現在では、ゲストハウスを利用したリモートワークが注目を集めています。元来ゲストハウスは、旅行者のための簡易な宿泊施設として利用されている場所です。国内旅行者はもとより、海外からのインバウンド旅行者の急増からその必要性が高まり、数多くのゲストハウスが誕生しています。

また一方、より柔軟な仕事環境を目指す働き方改革や、感染症の予防対策などから、多くの企業でリモートワークの導入が活発に行われています。場所を転々と変えながら、自由に仕事をこなすデジタルノマドは、ネットの発達で一般的な働き方の一つとして定着している状況です。

この流れを受け、ホテルのような敷居の高さがなく、簡単に寝泊まりできるゲストハウスはノマドワーカー達にとって便利な仕事場にもなっています。また、ゲストハウスの運営側も、旅行者の減少や宿泊施設の供給過多の対策として、ノマドワーカーに注目しています。
ゲストハウスを彼らに開放することで、従来は旅行者のためのものであった施設を、リモートワークの場所としても利用できるサービスに進化させています。元々旅好きが多いノマドにおすすめなのがゲストハウスなのです。

もちろん、ゲストハウスによって設備面の違いはあります。まだ適切な設備の導入ができていない業者もあれば、積極的な設備投資でリモートワーク向けの便利な宿泊施設として環境を整えている業者もあります。
リモートワークであるため、ネットの通信環境は必須です。仕事場である以上は、それに適したデスクなども必要です。短期滞在の人であれば問題なくても、長期滞在であれば自宅に似た設備が整っている環境が適切です。

また、リモートワークと観光をミックスしたサービスを提供する動きもあります。
仕事をこなすのに便利で、しかも観光としても過ごしやすい宿泊施設にすることで、さらにノマドワーカーに対して質の高いサービスを提供している施設があります。