東日本大震災から1か月半…被災地ではまだまだ苦しい生活が強いられていますね。地震が起こったときには、その衝撃的な被害の映像に言葉が出ませんでした。目の前で町が丸ごとなくなるなんて…。


東北に在住の友だちも大変な状況の中連絡をくれて、無事が分かったときは本当に安心しました。復興に向けた様々な支援活動が始まっているとはいえ、以前の生活を取り戻すには相当な時間が必要だと思います。僕たちもできることは努力して、少しでも被災された方々の力になれるように尽力していかなければ、ですね。


さて、震災の影響で1か月延期されていた修学旅行に行ってきました。僕にとっては教員生活初めての修学旅行。今回は広島~京都の旅でした。広島に行くということでこの1年間、子どもたちと一緒に様々な平和学習を進めてきましたが、偶然にもその中で天災を扱ったことがあり…。震災の様子を知ったときには何とも言えない痛みがありましたが…。


広島は生まれて初めて。以前から母親に「人生で1度は行くべき所だと思う。」と言われていた場所です。平和記念公園でボランティアガイドさんによる案内を受け、その後当時19歳で被爆した方の講演会を聞きました。原爆の体験を語る方々の中でも最高齢ということで、より生々しく、衝撃的なお話がたくさんありました。


しかも、当時の状況を伝えるだけではなく「みなさん覚えておいてください。」と強いメッセージも込められたその語りに、気づくと強く引き込まれていました。あまりの悲しさに涙が止まりませんでした。当時19歳ということもあり「あんな悲惨な状況をここまで伝えられるのは世界で自分ひとりだけ」と強く訴える言葉にはとてつもない重みを感じました。最後に「みなさん、どうか、どうか幸せになってください。」と話す姿は今でも忘れられません。「あぁ、自分たちはがんばって幸せにならなきゃいけないんだな。」と思いました。本当に貴重な経験ができました。


2・3日目の京都はあいにくの天候でしたが、雨にぬれる京都も風情があり、子どもたちと楽しい時間を過ごすことができてよかったです。今の学校での生活も今年が最後。いろいろな意味で忘れられない旅になりました。