地図の役割は、どこに何があるのか、道がどうつながっているのかを教えてくれることだ。
あとは知波田駅までの舗装路を歩くだけ。
爺さんは自信たっぷりに教えてくれた。
そして、トレックの様子を聞き出してもくれた。不安だった気持ちを知ってくれた。道を教えてくれただけじゃなく、照らしてくれた。
なんて爺さんなんだよ!
クモの巣を払うために使う。
2016H28s91/10/30 sun
5、6、7月に渡って山を歩いてきた。
山の知識はゼロ。
なので、知り合いのベテランがいくつかの山を指定してくれた。
お陰さまで、小学生が遠足で登るような山を登ることになった (-_-;
とりあえずあるものを纏って(まとって) 登った。
やはりお陰さまで、実に遠足っぽい定番スタイルができあがった。
これを基準に良し悪し(よしあし) を判断し、自分の山行スタイルを作っていこうと思う。
服装
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まだ現状維持。
汚れてもいい、破れたっていいものを選ぶから、いつも同じ白黒の七分袖+黒ズボンのパンダルックになる。
綿100%だけど汗をかいても問題なし。
気温差を体験するまでは現状維持だ。
参考までに、どんな服装にすればいいのか知りたくて専門店へ見に行った。
値段のインパクトがすごかった =3
どんな服があったかなんて記憶に残らないほどだ =3
おれはホームセンターのモノで十分だなって思った。
”レイヤリング” が大事だって言うけど、ソレふだんから誰もがフツーにやってることじゃん =3
なんて思っちゃう程度なので、やっぱりおれはホームセンターへ行くべきだ。
ひとつ知恵(ちえ:いいわけ、へりくつを言える才能) が付いた!
リュック
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リュックなんて、持ってない!
だから、市野イオンで買ったワンショルダーバッグで代用した。
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容量でいうと3リットルぐらい。入れるものは、、
・500mlペットボトル2本
・おにぎり2個
だ!
他に思い浮かばないので丁度よかった。
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が!
竜ヶ石山(りゅうがしやま) へ登ったとき、あるトレッカーがザックからコンロとカップ麺を出しているのを見た。
あ・ドラえもん… と。
やや驚いた =3
すぐ、専門店へ走った。
値段のインパクトがすごかった =3
目玉が飛び出してどこかへ転がって行っちまった =3
そんな話を知り合いのベテランにしたところ、12リットル容量のリュックをくれた =3
なんでもグチってみるもんだ。
ちなみにそのベテランは、60リットルのザックを背負っているという。
ほぅ…
何が出てくるのかナ…
帽子
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ふだんは帽子なんて被らないのにラグーナ(ラグーナ蒲郡) の雰囲気に流され買ってしまったものを頭に載せている。
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黒くてヨレッとしてて、実に形が良い。
周りのツバは風を取り込む効果もあって首が涼しい。
だけどポリエステル製に比べると重くて、髪の毛をペチャっと押さえつけてくる。
かといって被らずに歩いていると日差しで頭が痛くなってくるので、必須だ。
いきおい、5千円でポリ製を買ってしまった。
アタマ
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汗をかく。
帽子を被る。
するとどうしたって髪型は崩れる。
細いうえに癖っ毛なので、デタラメに暴れちゃって大変なことになる。
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薄くもなってきているので短くして楽になりたいなとも思うけど、なかなか踏み切れるもんじゃない。
まったく、髪の毛の質・量、共に問題があると深刻だ。
ついでに白状しておく。
目も悪くなってきた。遠くもピンボケ、近くもピンボケ。
おまけに歳のせいか口まで悪くなってきている。
耳に至っては、人の話が悪口に聞こえてくる始末だ。
ひとつ、茹で蛙(ゆでがえる:生活環境がどんどん悪化していくのに我慢をがんばるヤツ) 的な体験談を披露しよう。
就職してアパートで一人暮らしを始めた。
部屋のすべてが自分のものだった。
料理できないのに、キッチンまでもが自分のものだから興奮した。
結婚した。
テレビが自分のものでなくなった。
タンスの中身が変わっていって、開ける引き出しも限られていった。
キッチンに入ると、そこは他所(よそ) の家のようだった。
仕事から帰ると決まった場所に座るようになった。
次に何をすればいいのか、嫁が言ってくれるようになった。
だけど不思議と、幸せだナ… って思えた。
やってもらう方が、従ってる方が、楽なんだろう。
その ”楽” が我慢の裏返しだなんて想像もできない。
そのうち間違いなく押し潰されるってことを想像できていない。
ついでに、茹で蛙かどうかを判別する方法を紹介しておこう。
たとえば怪我(けが) をしたときに 「痛い?」 って聞かれて、「だいじょうぶ」 って応えるヤツは真性の茹で蛙だ。”まだ我慢できる” と言っているに等しい。
湯加減はいかが? そう聞いてみたくなる。
くつ
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靴は、市野イオンで安売りされていた展示品のスニーカー。
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展示されていた片方をレジに持っていったら奥からもう片方を出してきて袋に入れてくれた。
帰宅して並べてみると展示されていた方が濃く変色していた。道理でレジカウンターで並べて見せてくれなかったわけだ。
買い直すのは悔しいのでボロボロになるまでコイツ一足を履き続けようと決めた。
会社だって飲み会だって山歩きだってコイツが相棒だ。
もちろん床屋だって。
その床屋のおっちゃんが話しかけてきた。
「お、スーパースターだね。好きなの?」
コイツの名前は ”スーパースター” って言うらしい。
二人の視線がコイツに向けられた。
コイツに光が当てられるときが来るなんて!
文句も言わずに頑張ってくれたご褒美、そう考えた。
貴重な10分間だった。
靴底のゴムがボロボロに欠けるほど歩いてゴメンナサイ (_O_)
登山用の靴を、だから、ちゃんと買うことにした。
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メガネ
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明らかに遠くがよく見えない。
初めて、”買うため” にメガネ屋に入った。
でもどうやって買えばいいのか分からない。
分からないときは他のお客さんと同じ動きをしてみればいい。
視力を測って度数を合わせ込んでくれたメガネを掛けてみた。
素晴らしく遠くが見える。
すべてが透き通って見えた。
ところが、目の前の店員さんの顔がボヤけてる。
メガネをはずすと見える。
掛けるとボヤける。
取ると見える。
掛けると…
何度か繰り返して、確証を得てから聞いてみた。
「アノ… 近くが見えないデスガ…」
メガネを掛けると遠くが見えるようになる代わりに、裸眼のときより近くが見えなくなってしまう。世の中にそんな法則があったなんて (-_-;;
これには驚いた =3
動揺してアタマの回転が止まった。
アタマが止まると身体は自走するようにできている。これはお馴染みの法則だ。
身体が流れ作業的にお金を支払ってしまい、そうして人生初のメガネを手に入れた =3
お陰さまで、メガネを掛けたままだとピンボケで財布から小銭を出せなくなるほどのリスクを背負ってしまった =3
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一人でヒッソリと背負っていかなきゃならない自分だけの不具合。
でも、歳を重ねてきたからこそ味わえる、とも言える。
ちょっぴり大人に… あ・まちがえた、、ちょっぴりお爺さんになった心地だ… (T_T)
お弁当
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コンビニでおにぎりと水を買う。
いずれもなかなか立派な値段だ。
だからおれの深層意識は、「スーパーへ行って安く買え!」 っていつも叫んでる。
でもコンビニなら、、
目的地へ向かう途中にちょこちょこある。
駐車してちょっと歩けば店に入れる。
広くないからすぐ商品にたどり着ける。
手際よく袋に入れてくれる。
要するに、さっと買えるわけだ。
つまり、自分の面倒を減らすためにお金を余分に支払ってるってことになる。
おれが歩く主たる目的は 「人力向上」 にある。行動できる人間になることを目標としている。
だから、知恵と身体を使うよう考えを改めなきゃいけない。
そもそも ”買う” なんて発想からしてダメダメだ。
やはり、”現地調達” が理想だろう。現地で狩猟やら採集をして食べる。
一歩譲ると、”自炊” だ。材料を持っていき現地で調理して食べる。
三歩ぐらい譲ると ”手作り弁当” となる。
ちなみに百歩ぐらい譲ると ”コンビニのお弁当” ということになる。
ま、お弁当は、そろそろ卒業したい。
つえ(のようなもの)
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唯一、現地調達している装備だ。
山道を歩きながら探す。
”杖(つえ)” を探そうと思ってはいけない。
”棒きれ” で十分だ。
5

山道が弱々しくなると枝葉も混み合ってくる。
そういったところには、人間を絡め取ろうとクモの巣が張られる。
人間をひとりでも取れれば玄孫の代(やしゃごのだい:何世代にも渡ってということ) まで食っていける。クモのヤツも大層なことを考えるもんだ =3
我われ人間としては絡め取られちゃいけないわけだから、クモの巣を払う必要がでてくる。
「想定外だったー」
…なんて許されない。
さて、
この棒きれ、
杖としても使おうなんて欲張ったことを考えちゃいけない。
自分の体を支えるために使うと、たいへん疲れる。
体のバランスを ”知る” 程度に使うといい。
なので、丈夫でなくていい、軽くていい、細くていい、クモの巣が払えればいい、ってことになる。
ただ、クマを払う場合は、、丈夫に越したことはないゾ =3
払うつもりならば、ナ!
あとがき:
自己基準ができたので、あーだこーだと考えが言えるようになった。
文句も言っちゃってベテラン気分だ。
ワガママだって言っていいと思う。
むしろ、ひと癖あるくらいがいい。
だってもう、山男なんだから !
よって、
8、9月は暑かったので自宅待機にしました =3











































