最近では、メールでの仕事のやり取りが主流になり、

メールは、とても便利なツールです。

 

ですが、

そのメール分一つで、印象を良くすることもあれば、

そのメール1通で、命取りになることもあると思います。

 

その例として、

 

「ご承知おきください」 

 

という言葉。 「お含みおきください」の尊敬語だそうです。

「知っていてくださね」という命令系の言葉であり、

「ご」は謙譲語、「承知」も謙譲語となり、謙譲の二重表現なので

間違ってます。

 

そのため、この言葉は、日本語としては正しくない表現であり、

さらには、目上の人には、決して使ってはいけない言葉なのです。

 

言葉に出して言ってしまえば・・・ それほど印象に残らず聞き流せますが、

メール文章として送信してしまうと、ずっと残ります。

 

普段何気なく使っている敬語も、ちゃんと意味を考えると、案外間違っているかも

しれません。

失礼にあたらないよう、あらかじめ敬語の勉強が必要だと思いました。