ゆるっとトランスジェンダーブログ

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こんにちは。

 

 

男性ホルモンの後遺症?それとも副作用?と疑問に思ったので両者の意味の違いを、BingのAIに聞いてみました。

 

 

 

Bing との会話― 『副作用と後遺症の違いを教えて下さい。』と聞いてみたら下記のように答えてくれました。

 

後遺症と副作用の違いは、原因と持続性にあります。後遺症は、病気や怪我などが治ったあとに残る障害や症状のことで、長期間にわたって持続する場合が多いです。
 
副作用は、医薬品や医療処置などが原因で起こる望ましくない作用のことで、通常は一時的で治療を中止すれば改善する場合が多いです。
 
例えば、抗がん剤の後遺症として末梢神経障害がありますが、これは抗がん剤を投与したあともしばらく残ります。
一方、抗がん剤の副作用として吐き気や脱毛がありますが、これらは抗がん剤を中止すれば回復します。

 

 

という答えだったので今日は、男性ホルモン治療の後遺症?というテーマで書いて行こうと思います。

 

 

『FTMが行う男性ホルモン治療の副作用はなに?』

と副作用について聞いてみたら、下記のように答えてくれました。

 

【BingのAIの答え】

FTMが行うホルモン治療の副作用は、主に男性ホルモンの過剰摂取によるものです。
血液がドロドロになり、血管が詰まりやすくなることで動脈硬化や心筋梗塞などのリスクが高まります。
また、肝機能障害や脂肪肝、高血圧、高コレステロール血症なども起こりやすくなります。
 
その他にも、ニキビや多毛症、声変わり、月経停止などの身体的変化や、イライラや不安感などの精神的変化もあります。

 

 

 

『FTMが行う男性ホルモン治療の後遺症ってありますか?』

と後遺症についても聞いてみました。

 

【BingのAIの答え】

FTMの行うホルモン治療の後遺症は、副作用と同様に男性ホルモンの過剰摂取によるものが多いです。
血液や肝臓などの内臓に負担がかかり、長期的に健康を損なう可能性があります。
また、声変わりや多毛症などの身体的変化は、ホルモン治療を中止しても元に戻らないことがほとんどです。
 
そのため、ホルモン治療を始める前には、自分の身体や心理に対する影響を十分に理解し、医師と相談することが大切です。

 

 

 

男性ホルモンの注射をしてしばらくすると、血液検査の結果、「コレステロール値」「クレアチニン」「赤血球」の数値が上がっていきました。

 

 

『血液がドロドロになり、血管が詰まりやすくなることで動脈硬化や心筋梗塞などのリスクが高まります。』

まさに、この状態になっていく始まりです。

 

 

 

男性ホルモンの注射をうち始めて半年後に、瀉血(しゃけつ)をすることになります。

 

 

 

瀉血とは、治療の目的で血液の一部を体外に排出させることです。
多血症や高血圧などの場合に行われることがありますが、現代では医学的根拠は無かったと考えられており、ほとんど行われていません。

 

 

普通の血液検査は、血管に針をさしてちょっと引けば血液が勝手に入ってくるって感じだと思います。

多血症になって血液が濃くなり、注射器が引けない。

太い針で看護師さんが思い切り引いてやっと血液が採れる。

 

定期的に瀉血を行っていました。

 

 

太い注射器に太い針。

一回にどれだけ抜いたのかは覚えていないけれど、注射器に3~4回ぐらいは抜いた記憶があります。

SRS(性別適合手術)を行うまで続けました。

 

 

 

当時の数値は

 

総コレステロール 273↗    (130~219㎎/㎗)

クレアチニン   1.02↗   (0.40~0.80㎎/㎗)

赤血球      617↗    (376~500×10⁴/㎕)

 

女性としての検査結果です。(基準値)

男性に置き換えてもアウトですが…

 

 

SRS(性別適合手術)後は、数値は高かったが血液検査の時、注射器が引けないってことはなくなりました。

 

 

男性ホルモン注射をうつのをやめる数ヶ月前の数値は

 

総コレステロール 358↗    (150~219㎎/㎗)

クレアチニン   0.94   (0.65~1.09㎎/㎗)

赤血球      535    (438~577×10⁴/㎕)

 

 

 

男性ホルモン注射をうつのをやめて数ヶ月後の数値は

 

 

総コレステロール 351↗    (142~248㎎/㎗)

クレアチニン   0.92   (0.65~1.07㎎/㎗)

赤血球      458    (438~577×10⁴/㎕)

 

 

やめても総コレステロールの数値に変化がなかったのです。

 

 

SRSのあと別の病気で通院していたので、その先生に相談して内科を受診することにしました。

 

結局。

 

男性ホルモン治療の後遺症?だと思っていたら、

 

 

家族性高コレステロール血症

 

 

という診断でした。

 

 

 

ここで、家族性高コレステロール血症とは?

 

家族性高コレステロール血症は、LDLコレステロールが過剰に血液中に溜まる遺伝性の病気です。LDLコレステロールは動脈硬化を進行させるため、心筋梗塞や狭心症などの冠動脈疾患のリスクが高くなります。早期発見・早期治療が重要です。

家族性高コレステロール血症にはヘテロ接合体とホモ接合体という2種類があります。ヘテロ接合体は父親または母親から異常な遺伝子を受け継ぐ場合で、日本では約2000人に1人の割合で見られます。ホモ接合体は父親と母親の両方から異常な遺伝子を受け継ぐ場合で、非常にまれで100万人に1人程度です。

家族性高コレステロール血症の診断は、血液検査や家族歴、身体所見などをもとに行われます。治療法は個々の患者さんの状態やリスクに応じて決められますが、一般的には食事・運動・禁煙などの生活改善と併せて薬物治療が必要です。
 

 

 

 

わたしたちの場合、美容整形クリニックや泌尿器科クリニックなどでホルモン注射をすることが多く、定期的に血液検査はするものの経過観察に過ぎないことが多いと思います。

 

 

でも、わたしのようなケースがあるかもしれないということを、知っていてほしいと思います。

 

 

顎動脈エコーという検査をしました。

 

左側の血管に薄い壁が確認されました。

 

あのまま男性ホルモン注射をつづけていたら…と考えると恐ろしいです。

 

 

顎動脈エコーとは、
  • 顎動脈の血流や動脈壁の状態を超音波で調べる検査です。
  • 顎動脈は、上顎・下顎・鼻腔・口蓋に血液を送る重要な血管です。
  • 顎動脈エコーでは、動脈硬化やプラーク(血管内の沈着物)の有無や程度を確認することができます。

 

 

 

 

現在は、糖代謝内科で薬による治療を行っています。

遺伝性なので、完治はありません。

このまま進行しないように薬で抑えながら、うまく付き合って行くしかありません。

もちろん、食べ物にも注意しながら…

 

 

 

こうなって、初めて男性ホルモンの注射をうったときのことを調べてみたら、注射をうつ前に血液検査をしていて。

 

数値は

 

総コレステロール 296↗    (130~219㎎/㎗)

クレアチニン   0.74    (0.40~0.80㎎/㎗)

赤血球      482     (376~500×10⁴/㎕)

 

 

この時点で高いということに気付けていませんでした。

検査の結果がその場で出ないこと、医師から何も言われなかったこと。

 

 

危険な行為を10年以上も続けていたのです。

 

 

男性ホルモンの副作用だと思い込んでいたから…

 

 

自分の体は自分で守る。

 

 

男性ホルモン注射の恩恵は大きいです。

 

しかし、

 

その代償もまた大きいことを忘れないでください。


 

そして、現在(薬による治療中)の数値は

 

 

    

総コレステロール 187(142~248㎎/㎗)LDLコレステロール   62(38~90㎎/㎗)

赤血球    476(438~577×10⁴/㎕)

 

 

 

 

 

今日はこの辺で…