皆さまこんにちは。
本日は、心のおしゃべりについて書こうと思います。
心のおしゃべり・・・意図せず頭に浮かぶ連続した思案(特にマイナスな思考)のこと。
家事や仕事といった、作業などをやっている時に、別の事を思い浮かべたり
昨日の事件・出来事や、もっと以前の悔恨を思い出したり…
集中しているはずの目の前の作業・タスク以外に、たいていの人が心の中でおしゃべりをしています。
具体的には
「昨日、課内面談で変な事口走ってないかなぁ」
「口走ったかも」
「だって、課長の目が一瞬大きく開いた感じがした」
「あ~~やっぱり。だよねぇ・・・前々から私への評価、低いだろうなぁ、と感じてた」
「いつも、聞こえるか聞こえないかくらいの声でしか、挨拶を返してくれないんだもの」
・・・・・・
こういったものを、「心のおしゃべり」と言います。
上記を冷静に見てみますと
「昨日、面談で変な事口走ってないかなぁ」
「口走ったかも」 ← これは自分の中での解釈ですよね。
この一つの解釈が、あなたの思考をマイナスへと引っ張っていきます。
カンの良い方はこの時点で既にわかってらっしゃるでしょう。
さて、以降のおしゃべりを改めて読んでみましょう。
「だって、課長の目が一瞬大きく開いた感じがした」
「あ~~やっぱり。だよねぇ・・・前々から私への評価、低いだろうなぁ、と感じてた」
↑これは、どうでしょうか
根拠が先の「・・・目が一瞬大きく開いた感じがした」
ですよね。
これ自体も、自分で創りだした単なる現実の1解釈です。
冷静な人はここでもう気づかれているでしょう。
解釈に解釈を重ねて、自分の感情を自分であおっています。
「いつも、聞こえるか聞こえないかくらいの声でしか、挨拶を返してくれないんだもの」
←もうこの時点では、課長への不満(あるいは妄想)となっています
この後たいていは、課長への被害妄想のように展開していくのですが
これが行き過ぎると自分で自分の環境(仕事場、人間関係、自己評価)を乱す結果を招きます。
日頃からスポーツをしたり、ただひたすらに目先の作業に集中する時間が作れれば
一種の瞑想状態が作れますので、
自分の「心のおしゃべり」を静観する習慣づけをしましょう。
ここからが、自分の変革スタートとなります。
ありがとうございました。