(2020-06-06 記事更新・訂正箇所を下線、取り消し線で示す)

 材料は見つかったので、これをユニトラックを固定するための路盤として切り出し、加工するための作図を行った。
 もともと所有していた、複線のエンドレスが組めるユニトラックの仕様に合わせてスケルトン(中心線)を描き、路盤の幅は複線一括で取り付けられるように設定した。

 外周線、内周線の曲線半径はそれぞれ、790mm、730mmで、曲線部の路盤は角度にして90度ずつ分割することにした。(1線あたり4本のユニトラックが取り付く。複線なので、合計8本となる)
 直線部は、片側あたり2組に分割した。(左右で4組)一方の直線部には分岐器を設置した。
 ユニトラックの路盤への固定は、ユニトラック裏面の取付用サポートの穴を用いて、路盤裏面からスクリュを締結を行う方式とした。

 

ユニトラック裏面(取付用サポート)

 

 このため、図中にユニトラック裏面の取付用サポートの位置を記した。この取付サポートの位置は公表されていないようなので、実測によった。曲線は枕木とサポートの位置関係から割り出すことができた。直線については実測した。苦労したのが分岐器で、公称の寸法値を用いてそのまま作図したが、取付の段階になって位置が合わないことが判明、実際の製品は公称値よりも若干寸法が短めにできていることが分かり、作りなおすこととなった。
 描画作図は、JW-CADを用いた。直線部及び曲線部の作図結果例を下図に示す。

(画像を文字が読み取れる大きさのものに入れ替え)

直線モジュールの作図例

曲線モジュールの作図例(部分)