everything flows -2ページ目
※久々に日記かくつもりが、これただの公開ラブレターです


実はねむちゃんを初めて見た日の事も
初めて話した日の事もちゃんと覚えてはいないんだよね。

まあぱっと見おとなしそうでいい子そうで
美人過ぎない程度にほどよく可愛くてむっちむちでおっぱい大きくて、
きっとこの子は痴漢&STK&おっさんホイホイで大変なんだろうなあ
という勝手な第一印象は残ってるんだけど。
そこにホイホイされがちなのが僕なんだけど。

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今思えば二年前のこの季節に僕が初めて丼に足を踏み入れた頃、
ねむちゃんは入店半年、若葉マークも取れて
自分主役の誕生日イベントも終えて、
やっと一人前のメイドとして店内での地位も確立して
少し自信もついてきたかな?という時期だったのだろうか。

それでもまだまだ非常連のご主人に飛び込んでいくのは上手じゃなかっただろうし
僕らって若干異質なタイプでもあっただろうから、とっつきにくかっただろうし
最初の頃ってあんまり絡んでもらった記憶がないんだよね。

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まあ僕らがネットでの絡みのうざさとかを発揮し始めて
mixi始めさせたりした頃からは随分打ち解けて
アホな話もいっぱいしたりするようになったけどね。
僕の中でストッパー外してからは相当無礼なことも言いまくったし
いつも本当に楽しかったなあ。

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歌を初めて聞いたのは真空だったはず。
かなり上手いという噂は聞いてたけれど
実際聴いたらその時点で上手いという事はもちろんなんだけど
それでもまだ全然未完成にしか見えなかったスケールのでかさと、
マイクとデンモク持ったら餌を貰った犬みたいに嬉しそうな顔をするところと
イントロが鳴り始めた瞬間に眼の色が変わって歌手のオーラを身に纏っちゃう姿に、
「ああ、この子も歌ってないと死ぬ生き物だ」と色んな事が蘇って
一気にKOされたのは覚えてるんだけどさ。

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まあそういう印象が強烈過ぎて僕の中ではずっと、
ねむちゃんは「歌の上手いメイド」ではなくて
「メイド服を着たうたうたい」でした。

だから僕は調子悪い日にはご堪能入れる気にもならなかったし
体調管理ができてなくてすぐのど悪くするのにもがっかりしてたし、
お愛想の拍手なんてする気にもなれないときもあったし
少々のことじゃ褒めもしなかった。

特に最近…この一年ぐらいずっとかな?は凄く残念だったんだよね
なんか歌ってても全然、歌がボーっとしてる事が多くて。
きっと僕の知らない迷いとか悩みとかは色々あったんだろうけど、
「ああ、この子もう丼に居ちゃいけないな、
環境変えなきゃ伸びないな、この子の歌はこんなもんじゃねえだろ」
って実は思ってた。
っつっても辞められちゃうと僕がきついから
そういう事は言わないんだけどね

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卒業告知して以降のここ一ヶ月ぐらいはきっと
後悔しないように全部出し切ろうという気持ちが篭ってて
…特に最後の20曲は本当に良かったです。
まあいつもの凡ミスはアレだったけど
あれはあれでねむちゃんの味だと思っておくしかないんだろうなw
他のメイドさんに対して「歌は技術より心だ」と伝えてたそうだけど
ねむちゃんの歌がそれを証明してたような気がします。

目と耳以外の自分の身体が邪魔だと思うレベルは久しぶりだったよ。

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ホンマに寂しくなります。
でも最終学歴が専門学校のボーカル科ってことは、
自分の人生は歌に捧げると決めたという事なんだから
歌に対しては本当に本気であって欲しいです。
カラオケで騒いだり、コピバンで上手いといわれて
気持ちよく歌ってるだけで満足するところでは終わらないでね。

そうであるなら心から卒業おめでとうっていって送り出せる。


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Jazztronik - 七色
http://www.youtube.com/watch?v=FsPtvmvzhls
ちょっと溜まってること振り返るのは中断または終了して昨日の事をば。
なんかこの件の日記をさっさと書かなきゃイケナイような
圧力を二箇所ぐらいから感じるので。。。

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9/18
Annさんのステージを観に行ってきました。

活動休止後、プロとして受けるレッスンなどから離れている日々の中で
久々に降って湧いたステージの依頼だったので
本人は今まで以上に相当不安とプレッシャーがあったようです。

僕は勝手なモンで「アンタはそんな低レベルじゃないだろうさ」と発破をかけ、
なんも心配せずに期待だけカバンに入れて出かけたのですが
そんな彼女の弱音も聞いてしまっていたからか、
ステージ上の彼女はどこかいままでと違った緊張感や不安などが
入り混じったような顔をしているように見えました

だ が そ れ が い い

あれ?この人こんな可愛かったっけ?←TO達にシバかれるな…w

暴君を演じてステージの上に君臨してる姿も好きなんですけど
昨日はなんか若干中の人の生身の心が垣間見えたようで、不覚にも惚れ直しましたね。

まあもしかしたら単純に属性の無い僕に対してさえツインドリルの破壊力は高すぎた事だとか
僕の弱点属性のオサレブラウスが似合いすぎてたことだとか
もしかしてメイクがいままでとちょっと違ったのかな?だとか、
そんな理由かもしれないけど。

歌の方は本人の練習不足の不安なんてまるで関係ないように
…いや、突貫工事で練習して仕上げてきたのかなあ…
相変わらず圧倒的な安定感の歌声でしたね。
むしろ、若干いつもより入れ込んでたのか、
少しだけ力が入っていたのが逆にいい塩梅の抑揚になってて
今まで聞いてきた中で一番良かったと思います。
(といっても僕が観たステージはまだ片手で数えられる回数ですが)

前も書きましたが僕は余計な力みが入らないAnnさんの上品なボーカルスタイルが大好きなのですが
選曲によっては少しだけわかりやすく強弱をつけた方がより良くなる時も有るのかもしれない。
昨日やった伊藤由奈のNanaの曲(曲名失念)とかがちょうどそんな感じで
その辺にごろごろ居るカラオケ歌姫とそれを聴く人が勘違いに陥りがちな、
「下品にくどく歌ってどや顔=上手い」というダメな感じは全く出さずに
きっちりあの曲のスケール感が出てて良いカバーだったと思います。

やっぱハンパないわ、この人。

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「好きこそ物の上手なれ」という言葉があります。
歌が上手い人ってのは総じて歌う事が好きなんだよね。

この人がここに来るまでに一体どれぐらい歌ってきたんだろう?

僕は音楽を聴く事に対しては人並み以上の情熱を傾けてきたから
その結果、人よりはちょっとマシな審美眼(…この場合は耳か。)などが養われたとは思うので
よくここでも今日の様にgdgdと音楽の話なんかを偉そうに書いてるのだけれど
自分が歌うのは死にたくなるぐらい下手だw

ちょっと前にワケ有って自分の歌を録音する事になったんだけど
その時行ったカラオケが半年振り?その前が一年?とかその程度しか歌を歌ってないんだよね。
上手かった人でももしかしたら下手になっちゃうレベルだ、そらアカンわw

下手だ→恥ずかしい、歌いたくない→歌わない→ますます下手に
という負のスパイラルはダメだよなー

…っつってこの日もライブ前に行ったカラオケでマイク持たなかったんだけどね。
そらアカンわと。

丼なんかにも、入ってきた時点で歌が苦手な子ってのはちょくちょく居るけど
それでも人前で何度も何度も歌わされてるうちにみんなどんどん上手くなっていくんだよね。

沢山歌う事ってホント大事だと思います。人それぞれ才能の差は有るから辿り着ける高みには違いがあるけど、
積み重ねた練習は絶対裏切らない。

上手い人がどんだけ歌ってるか見てきて知ってるのにね。
だからAnnさんに心配もしなかったのだけれど。
そんな事をちょっと思い出したりした一日。



クラムボン - Our Songs
http://www.youtube.com/watch?v=BjHG90QJoec

我らがお屋敷には沢山のメイドが在籍してはいるのですが、
若葉マークの取れていないメイド達はまだまだ安定感に欠けるし
一人前でもあまり給仕に出てこられない事情になっている子達も多い。

そんな2011年度の丼を支えてくれているのはいまや3本柱というべきメイドさんたち。
前向きな元気さとエンタメ魂でいつも周りを明るい笑顔にしてくれる丼の華、風音さん。
鉄板の燃え曲+アイドル曲の振り付けまで身に付け、スーパーメイドへと進化しつつあるなずなさん。
そしてもう一本、この日の主役のみさみささんはざっくりいえばまったり&癒し担当という事になるでしょうか。

ゆるゆるした空気感の優しい語り口と独特の感性から繰り出してくるネタトークに
いつも和み癒されてるご主人は多いはず。
この日の誕生会もたくさんのご主人のお帰りで賑わっていましたね。

僕も二時に予約をしていたのですが用事が少し長引いて数分遅れる失態。
数分ぐらいいいっちゃあいいんですけどね、
ドアを開けて3番席のとあるご主人の姿とそのご主人が持ってきたであろう物体が目に入った瞬間、
下で一緒に待って渡す姿を見たかったなあ、と軽く後悔しましたわ。

普段カジュアルな服ばかりの某ご主人ですがこの日は
「冠婚葬祭でしか着ねぇよw」と苦笑いしながらバシっとネクタイ姿でキメてましたね。
よろしいなあ。

持ってきてたものもね、普段あんまり買わない人がああいうの買うのは
絶対恥ずかしいはずなんですよね。
「これ着てこれ持って歩くのは羞恥プレイでしたわw」なんて照れてましたが、
だからこそそれをやる事に価値があり、『ただの花束が努力賞付きの花束になる(papa told me 11話より)』んですよね。
男視点でみれば普段料理しない子とかが不安そうな顔しながらなんか作って持ってきた時とかみたいなもんで。
喜んでもらえてたみたいで良かったですね、か○さん。

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今回もブロマイド物販に限定手作りメニューと、いつもの誕生会コースでしたが
体操服姿のあらぶりっぷりと手作りスコーンの美味しさは言うまでも無いのですが
20数枚のポストカードを描き下ろしてたのは手間かかって大変だったろうなあ。
周りの皆と何枚か見せ合いっこをしましたが、
どれも味のあるイラストとコメントがおみささんらしくて良かったと思いますわ。

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色々頑張りすぎて体調が不十分だったのか、入れ込みすぎてテンパッてたのか
この日のおみささんはちょっと普段と違うテンションで何をしゃべっても空回りしてる感じで
○ずさんと二人してちょっと心配していたのですが
特に何事も無く終了して一安心。

限定メニューも最後売れ残りそうになってましたが
あれは紳士協定で皆が一人一セットで自重してた故の結果ですからね。

自重タイムと解禁のタイミングを僕らも考えないといかんかもね。
おみささんがマイクを持つたびにメニューの宣伝してたのはやっぱり、
売れ残りに対して不安だったからだと思うのですまなかったと思う。

売れ残りなんて出させるかよっての。ねえ?○○さん。

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ということでおみささんにはこれからもまだまだ
丼を支えてゆるゆると頑張っていただきたいなと思いまする。

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夏なんです/はっぴいえんど
http://www.youtube.com/watch?v=iZ8BKcyF17Q