今日は計画停電の予定だったので,予め休暇願いを出して会社を休んでいる。その計画停電は昨日の夕方にキャンセルされた^^;
ここ新潟もだが,被災地は強い寒波に覆われ,まるで真冬のような天気だ。せっかく融けた雪もまた降り始める有様。
昨日は徒歩通勤だったので,帰宅途中公衆電話ボックスがあったので,試してみた。お金を入れなくても通じた。まぁ,自宅アパートに電話をかけたので誰も出るはずもないが(笑) そして薬局をチェック。当然のように電池もカップ麺もパンもお米もない状態。略奪行為がないと世界から賞賛されている日本だが,これが現実だ。
いつの間にか,普段使っている田圃の畦道も雪が融けて通勤に使える状態になっていた。昨日,今日と真冬並の寒さで雪がチラついていたけど,着実に春が来ているのだ。

アメリカが福島第一原発の半径50mile,約80キロの退避勧告を米国民に出した。ここ長岡は半径200キロ。いろいろと調べてみたが,生涯に受ける総被曝量が200mSv(ミリシーベルト, マイクロだとx1000) 程度なら問題なく生きていけそうだ。500mSvを越えるとちょっと怪しい。原発従事者が年間最大で被曝できるのは50mSv/year,でもこれだけ被曝すれば数年間は従事できない。原発から半径20キロ範囲内の浪江町では一日で8mSv/day. ずっと外に出ていれば二ヶ月弱で身体的不具合が起こることは確実なのだ。
一刻も早い政府の決断が待ち望まれる。

今年一月,静岡県の中部電力・浜岡原発のPR館で撮った原子炉模型を再掲する。
下の白いのが制御棒,その左右に有るのがウラン燃料棒, その上に有る沢山の捧が気水分離機,オレンジの蛇腹パイプが蒸気配管,その先にタービンがあって発電するという仕組み。この写真では確認できないが,もちろん冷却用の給水配管もついている。
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ここは浜岡で場所は違うけど,福島第一原発ではこんな現代科学の集大成のような原子炉が危険な状況になっているのだ。安全神話の崩壊か・・・
コントロールルームの模型。今のモニタリングシステムでは紙式のレコーダチャートかは使っていないとは思うが,ここで見る限り,メータ等も古めかしい。 古い,新しいは関係なくコントロールできるか否かが問題だが。
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PR館の展望室から浜岡原発を一望できる。PR館ではここの安全性をくどい位説明されていたが,実際に想定外の津波が押し寄せてきた場合は・・・??この1/17は浜岡砂丘の海岸線は真冬で寒いのにもかかわらず,サーファーで溢れていた。
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撮影日: 2011/1/17 浜岡原発
撮影機材: LUMIX DMC-G1
 + LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S. (1,2枚目)
 + LUMIX G FISHEYE 8mm/F3.5 (3枚目)