昨日12/30は、あいにくの冷たい雨だったけれど、中一の次男がサッカーが休みだというので、観たいと言っていた映画に連れて行った。
大学生の長男も一緒に来て、珍しく男3人での外出となった。
「映画 妖怪人間ベム」は、予想以上に混んでいた。
とはいえ今は全席指定制だから、席を取るのに焦る必要はない。早めに劇場のあるワールドポータースに着いて、チケットを買ったらゆっくりメシを食って、あちこちの店をブラブラ覗いてから、劇場のシートに身を沈める。
「妖怪人間ベム」といえばオリジナル・アニメの世代だから懐かしさもあるけど、実写テレビ版も嫌いではない。ベム、ベラ、ベロのキャスティングがなかなかいいから。
それに「泣いた赤鬼」テイストのペーソスは日本人好みだと思う。
映画版…ということで、スケールアップされたCGも見モノ。凄いよな、今の特撮は。ここまでできるなら、そのうち「AKIRA」の実写も難なくできるかもね。
カメラワークも構成も映画的な感じがしたけど、ちょっと残念だったのはシナリオがおざなりになっている箇所があったところ。
ネタバレになるから多くは語らないけれど、「そりゃあ無理があるだろ」と映画を観ながら突っ込みを入れたくなる部分が何カ所かあったし、もっと感動できたはずなのに、と思った場面もあった。
ハリウッドにない良さを出さないと日本映画としてはもったいないな。それには、まずシナリオだよ。
いくら原作がアニメや漫画だからと言って、実写で撮る以上は生身の人間が演じても違和感を感じないものにしないと。
舞台では男性が女性を演じたり、年寄りが若者を演じたりもしているけれど、それは舞台という枠の中でのルールがあるからで、それをそのままロケでやったらおかしく見える。それと同じだよ、きっと。
あそこまでCGでリアリズムを追求するのなら、シーンそのものにもリアリティがないとね。どう転んでも主人公たちにリアリティはない。それを薄っぺらに見せないための心理を掘ったホンが必要だな。
…と、評論家めいたことを呟きつつ暮れる2012年。
ああ、今日こそは掃除しないと、といいながら、ネタを仕入れれば一銭にもならない書き物ばかり。
【本家・人生日々更新】毎晩午前0時更新
http://digitake.com/
【twitter】
http://twitter.com/digitakecom
Sugimoto Takeshi | でじたけのFacebook


