界最終駐車場が見えてくる。
そこに ”登山道入り口” がある。

え?!

もう40分ほど急坂を登り続けていたが、どうやらまだ登山じゃなかったようだ。
ここからが ”登山” みたい。
やや驚いた…
11:22


登山道入り口には ”熊出没 注意” の看板と共に、木の棒がたくさん置かれていた。
優柔不断+一生けんめい選んだ結果、10分ほどを費やした。
40
40
手に持っている↑のは、登ってくる途中で拾った ”クモの巣払い” 用の棒きれ。
ここでポイ
そして、”クマ払い” 用の棒を握り締める。
ここからは、払うべき相手がクモからクマに変わるようだ。
否応なく気も引き締まる =3



26分で展望広場に着く。
53
53
尉ヶ峰の山頂にもいた固いイノシシまでいるので、ここが山頂かとも思ってしまう。


17分後。12:08
富幕山山頂を控えめに制覇。
すでに4組のトレッカーが山頂制覇に酔いしれている。
なかでも3人組の年配女子トレッカーたちは、屋根付きの堅牢で広い休憩所を占拠し、絶え間なくさえずっておられる。真の覇者は彼女たちだろう。
わたくしも日差しのキツイ屋根なしベンチで地味に勝利のおむすびを戴いた。

山頂だからって、やる事はない。もっと言えば通過点に過ぎない。見せかけのピークに惑わされてちゃいけない。ピークは自分で用意周到につくり出すものだ。
かしまし女子トレッカーに遅れること5分、尉ヶ峰へ向けて出発した。
奇しくも彼女たちと同じ方向だ。すぐに追い付いてしまうだろう。たしかに時おり、先方から喋り声が聞えてくる。
が、追いついたのは15分も歩いたころだった。
おれのペースが遅いのか、彼女たちが達者なのは口だけじゃなかったのか。
これまでに拾い集めてきた ”自信” をいくつか落とした気分になった。


13:14
今回のトレックでのなかで一番やっかいな場所に着いた。
風越峠のやっかいを知ったのは先週の尉ヶ峰トレックの最中だ。
この通行止めは、あと1週間続く。(~2016/5/31)
111
111


この日、土曜日。
伐採工事のおじさんお兄さん方はご不在だろうと推測していた。
推測はハズレました。
車の中でご休息をお取りになられていらっしゃる。
土曜も働いておられるようで、ご苦労様でございます (_O_)

お兄さんに進捗(しんちょく:作業の進み具合) を伺ってみた。
ほぼほぼ、模様のようで。
ありがたい言葉もいただいた (_O_)


10分後。
この山行、ここがピークだと思った =3
124
124



峠を突破。



安全運転で23分後。
おそろしく臭い場所に出る。
154
154
このビニールシート臭はたまらん。景色はいいが、ここで弁当を広げる気にはならん。パラグライダーが翼を広げるための代償だナ =3
ややスピード違反気味に通過。
すぐに、向かう先から声が聞えてきた。
人が接近して来る。
若い男女が信じられんくらいの軽装で現れた。荷物ゼロ。元気はつらつ。
ツエだバッグだシューズだって言ってる自分は本物の素人さんだと思った。

もう人里近いのか…
あれはデート中だったのか
まてよ、
まだ尉ヶ峰山頂に着いてないが…
ここは山奥で間違いないはずだが…
タヌキか??
水筒もタオルも何も持ってなかった
どこへ行くんだろう…


15分後。
尉ヶ峰山頂を制覇。
単独制覇中の女性トレッカーに挨拶し、少し離れたベンチを確保した。
オシャレイノシシに1週間ぶりの懐かしさが込み上げてくる。
靴を脱いでみたり、
DAKARA水を飲んでみたり、
汗を拭いてみたり、
…やることがないって、困るナァ
歩くことにした。


あの若い男女のこと、さっきの人にも聞いてみればよかった。
歩き続けた。

まだまだ山の中のはずだが突然、民家が現れた。
その敷地内を貫く山道に汚れていないベンチがあったので休憩させていただく。
なぜか周りには石像が無数にいらっしゃる。なんだこれは…
彼らに見られながら気にしながらも水分を補給する。
ランナーが目の前を走り去る。なんなんだ一体…
この地は、、奥山よりも神秘だゾ


二三月峠(にさんがつとうげ) という所を歩いたようだが自覚なし。
いろいろあってアタマが混乱している。


山頂からおよそ2時間。
16:55
220
220
細江の国民宿舎を捕捉。
ここにご褒美を用意している。
かねてから気になっていた大展望風呂だ。

お茶香るソープで身体を清め、広大な景色で神経をなだめ、うちに帰ってからの一杯(いっぱい:第三のビール) を想像した。
タオルは別料金になってしまうので、この山行を共に歩いてくれたマイタオルで身体を拭いた。

17:44
再び汗の香りをまとって宿舎を出た。
駐車場わきにハイカー用の下山道がある。
トントンと下る。
山行もついに終盤かと思えてくる。
もう少しで気賀駅だ。
大変だったはずだが、まだまだイケる感も湧いてくる。

そんなところに、コレ↓だ =3
232
232
くぐれと言わんばかりに道がまっすぐ伸びている。
その昔、ここに生活した人たちが気賀の関所をいちいち通らなくても近隣を行き来できるよう、抜け道として用意されたものらしい。
この道を通るものは、人ではなく犬と見倣してくれたってわけだ。
”犬くぐり” という。

つまり、ここをくぐったら犬も同然ってこと。自らくぐるなんて、とんでもないっ =3
先週の尉ヶ峰トレックでは、「我、獅子にあらず」 と ”獅子落とし” を回避してみせた。

疲弊した脳ミソは判断を誤る。が、
先程、十分過ぎるほどの休息をいただいたばかり。
だからプライドは守られるとばかり思っていた。


くぐってもいいんだよ
くぐってみようか…
くぐってみなよ
くぐりたい…
さぁ

”犬くぐり” に飲み込まれる…


二山を走破し風呂につかり間もなくゴールという状況において、どうやら脳ミソは浮かれていたようだ。
拾い集めてきた自信を入れているカゴに穴が空いてしまった。

教訓として、したためておく。
”平静にあらんずば人にあらず”




まとめておこう:
・浮かれた脳ミソも、判断を誤る。
・家に帰るまでが遠足。

2016H28s91/9/19 mon

9月3日(土)、伊藤美誠選手と水谷隼選手の凱旋パレードが磐田駅前で行われた。
翌日の新聞の一面には、見たこともないようなでかい写真が載った =3
 (ソース:中日新聞2016/9/4付朝刊)


あ~ 見に行きたかった~


新聞によると、
”凱旋した二人を一目見ようと、JR磐田駅北口前から市役所までの約六百メートルに約三万一千人(磐田市発表)の市民らが集まり、”
とある。

すげえ…
しかし…
どのくらいの集まりっぷりなんだ…


我われ庶民にわかるくらいのスケール感に落としてみた。


600mに3万人
 ↓
道路の両サイドにいるだろうから、1.5万人+1.5万人
 ↓
片側100mで2.5千人
 ↓
1mで25人
 ↓
1m幅に3人が横に並んで立つとすると、奥行き方向には8人てことになる。一人あたり40cmの厚みとすると、先頭から後ろの人までは3.2m。
 ↓
およそ縦2畳分のスペースに25人が立っているくらいか。
 ↓
6畳部屋に75人が立ってるイメージだ… (-_-;


うーんピンとこん…
それより、部屋に75人もいたら一言、言いたい。
「出てってくれ」 と。



まとめよう。
わたくしは、これ↓で割とぴんときました。

”凱旋した二人を一目見ようと市民らが集まり、ジュビロード約六百メートルはインド人の行列ごとき様相を呈しました”

これなら、「ほぉ~」 となる。

2016H28s91/9/4 sun

2016/5/14(土) 晴れ
尉ヶ峰(じょうがみね) 433m
浜松市北区細江町。
天浜線佐久米駅をスタートし山頂へまっしぐら。折り返して途中西気賀方面へ舵を切り国道に下りて三ヶ日方面へ。寸座からバスに乗って佐久米駅にゴォール =3
所要時間3時間45分。
移動距離およそ12km。

map



今回は時間制限付きだ。
12時に三ヶ日(みっかび:みかんの産地。西隣りは愛知県豊橋市) で子とお昼ごはんを食べる約束がある。
与えられた猶予は3時間30分。
1時間で3km歩けると踏んで、およそ10kmぐらいのトレッキングを計画する必要がある。


前の晩。
Googleマップを開き、手尺で距離を測りながら三ヶ日付近の山を探しまくる。
ほどよく、尉ヶ峰(じょうがみね) という山を見つける。
見たことのある字面だナ、と思った。
そう、この山は、山登りミッション(「歯車をぐるぐるまわす」を参照) で指定された山だ。
はからずも興奮したっ =3


山行の準備に取り掛かった。
黒帽子に七分袖の綿シャツ、伸びる素材の黒パンツ、スニーカーはスーパースター。そして、ワンショルダーバッグ。
前回の三岳山トレックとまったく同じスタイル。
地図だって手描きだっ =3


翌朝。
子を三ヶ日某所へ送り、その足で天浜線佐久米駅へ向かう。
駅前に車を停め、ペットボトルが1本入ったワンショルダーバッグをたすきに掛け、歩き始める。
ストリートビューで予習した通り、駅を出て右へ!
8:23



案内板を発見し、山へと進入してゆく。
道は狭くなり、民家がなくなっていき、山らしい坂道になってくる。
そろそろ生活限界ラインだろう雰囲気も漂う。
農作業中のおじいさんに挨拶をする。おそらく最終村人だ。
いよいよ寂しい。



ほとんど景色のない森林の中を一人で進む怖さ。
自分が歩かないと終わらないというスリル。
ただ、案内板はたくさんあるので、道に迷うことはない。二ヶ所を除いては。
なるほど、案内板て重要なんだな。人生にも案内板がたくさんあれば…、、そりゃいらんナ

途中、なかでも立派な看板があって、それによると、この辺には ”奥浜名自然歩道” というものが整備されているという。
4つのコースがあって、おれはいま ”佐久米コース” を歩いているようだ。
しかも、
「佐久米駅から尉ヶ峰山頂までの5.7kmのハードコースです」
と書いてある!
なんと、いちばん大変なコースを歩いているらしい=3 一気にベテラン気分だ。

なーんて喜んだんだけど、ちょっと文字が長いナ… と思って読み返したら、
”5.7kmのバードウォッチングコースです”
だった。
おいおい、バードウォッチングしながらでも歩けるんかい…
39
39




出発から3km地点、50分経過。
山をひとつ越え、引佐峠(いなさとうげ) という所に出た。

この峠は奥浜名オレンジロードになっていて、この道路を横断してまた山に入っていくことになる。
横断の際は、安全を確認して足早に渡る必要がある。ここでいう ”安全確認” とは、目で見ることじゃない。耳で聞くことだ。

エンジン音が聞こえていたら、とにかく待つべし。
まだ遠くに聞こえてるからって安心しちゃいけない。彗星のごとく爆走中の彼らライダーは、あっという間にやってくる。
僕らのようなおじさんがトボトボ横断していると、あっという間にミンチだ。
しかも、彗星ライダーとの合挽きになっちまう。
ヤダよナ?


無事に峠を越すと、それを労う(ねぎらう) かのように明るく開けた場所に出る。
気分転換を促すかのように草を刈り込んである。
72
72
それだけじゃない。この鉄塔の右側は谷になっていて景色も開けてる。
それだけじゃない。鉄塔の電線は谷這うようにして向こうの山の稜線まで伸びている!スケールのでかいターザンロープみたいだ =3


出発から1時間ちょっとが経過した。
あとどのくらい歩くんだろう。足元に …答えが落ちていた!
76
76
40分でもない、50分でもない、43分だ。やけに細かい。これは(朽ちてはいるが)信頼性が高いゾ!
31分後、尉ヶ峰の単独登頂に成功する。
時に、西暦2016年5月14日、午前10時9分
119
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おれ的には、深い森の中を進行していたつもりだった。
途中、抜け出すことができないかも、なんて不安すら覚えた。
ところが森の中には、、
87
87
伐採作業中の人たちがいたり、
トイレ付きパーキングがあったり、
ハイキング感覚の年配夫婦や、
鉄製の大掛かりな階段、
山頂にはスカーフを巻いたオシャレなイノシシ、
にぎやかに世間話する年配女性たち。。

至るところに人の気配があった。



山頂には景色がまるでない。
やることもないので早々に出発する。

往路では "獅子落とし" という崖を登ってきた。そこを下るのは落とされた獅子のようでプライドが許さない。迂回路を歩いて下った。

帰り道の心配は、なかった。
登ってくる途中で西気賀への道を発見していたからだ。
(朽ちてはいるが)指まで指してくれている。
136
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浜の景色を眺めながら浜見岩を通過。
いくつかの手書きの案内板に導かれ、下った。


舗装された農道に出ると、そこに鉄塔があった。
またしても、谷を這うようにして電線が向こうの山へ伸びている。よく見るとその山の稜線は一部が刈り込んであり、やはり鉄塔が立っている。たぶん1時間40分前に労をねぎらってもらった所だろう。それに気づくと、ヘクタール級の感動が襲ってきた。歩いてきたであろう稜線を何度も目で辿った。
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写真↓手前から歩いて来た。
164
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見れば行き先が3つに分かれてる。
道標はない。
いったいどれだろう…

a) まっすぐ進み、やや右へ上っていく舗装路。
b) その手前で右へポキンと曲がる舗装路。
c) 白い柵伝いに上っていく草むらの道。

違ってそうなら戻ってくればいいぐらいの気持ちで、まず (b) コースへ進んだ。進んで行くと上り坂になっている。が、ついに ”違っている” という判断ができず、終点まで歩いてしまった。でもお陰さまで、その道の正体見たり!だ。
(a) コースと (b) コースは、徒歩10分で結ばれる盲腸のようなコースだった (;_;)

残るは (c) だが…
薄々気づいてはいたが、、これは道じゃない… (T_T)

そもそもこの場所まで来てしまったことが間違いか。戻った方がいいのかも…
うろうろしながら10分ほど悩んだ。

つくづく、うろうろしてみるもんだナァって思った。なんと第4の道が目に飛び込んできた。朽ちた案内板が地味に呼んでいた。(写真164の黄色矢印)

その道を10分も下っていくと民家の屋根が見えてくる。いよいよ下界にランディングだ。目指すは西気賀駅。農道を下ると四辻(よつじ:十字路) に出だ。

さて、写真↓右から下ってきた。が、戻れとは、、これいかに…
184
184

この尉ヶ峰トレッキングで、初めて案内板を無視して進んだ。トレッキング歴2回目の勘(かん:経験から会得したリズム) が激しく自身に訴えてきた。

「もどるなキケン」 と。


11時30分。
またひとつ実体験から自信を得て西気賀駅を射程に収める。
線路を渡りホームに出て改札を抜け待合室へ。
190
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子との待ち合わせは30分後に迫っている。
ここから佐久米駅まで歩いていると、おそらく約束の時間には間に合わないだろう。
天浜線の時刻表を見た。

5分前に発車したようだ。次は55分後。待っていては間に合わん。
バス停を探した。
すぐに見慣れた遠鉄のバス停を見つける。が、こちらも1時間に1本だ。そして次は30分後。
歩く。
間に合わんゾおい… という心の声が何度も響く。
歩く。
早歩きすりゃ間に合うら… と誤魔化しながら (-_-;

本来ならバスも鉄道も使いたくない。前回の着地ミスにつづいて、今回もトレッカーとして恥ずかしい尻拭い(しりぬぐい) になってしまった。
タイミング良く寸座バス停に着くことができ、160円で天浜線佐久米駅へ戻った。
20分遅れで子と合流する。


12:48
お昼は遠鉄ストアにお邪魔した。
トレッキングの興奮が収まらない。この4時間ほどの出来事を早く話して聞かせたかった。
けど、子の勢いに飲み込まれてしまい、
口は、のり巻きを食べることに専念し、
目は、西に見える山々を遠く眺め、そして
耳は、聞き役に甘んじることとなった。




まとめだ:
・前の晩に適当な計画を立ててちゃいけない!
・ストリートビューでコースの予習をしてしまうと、つまらない。
・案内が多いとテンションが下がる。
・人が多いとテンションが下がる。
・クモの巣が多いとイラッとする。
・スニーカーで山行するとつま先が痛くなる。
・地図を買え!

2016H28s91/7/17 sun

2016/5/3(火) 憲法記念日 in G.W. 曇天、たまに晴れ間。
(萬城寺山(274.4m)+)三岳山(467.2m)+とっか山(303.5m)
浜松市北区引佐町。
すぽるてんから萬城寺山を経由し立須(たちす) へ寄り三岳山(みたけやま)、とっか山と進んでまさかの伊平に不時着、そして…
所要時間7時間4分+。
山行距離およそ不明。


G.W.に入った。
山行(さんこう:山を歩き行く) のための装備は揃えていない。
あるもので行ってみることにした。
ただ、初トレッキングなので出鼻をくじかないためにも持てる知識を総動員して慎重に仕上げた…


ネットで ”ヤマレコ” というのを見つけたので、そこの山行記録を参考にコースを計画した。

青線が予定コース
赤線が実歩行コース
map




水とおにぎり2ヶをコンビニで仕入れる。
9時30分。
すぽるてん(:引佐総合公園) に車を停め、歩き始めた。
素人なので異様に興奮している。とにかく登りたかった。すぐにでも登り始めたかった。
東のみかん畑の斜面をさっそく登りだした。

登り切ると舗装路。
しかし直後に道をふさぐアオダイショウ。
動きがない。
棒きれを投げつけてみた。
動かない。
ヤツの視線を感じ取れない。ヤツの狙いがまるで読み取れない。

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おろおろして5分が経った。
やつはついにUターンして草むらへ帰って行った。
案の定、時間が解決してくれた。困ったときの神頼みだ。時は金なり神にもなり。
第一目標である 「立岩牧場」 を目指す。

9時50分。
子牛のわかばちゃんに宣言する。「三岳、登ってくる」
歩く。


ついに山行らしい道への入り口を発見。
ヤマレコで三岳山の山行記録をいくつか見たけど、どれもここから入っていくように書かれている。
が、看板と鎖が…
12
12

うろうろしてまたもや5分を浪費。
こればっかりは時間は解決してくれそうにないので、重く長い足を大きく持ち上げた。


15分も歩くと、ヤマレコに書かれている通り、林道の途中、右側に車2台分のスペースを発見!
そして左側には山道の入り口がたしかにある。
興奮した =3


17
17
これが山道ってやつかあ!
初めて見る山道。大冒険でもしてるかのような興奮と感激に襲われた。
嬉しかったので気分に浸るため少し休憩。
水を飲んだ。
なぜか甘みがある。マンゴー味とか書いてある。どゆことだよー=3 水を買ったつもりだったのにー

第二目標である 「鉄塔」 を目指す。


山道を歩いていくと、右側にフェンスとみかん畑がある。ヤマレコの通りだ。
そこを進んでいけばいいんだろうけど、でも木の枝がすごいことになっていて進めない。
左を見れば、見通せないほどの広い雑木林に冒険心を煽られる。
左へ進む。

わくわくがドキドキに変わった。
しばらくさまよう。
ついに40度ほどの斜面に進路を阻まれた。
まじヤバイかも。
ところが大きく見上げると真上に鉄塔がっ!

10時30分。
鉄塔着。

振り返れば、本来通ってくるべき山道がある。この鉄塔で間違いないだろう。
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22

第三目標である 「立須」 を目指す。


どうも、計画にない山も登っていたようだ…
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29



その後、いくつもの鉄塔を経て、舗装された林道に出てしまった。
地図の描かれた看板もあったが、なぜか地名とか距離が書かれておらず、ジグソーパズルの断片を見ているかのよう。
自分の居場所が不明で、立須までの距離も方向も不明。
落ち着こうと思って甘い水を飲んだ。

数分歩くと、木の枝にタイヤが!ネットにも載っていたやつだ。
意外にもこれが不安を吹き飛ばしてくれた。

さらに数分、運命の分岐に出くわす。
林道は左カーブへと続き、正面には入り口をロープで塞がれた道、そして右へは急角度で登っていく細い山道がある。
迷わず林道を選んだ。
正解は正面の道だったみたいだが。

林道の良い点は、大きな看板があるところだ。
ジグソーパズルだけど。
現在地点も示されているけど、なぜかさっきの看板と同じ位置に印がある。
20分は歩いているのに現在位置が変わってないってことは、この森林はそれほど広いってことか。
こりゃ GPSは必需品だナ


林道を歩き始めてから50分。やっと視界が広がる。
立須を探す気力はなくなっていたが、見上げたら立須がそびえていた!
なんと立須の真下に出ていた =3
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62


しかし!

計画では立須の上に着くはずだった。なんで下にいるんだ、おれ…
立須で素晴らしい景色を眺めながらお昼を食べてやろうって思っていたのに。
12時18分。

ふと、おかしなことを言ってる自分に気づいた。
計画では、立須の峰でお昼を食べることになっている。
でも、そこには着いていない。
てことは未だ計画半ば、まだ着いていないだけなんだ!ってこと。
巨大な白の絶壁を眼前にして、どうやら覚醒(かくせい:すべてが自分中心に回り始めた状態) したらしい。
もはやトレッキングとかハイキングなんてオシャレな言葉じゃ挽回できない状況だ。
重く長い足をゆっくり持ち上げた。

。。。

巨大な白の絶壁の直上では、景色は広がらない。
さらに深く進行…

。。。

急斜面でのヤブ漕ぎに心が折れかけ、木にしがみつきながら嫁さんに電話した。
そこには平和な日常があるようで、ホッとさせていただいた。

。。。


13時40分。
立須の峰は、巨大な白の絶壁の、上方50mほどのところにあるようだ。
お昼ごはん。
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下を覗き込むと見覚えのある道が見えた。
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第四目標である 「三岳山山頂」 を目指す。


三岳神社の駐車場では、ご年配の方々数名が鳥の撮影会をしておられた。
鳥が下り立ちそうな岩の上に演出を施しておられた。
喉が渇くので残しておいた甘い水を飲み干した。
山頂を目指す。


14時45分。
山頂に到達。
先客が2名、ラジオを聞きながら景色を楽しんでおられた。
AWACSの飛行高度を述べておられた。
余談だけど、北基地東側、パチンコ楽園裏の道路で信号待ちしているとき、真上数十メールをヤツが着陸のために通過したことがあった。乗っていたバスが風圧でグォンと横揺れした。その巨大さ、間近さ、圧迫感には驚愕した。


景色はもうお腹いっぱいだし水も切れているので急ぐことにした。
第五目標である 「とっか山山頂」 を目指す。


7分で単独登頂成功。
近すぎてたまげた。
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119

ここは T字路になっている。またもや運命の分岐ってわけだ。
左方面は、割ときつそうな下りで山道が先へ続いているようには見えない。
翻って右方面は、こっちだよと言わんばかりに山道が伸びている。

計画したコース図では、とっか山を左へ進むことになっている。
でも深層意識は 「おいおい右しかないだろう!」 と言っている。
うろうろしながら葛藤に5分を費やした。

そして、計画を達成しようとすると苦労が伴うってことをすでに学習している脳ミソは、下調べして練り上げた計画よりも見た目の確かさを選んでしまった。



あっちにカーブ、こっちにカーブを繰り返しながら、ゆる~く下っていく山道。
ところどころにカラフルな ”こっちだよ~” がある。
122
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”こっちこっち!” なんてのもある。
が!
134
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どうやら ”行き止まりだよ~” のサインだったようだ。



ひたすら続くゆる~い山道。。

不安になるほどひたすら続く。。。

踏まれてしまったギンリョウソウに人の気配を感じ取り、心がやや浮き立つ。
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147


三差路に出くわす。
3秒で一番右の道を選んだ。実に良い下りっぷりだったからに他ならない。
早く下山したい。
その一心だ。
だんだん知性がなくなってきていると思った。


エミューだ。
ついに理性も溶けだした。
156
156



いつもそれは突然だ。
ついに抜けた!
15時52分。
とっか山山頂からちょうど1時間だった。
162
162

目の前に見えるのは、山道でもなければ林道でもない。
すぽるてんにつながる道路にちがいない =3
バスだって走ってるはずだ =3



たまげた。
命を落とすところだった!

よく見ると道路は15mほど下にある。
おれは崖っぷちに立っていた。
走ってこなくて良かった…


引き返すか、それとも飛び降りてみるか。
知性も理性もなくなった脳ミソがどんな決断を下すのか怖い。
おろおろした。

うろうろした。

そしたら道を見つけてしまった…
1分ほどうろうろしてたら、なんと道を見つけてしまった。

この崖っぷちを落ちないよう右へ進む。
そしてすぐに右へ曲がり込む。
するとそこに山道が続いていた。

ヘアピンカーブだったってわけだ。
目の前が崖だったことに動転してしまい、引き返すか飛び降りるかだなんて、2択に絞ってしまっていた。
生きようとする本能すらも失いかけていたってことだ。
山って、おそろしい。
いや、自分がオソロシイ…

数分後、地上に下り立つことができた。
15時56分。
172
172


道路から見上げる。
コンクリの一番上のところにヘアピンカーブがあった。
178
178-2



ちょうどこの場所に ”おおだ峠” というバス停があったけど、遠鉄バスじゃないし時刻表もない。
しかも予約制らしい。


予約してないので歩く。


右へ左へうねうねと、ゆるく下る道路がつづく。

新東名であろうトンネルをくぐる。すぽるてんの近くにあっていいものじゃないゾ
いなさJCTあたりまで来てしまっているのか…


さらに ”赤坂口” というバス停を通過し…

自分の居場所を特定すべく感覚を総動員して歩きつづける。


やがて民家が見えてきた。

第一村人発見!
川を挟んだ向こうで、お年寄りたちがゲートボールらしきものに興じている。

そして看板だ!
待望の ”文字情報付き” の看板だ!
190
190
で、どこなんだ、ここは??
いまだ場所特定には至らない。


歩く。


伊平幼稚園、伊平小学校と通過。
どうやら…

伊平みたい。
16時35分。

場所は分かったけど、すぽるてんまでの距離が分からないことに気づいた。
なるほど、地図って必須なんだナと思った。

その後の記憶は、ない。
写真もない。
たぶん、恥ずかしい結末を迎えたんじゃないのか…



まとめ。
初トレッキングで分かったこと:

・手描きの地図では信ぴょう性に欠ける。 …描いた自分ですら信用してない。
・GPSは必需品。
・地図は必携。
・水は 500mLじゃ足りない。 …意外に甘い水もあり ??
・疲弊(ひへい) した脳ミソは身をキケンに晒す(さらす)。
それから、
・自然は数々のありのままを与え給う。 …それで苦しむのか、それを楽しむのか。




その晩は、無事に帰還できたお祝いにお寿司をいただいた。
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嫁さんにはもちろん、お礼と、自慢話もご馳走して差し上げた。


山道を一人で7時間も歩いたなんて、高揚感がなかなか収まらない。

2016H28s91/7/16 sat

走った。
浜名湖ぐるっと 58.3km。
2016/4/29(金) 昭和の日、快晴だが驚異的な強風。
気賀駅を 9:28スタート、気賀駅に 17:03ゴール。所要時間 7時間35分。
6段変速機搭載の赤い小径2輪にて。

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3年前の春、
おれは Jeep を迎い入れた。
もちろん購入は自転車あさひだ。


そして今年も春がやってきた =3
こないだの佐鳴湖ウォークで拾った自信はすでに野望に変わっている。
佐鳴湖が6kmなら今度の相手は60kmだ =3 フガッ

浜名湖との付き合いは長い。コースは頭に入ってる。カーナビより詳細で鮮度はいいつもりだ。
ただ、全周を思い返すのに8分ぐらいかかるが。
そんな道のりだからチャリで走るのは大変だってことも分かってる。
こんなプランはおそらく前人未到、誰であろうと夢ですら見ることはないだろう。



結論から言おう。
一応、走破は、できた…
ただ、イワシがマグロに喰われまくる7時間35分だった気がする。

全般にわたって、マグロの回游のごとく駆ける武装チャリダーたちに抜かれまくる。
強風だろうが坂道だろうが決して押し歩きすることのないマグロチャリダーたち。
スピードとパワーの違いは想像を絶した。
まるでイワシのごとき自分の非力さ。
前半は遊覧気分だった。
中盤には太ももがヘタった。強風に心もめげた。
そして後半は、肉体から魂が抜けてしまっていた…




9:28
気賀駅に車を停め、折りたたみ式 Jeepを下ろす。
かならず今日中に帰ってくるぞ!と駅舎のラーメン貴長の看板に約束し、出発した。
やたら風の強い日だった。


寸座ビラージを通ってきて、奥の方に東名浜名湖S.A.を望む。
遊覧気分を満喫だ。
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道の先っぽ左側に見える礫島(つぶてじま:だいだらぼっちが存在した証拠の島)
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半分を走破したころ、漕ぐと太ももに異常な疲れを感じ始める。
ちょうどお昼なので、前回無料券を引き当てたラーメン屋に入る。
このサンマリンブリッジを渡ると浜名湖競艇場。
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強風の中之島。
強風の恐怖と太ももの悲鳴のため、この辺りは押し歩きで進む。
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強烈な西風で、浜名湖大橋は押し歩きでも怖かった。
マグロチャリダーたちは平然と回游する。
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強風を乗り越えた後、ガーデンパークで休憩。なぜかそこはそれほど風が強くなかった。
大勢の家族連れが楽しむ光景を眺めながら水分を補給し、いざ舘山寺へ向け出発した。
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またもや風が強く水しぶきを浴びながら走る。
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この先に舘山寺パルパル。
パルパルに着いても感動は湧いてこなかった。
もう、肉体から魂が抜けてるっぽい。。
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澪つくし橋。
この橋を渡れば気賀駅だ。
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気賀駅17:03着。
ゴールの感動は、この素朴で懐かしい雰囲気と共に心に残したかった。
魂をどこかに落としてきたけれど…
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マグロたちを見て、世の中広いナ、レベル高いナ、とつくづく思った。
だけどイワシだって大勢集まれば強くなる、とも思った。
なんてサラリマンチックなんだ!
またひとつ自信を拾った。

2016H28s91/6/22 wed

足腰強化は、未来を切り開くための最重要課題だ。

ふと、平地を歩いていては効率が悪いナ、と思った。
山を歩きたい!と思った。


山登りが趣味だという知り合いにメールを出してみた。
山に登りたいんだけどお…」

返事が来た。
「三岳山、富幕山、尉ヶ峰、登っといて。終わったら浜松界隈でメジャーな竜頭山へ行くかね。」

…だそうだ。




おれが期待していたのは、、
登りたくなった理由を聞いてくれたりとか、
装備や心構えを教えてくれたりとか、
お得な情報だったりとか…

まさかいきなりミッションが飛んでくるとは思わなかった。

が、
不思議とワクワクしてる!
さすが、歯車チックなサラリマンだ。
おれはこれを自信にすべきかもしれん =3

2016H28s91/6/18 sat

数年前、生意気なヤツと言い合いをして、おれは初めて負けを確信した。

それまでもそいつとは何度も言い合いをしてきていた。
「ハゲ」 とか言われたってもちろん平気だった。
薄めではあるが一応全面毛があるし。
子供とケンカしてしまう精神レベルだが一応大人だし。
だからもちろん余裕で勝ってきた。

ところが、ヤツは進化していた。
そのとき、ヤツの口から飛び出したのは、衝撃の言葉だった。

「ハゲろ」


呪文だったと言ってもいい。
将来を不安に陥れるに十分な言葉だった。
その3文字に動揺した。
しかもそこにトドメのセリフを食らった。

「ハゲてきたな」


進行形であることも匂わせてきた。
心を乱さないオッサンはいないだろう。
そしてさらに突っ込まれた。

「目が泳いでるゾ」


あぐぅ…



オ ワ タ ー





せめて、こう想いたい。

おれは、
大事なものと引き換えに、
我が子を、
ここまで強く育てたんだ…

って。


orz


やっぱ オ ワ タ ー