こんにちは。
こどもの頃、好き嫌いが多くて、いろいろな食べ物が食べられなかった。
特に嫌いだったのが生野菜。
サラダが大嫌いだった。
小学校の給食で、生野菜が出ると、とても辛かった。
そして、給食でもうひとつ嫌いだったのが、レーズンパン。
干しぶどう食パンが、時々、給食に出る事があったが、食べるのが嫌だった。
「何で食パンに、干しぶどうが入ってんねん!いらんねん!」って、怒りを感じるほどでした。
最悪だったのは、干しぶどうが入っているサラダ。
これは最強に大嫌いな食べ物でした。
20代半ばまでは、こどもの頃からの好き嫌いが続いていました。
しかし、20代半ば、保育所に転勤してから、僕の食生活は一変します。
それは、こどもたちの前で、好き嫌いを言えなかった事、残さず食べる事を決めた事です。
やはり、こどもたちには、いろいろな食べ物を好きになってほしいし、食べ物を大切にしてもらいたい。
そう思って、保育所の給食は、残さず全部食べるようにしました。
もちろん、給食には、僕が嫌いなもの、食べたくないものもありましたが、そこは頑張りました。
保育所の給食、食べると意外にも美味しいものが多くて、いつしか好き嫌いがなくなりました。
そこからは、食に対して、興味を持つようになり、いろいろな食べ物を食べるようになった僕です。
そのため、今のような体型になってしまいました。
好き嫌いがあった時には、痩せていました。今の体型を見たら、信じ難い話ですが…。
話を戻して、レーズンパンの話。
あんなに嫌いだったレーズンパン、干しぶどう食パン。
今では、大好きになって、時々、買って食べたりもしています。
干しぶどうが入っているサラダも、食べられるようになりました。
あとレーズン、干しぶどうが使われているスイーツ、お菓子も大好きです。
ラムレーズンが特にお気に入りです。
人間の味覚って、人それぞれ違うし、食べ物の好みも違う。
好き嫌いがなくなった僕ですが…。
保育所のこどもたちには、まず食べる事の楽しさを伝えていこうと考えています。
好き嫌いがあって当たり前。
無理に嫌いなものを食べさせるのではなく、嫌いなものをどうしたら楽しく食べられるか!?
今、僕が担当しているグループでは、こどもたちに嫌いなものを尋ねています。
その嫌いな食べ物を、どうして嫌いなのか!?聴くようにしています。
そこから、食べる量を減らしたり、どうしたら食べられるか考えたりしています。
そして、大切なのは、嫌いなものを頑張って食べた時には、思いっきり褒めるようにしています。
同時に、まわりの友達にも、その子の頑張りを伝えています。
楽しく食べる、食べ物の事を知る、食べる、食べられる喜びを感じる。
僕のこだわりです。
これからも、こどもたちと給食を楽しくいただきたいと思います。
また…