アメブロには、仕事がらみというか、失業がらみというか、取り乱しましたとは違ったテーマでメモをしたいと思う。まずは、格安ITシステムとはなんぞや、である。小生の座右の書は“リエンジニアリング革命”である。もちろん人に貸してどこかに行ってしまった。リエンジニアリングは、ひところ話題にはなったが、その過激な内容ゆえに、結果的にセレブたちからは黙殺されてしまったようだ。後日、それを骨抜きにして骨太などと称して、真逆の効果を得たことは記憶に新しい。では、リエンジニアリングの過激さとはなんだろうか。それは自己分析の部分である。構造を把握して、不要な部分を切り捨てるだけのことだ。しかし、自己分析において難しいのは、分析にあったて、自然に主体の保護本能が働くことにある。つまり、偉い人ほど保守にたけ、自分に甘く現場に厳しい。価値の転換が行われれば、当然人事基準も大きく変わる。普通の状況で受け入れられるものではない。これと全く同じ構造で、リエンジニアリングの最強のツールであるITも日本では普及していない。個人的にブログは書いても、事業にITを導入しようなどとは考えない。決済がリアルタイムで進行すれば、会議で議論するネタが激減してしまうのである。支持をする前にシステムが機能してしまえば、慣例的な認可は意味を失ってしまう。この俺に、いまさら創造的になれというのか?である。しかし、世の中はそんなお父さんばかりではない。ことに、中小の事業所では、先頭に立って考え、汗をかいているお父さん達も多いのではなかろうか。そこでITシステムである。つまり、簡単に済むことは簡単に済ませようというのである。すでにIT技術は完成の域に達しようとしている。Amazonの無駄のなさは、今はAmazonだけのものではない。もちろん、ITシステムには、多くの場合、流通、支払決済といった問題が付随するが、それらのサービスも社会的インフラといえるレベルに成長している。また、従来の有効なサービスを活かしながらITシステムによって業務を効率化することが大切だ。得意分野、技術を際立たせ、あとはサクサクと処理すればいいのである。目的を絞り込み、最短の手段を考える。それをIT技術でお手伝いしようというのが8Pwebの格安ITシステムである。具体的ツールとしては、PHP、MySQLなどを利用する。そのうち小学生でも使うようになるだろうツールである。しかし、鋸も鉄鎚も、優れたツールというのはシンプルで扱いやすいものだが、正しく的確に使うには正しい作業の把握が必要である。また、このツールの特徴として、汎用、万能である。ここがまことに厄介である。手段のためには目的を選ばない傾向のある日本人には苦手なツールである。まず、これを何に使うのか徹底的に考えなければいけない。