足跡らぅめん -223ページ目

寂滅為楽

「ねぇ,[人]に[夢]って書いて[儚い]って読むの知ってる?」

「あぁ,よく言うよな,それ。[人]に[夢]って書いて[儚い]…そう決めた先人が言わんとするのはつまり…」

「つまり?」

「つまり…アレだ。[先人め,こんな組み合わせの漢字にしやがって!見てろ。オレの夢は儚くなんかねぇぞ!]って,人を奮起させようと思ったんじゃね?」

「なにその理論…ガキっぽ-」

「あ~ん?んじゃてめぇの意見を聞こ-じゃねぇか」

「ん~…あたしはこの字,おっきい夢を背負いこんだ人に見えるけどな。」

「おっ」

「それで…う~ん…なんで[はかない]って読ましたんだろ?それはわかんないけど…」

「おい…結論も出せねぇやつのがよっぽどガキじゃね-か。」

「いいじゃん!夢はやっぱおっきく持てってことよ!ほらビッグ,ビッグ,ビッグドリーム!アメリカンドリームってことよ!」

「アメリカ漢字ねぇけどな」

「んじゃチャイニーズドリーム」

「なんじゃそりゃ」

「だから…ぇと…夢…夢があると言えば……遊園地?中国の遊園地と言えば………あ!…石景山遊楽園…」

「あぁ,確かに儚ぇ-わソレ。」





異色短編集③箱舟はいっぱい掲載「俺と俺と俺」より

パラレル・ワールドだろうか。多元宇宙の間で次元の断層が生じて,お前があっちからこっちへ送り込まれたとか。

いや,これはタイム・スリップだ。おまえは過去,もしくは未来の世界のおれでひょんなはずみにおれの現在へ迷いこんできたんだ。

発言:黒田弘と黒田弘

満身創痍行進曲

(前略)
だから努力ってのは身分,心情,才能,その他諸々から出るもんやから…同じ力量のプロレスラーでも慢心するプロレスラーとさらに努力するプロレスラーがおるってことよ。
例えば
天才型のプロレスラーと凡才型のプロレスラーではセンター試験で8割とるのに必要な努力量が全く違ってくる訳やん。しかもその基本要素に加えて個人の心情が絡んでくるやん。天才型やのにまだ努力する石橋ファイターもおるし,凡才型で死ぬ気で勉強してセンター模試の過去問で満点とっても不安やからさらに頑張る石橋ファイターもおる。結論付けたら「努力」はみんなに「平等」に当てはまるんじゃなくて「努力」って範疇では上も下もないだけで「平等」って訳やないんかもね。

大輔くんのおかげで新たな理論が展開できました。ほんとうにありがとうございました。





異色短編集③箱舟はいっぱい掲載「俺と俺と俺」より

非常に信じにくいことだが,事実は事実として直視しなくちゃならん。おれはおれ達になった!

そう!文字通りのおれ達だ!!

発言:黒田弘と黒田弘

逃した魚

うきぇ-

むぉご-

はぇは-

んぐぁ…

へこむな-凹むな-

あほぅめ

ほんに

あほぅめが…

クリスマスの…

クリスマスのあほぅめがぁあああ!!





異色短編集③箱舟はいっぱい掲載「カンビュセスの籤」より

あたしたちには生きのびる義務があるのよ。人間からビールスに至るまで植物も含めて,全ての生命あるものの行動の目的は一点に集約されるのよ。生命を永久に存続させようという盲目的な衝動……ただそれだけ。
この世にありたいということ。ありつづけたいということ。ただそれだけ。

発言:エステル