公衆電話の前で。 | まるまる◎むくむく♪のつぶやき2

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こんにちは。



公衆電話の前で。



もう公衆電話を使わなくなって、20年ほど経つ。



僕がはじめて携帯電話を買ったのは、1995年。



阪神淡路大震災で被災した事で、携帯電話を買う事にした。



それまでは、今では見る事がなくなったポケベルを使っていた。



1995年当時の携帯電話は、かなり大きくて、モノクロの液晶ディスプレイ。



電話番号のメモリー機能しかなく、メールを送る事は出来なかった。



僕が買った携帯電話は、ツーカーホン関西。



携帯電話を持っている人は、かなり少なくて、当時珍しかった。



電波状況は良くなくて、地下やビルの中、エリア外では使えない携帯電話だった。



そんな携帯電話も、今ではスマートフォンに進化して、電話以外の機能がかなり充実してきた。



もう使いこなせない機能が多くなっているほど、多機能、複雑化している。



そんな時代に、公衆電話の前で立ち止まり、昔の事を思い出す。



僕の青春時代、友達や好きな人に電話するのは、自宅の電話か公衆電話だった。



電話しても、その友達や好きな人が電話に出る訳ではなかった。



その人のお母さん、お父さん、兄弟、祖父母が電話に出る事が多かった。



それが友達、好きな人に繋がるまでの高いハードルだった。



自分の名前、身分を名乗って、敬語で話して友達、好きな人に取り次いでもらっていた。



今となっては、そのやりとりで人とのコミュニケーションのやり方を学ぶいい機会であったと思う。



友達、好きな人のお父さんに叱られたり、取り次いでもらえなかったりする事もあった。



お母さんにいろいろ自分の事を尋ねられたり、不愛想な兄弟の応対があったりした。



そういう事を経験して、大人になっていった。



また公衆電話、今はプッシュ式だが、そのまた昔はダイアル式だった。



友達や好きな人に公衆電話から電話する時、緊張のあまりうまくダイアル出来なかった事があった。



電話番号の最後の番号を間違えたり、ダイアルから指が離れてしまったりした。



誰かに電話を掛ける事って、かなり緊張する事だった。



今となっては、いろいろなコミュニケーションツールがあり、人との距離は近くなった。



その分、トラブルや犯罪も増加してきた。



人間は理性を持った動物。



道具を使える。



道具をうまく使う事が出来る。



その道具とは、携帯電話、スマートフォン、パソコン、様々なコミュニケーションツール。



しかし、その道具の使い方を間違っている人が多くなってきたと思う。



悪戯電話、いじめ、嫌がらせ、仲間外れ、詐欺、リベンジポルノ、ストーカー行為…。



人間は道具を上手に使うべきだ。



道具を人を傷つける事に使ってはならない。



また、その道具で自分自身を破滅に向かって導いている人もいる。



どんな道具も、二面性がある。



その道具をうまく使える人間になるか!?



その道具に使われる人間になってしまうか!?



それはその人の理性、人間性に左右される。



快楽は正義を超える。



この世の中、誘惑、快楽がいっぱいある。



すべては自分自身、自分次第。



僕はそう思う。



また…





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