先日ふと、数年前のことを思い出し
ビックリしたことがあったので書いてみマス(^^)



10年前、Aさんという男性とZさんという男性が
こんなことを言っていました


「俺はいつ死んだっていいんだ」




-----Aさん-------Zさん-----



AさんとZさんには接点がありません

2人とも私の知人で、別々の場所でたまたま私に
同じセリフを言ったということ


(なんでそんなこと言うのかな?
せっかくもらった命なのに)

10年前の私にとって2人の言葉は
あまりいい印象ではありませんでした




それから5年後。。。




私自身、生きることに悩む時期が来ました


病気になったり、他にもいろんな悪いことが重なって
生きることの意味や今の状況について悩んでしまったのです



その時に思い出したのがAさんとZさんの言葉



そしてその時気付いたのです

2人の言葉は全く同じだけど、持っている意味は
全然違うのだということ



Aさんは自由奔放で自分のやりたいことをなんでも
やってしまう人
ちょっと自分勝手に見えるところもあるけれど
生き生きとしていて楽しい人


Zさんは、いつもなんとなく暗くいものを背負っていて
夢を語ることは多いけれどいつもそれは実現せず
行動力があまりない人
楽しく生きているカンジはあまりしません


10年前にはその違いに気付かなかったけれど
5年が経過し前よりも見えてくるものがありました


Aさんは
自分はやりたいことは全部やってきて
例え今死んだとしても、思い残すことはない
それくらい自分は生きてきたんだ

と言いたかったのでしょう



Zさんは
これから先生きていても特別楽しいこともないし
今死んでも、長生きしても何も変わらないから
別に今死んでも構わない

そんなニュアンスで言ったのだと思います



その2人の言葉の違いに気付いた時
私はAさんの様に生きたいなと思いました

自分はAさんの様に、これまでの人生を
生きてきていないことに気付きました



Aさんの様に、なれるかな

なれたらどんなにいいだろう





そんな風に思ってから、更に5年が経過した先日

ふと、10年前に聞いた2人の言葉、5年前に感じた
気持ちを思い出しました




今の私は、「いつ死んでもいい」と思えるくらい
あれからちゃんと生きてきたのかなぁ?


そうして自分に問いかけました

「いつ死んでもいいと思えますか?」







あ。。。。







思える。。。。!!!






あの日から、ずっとやりたかった登山を始めたり
手芸の学校に通ったり、子供と旅に出たり

いろんなことを経験して、友達もできて

いつの間にか
自分らしく生きることを楽しめるようになっていました




自分自身に問いかけでもしなければ
そんな自分の変化に気付いていなかったので
じぶんでもちょっとビックリしました




Aさんの様になりたい




あの頃の自分を今では幼い子供の様に思い出します