変数名はセンスである。
変数は自由に付けられるが、「i」とか「r」だと全く意味が分からない。
かといって、変数の役割を全て説明するような命名だと、長すぎる変数名になってしまう。
いろんな書籍を読んでいると、感心する変数名が出てくるものであるが、私にはそれが出来ない。
例えば、「Clm」という変数が出てくると、カラムを連想する。
本来、カラムであれば「Column」なのに、何の解説も無しにスッとカラムの略語であることが頭に入ってくる。
オリジナルな略語なのに、良い意味でDAIGO(メンタリストじゃない方)を連想させないのである。
あのDAIGOでさえ、略語を言うと「それって何の略何ですか?」と聞かれているのをテレビで見た。
一般的に、直接話している人の方が意味が伝わりやすいものである。なぜかと言うと、人間はノンバーバルコミュニケーションに頼っているからだ。
直接話している人間は、身振り手振り、目線などで意味を伝えている。
外国人がカタコトでも、ある程度何を言わんとするかを理解できるのもノンバーバルコミュニケーションによるものだ。
仮にこの外国人と電話で話すと、何を言いたいのかほとんど分からなくなるのは想像に難くない。
話を戻そう。
Clmという略語で意味が伝わるのは超すごい。DAIGOでさえ意味を聞き返されるのに、Clmの三文字で意味が伝わってしまうのであるから、ノンバーバルコミュニケーション無しに伝わる分かりやすさ。
これは驚嘆に値する。