全ての接続箇所の工作が完了し、路盤製作は一応完了した。早速道床工作に移りたいところだが、路盤状態で仮に据え付けて見て、必要な修正等を行うつもりでいる。


路盤製作を完了してみての、注意点を記す。
材料とした9mm厚のベニヤ合板を、必要の都度購入したのだが、材質やメーカー、製造時期の違いなのか、呼び厚が9mmなのに実寸は±0.5mm程度のバラツキがあり、一部の接続部に段差ができてしまった。状況が許すならば、材料となるベニヤ合板は、製作開始時に必要分を一括で購入しておいたほうが良い。分けて購入する場合は、同一のメーカーの同一ロットのものを選ぶように注意したほうがよい。


下は最後に完成した停車場部分の路盤である。画像ではわかりにくいが、中央部で1mmの段差ができてしまった。道床の厚みを調整して線路に段差ができないようにするつもりだが、最初から厚みの揃った合板をつかっていれば、余計な苦労をせずに済む。
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また、特に、定尺の半分、1/3など、小さいサイズで売られている合板には、ものによっては反りがあるものがあり、購入時に注意が必要である。固定式レイアウトの場合であれば、多少の反りは枠組みに固定するときに補正できるかもしれないが、このレイアウトは半組立式なので、路盤自体がしっかりと水平を保ってもらわないと困る。反りに気付かずに路盤を作ってしまい、2か所ほど作り直しを行った。反りのないものを選ぶか、定尺で購入するかした方がよい。