
最近はBTC(ビットコイン)のマイニングはどこも厳しくなっています。
Genesisはマイニング開始までに数ヶ月またされます。
HashFlareは先日契約料の値上げ(1TH/s当り150$⇒220$)を行いました。
両者いずれも、契約料をBTC建てで元を取れるか微妙なラインになっています。言い換えると、BTCガチホールド(BTCを購入して放置)に較べた場合に投資効果が劣る可能性があります。
では本当に元が取れないか?というと、実はそうとも言い切れない現象もここのところ起きています。
一般的には、マイニングは指数関数的に日々のマイニング収益が減っていくのですが、私の試算に較べて、その減速する速度が緩やかなのです。
その理由としては、
①BTC高騰によるマイニングハードウエア需要の高まりに供給が追いつかずネットワークハッシュレートの高まりにブレーキがかかっている。
②BTCのトランザクション処理能力が限界に達しており送金遅延が発生、それを回避したいユーザが送金手数料を高く設定するため、マイナーの手数料収入が高騰。
特に②の手数料高騰については、想像することすらありませんでした。以前は、送金手数料がマイニング収益の1%を超えることはまれだったのですが、最近は2~3割程度を手数料で占めているようです。

この例はひどい方なのですが、マイナーへのブロック報酬(Block Reward)が12.5BTCに対して、送金手数料(Mining Fee)が8.468BTCも支払われてます。実に約40%が手数料です。
ではBTCマイナーはこの状況にぬくぬくとしていれば良いのかというとそうでもなさそうです。
世間でも、bitPayが小額のBTC決済を中止するなど手数料高騰の影響がではじめていますが、このような「BTC離れ」が今後すすむと、それはBTCの価格下落をもたらすため、結果的にマイニング収益が低下する懸念があります。
また、年明けにはBTCマイニングに大手の参入があるため、一段と採掘難易度が上がる可能性があります。
新規・追加投資の際にはこうした状況を十分鑑みて投資されることをお勧めします。

さて、新年早々Genesisから良いお知らせがあるそうです。新しい省電力マイニングハードによるMaintenance Feeをより抑えた新しいSHA256契約でしょうか?
こちらはちょっと楽しみですね。