今日は遅くまで学校にいたので疲れました^^;


さて、今夜はなんとなく電脳コイルを見たくなり、ぼんやり最終回を

視聴してました。


さすがに名作と言われるだけあって、何回見ても感動です。

冒頭のヤサコが古い空間?でオジジと出会うシーンは、夕焼けのオレンジ色の背景

が、やけに郷愁というか切なさを感じさせました。

そしてさらに感動的だったのは、ラストでイサコが自分の力で踏み出すシーンです。

「もうわたしはあなたたち無しでも、自分一人で生きていかなくてはならないから!」

みたいなセリフだったっけ?忘れました(-_-;)

そこでヤサコは兄(の電脳体?)と別れを告げ、一歩を踏み出すのですが、

このシーンを見て、私はあるゲームのラストシーンを思い出しました。

それは、「beyond two souls」というゲームです。


このゲームは、数奇な運命に翻弄される少女ジョディと、霊魂エイデンの人生を

描くアクション・アドベンチャーゲームです。

このゲームも心の底から感情移入してしまえるほど素晴らしいゲームなのですが、

なんやかんやあってラスト、エイデンがその正体をジョディの前に現します。

その正体というのはジョディの死産だった兄なのですが、花畑のような幻想的な空間に

一糸まとわぬ姿で現れた彼は、ジョディとの別れを告げると散り散りの小さな欠片になって、空

に消えてしまいます。


さて、こじつけのようですがこのbeyond two soulsラストシーンと、電脳コイル最終回で

イサコが兄と別れを告げるシーンは以下の点が類似しています。

1、精神的な世界で

2、主人公である少女が

3、これまで自分を縛っていた、また支えていた大切な存在に別れを告げ

4、新しい一歩を踏み出す


私はどちらのシーンも本当に大好きです。

これまで自分を縛っていた存在に別れをつげ、新しい一歩(それも前向きな)

を踏み出すというのは、一種普遍的なカタルシスのようなものなのかなと思います。