6月7日(木曜日)
車に乗って、阪神高速で、JR和歌山駅へ。
平日のJR和歌山駅は、人影もまばら。
MIOというショッピング施設が併設されていて、1階が和歌山県のお土産売り場になっていた。
和歌山県のお土産。みかん、梅、ラーメン、寿司、飴など、様々なものがあった。
そして、お店の人から試食や売り込みの声が掛かる。
お言葉に甘えて、梅干を試食した。しかし、何も買わなかった。
最初は和歌山ラーメンを食べる心算でいたが、何だかピンと来ないので…
結局、ホテルグランヴィア和歌山のレストランで食べる事にした。
シェフがサーロインステーキを焼いてくれるコーナーがあり、たくさんお肉をいただいた。
お値段は1580円(税込み)とリーズナブルだった。お料理がたくさんあってうれしかった。
太刀魚、カジキマグロなどの魚料理が美味しかった。また行きたいレストランになった。
ホテルのレストランからの眺め。
JR和歌山駅前の交差点、遠くに和歌山城が見えた。
大阪と比べて、高いビルがなく、空がよく見える。
窓からの景色を見ていると時間がゆっくりと流れているような気がした。
JR和歌山駅から、ぶらくり丁という商店街が集まった場所に移動。
この場所に、はじめてきたのは、今から20年ほど昔。
まだ、タワーレコードがあった頃。
ぶらくリ丁、いくつかの商店街があるが、いわゆるシャッター商店街になっている。
活性化を狙った取り組みがされてきたが、大きな成果にはつながらなかった。
しかし、僕はこの昭和の香りがする商店街が好き。
何か思い出に買って帰ろうと考えて、着物に合う布製の鞄を買った。
何と1000円(税込み)だった。
お店のおじさんが僕の作務衣姿を見て、「どちらのお店の方ですか!?」って尋ねてきた。
「いやいや、ちがいますよ!」と答えた。僕の作務衣姿が格好良く見えたそうだ。
最近、作務衣姿の僕は、いろいろ職業に勘違いされる。
陶芸家、僧侶、料理人など…。人は見た目で判断される!?どうだろう!?
ぶらくり丁の商店街を散策していると、スマートボールを見つけた。
スマートボール、僕が大好きな遊び。
大阪の新世界、東京の浅草で、スマートボールをした事があったが、和歌山では、はじめて。
スマートボールの台を見たら、大阪の新世界にあるものと同じだった。
100円で程よくポケットに入り、スマートボールを楽しむ事ができた。
平日の昼間という事で、客は僕ひとりしかいなかった。
帰り道、JR和歌山駅近くの交差点で、「坊主丁」という交差点を発見!
何か面白い名前だったので、スマートフォンのカメラで撮影。
しかし、作務衣を着た坊主頭の僕が、熱心に撮影していたために…
交差点で信号待ちをしている車から、多くの視線を感じた。
坊主の僕が撮影する「坊主丁」の写真。
坊主丁という地名の由来について、インターネット検索してみたが、わからなかった。
大阪市内に戻って、ふと空を見上げると、うろこ雲が出ていた。
もうすぐ梅雨入りする大阪とは思えない空の風景だった。
この日の大阪は真夏日。気温が30℃を超えた。
昨日、仕事でいろいろあった僕だったが、和歌山県に旅して、ちょっと気分が晴れた。
少しだけ生きていく活力が沸いてきた。
このところ人生について考える事が多い僕。
生きていくことに不器用な僕。
人とのかかわりが苦手な僕。
でも、生きていく。生きていくことで成長できるから…。
そう思う。
僕は元気です。
つづく…







