0410起床。今日も『秋分の日』で休みだ。ブヨに刺されながらもやはり写真を撮るべく今日も朝早くから出発だ!
というわけで,今日は国上山(くがみやま)だ。標高313m,長岡からだと弥彦山の手前に当たる。まず0430頃アパートを出発。五時過ぎにベースキャンプ(?)の道の駅『国上』に到着。ここでの車中泊と思われる車両はキャンピングカーが2台,乗用車が2台。未だ寝ているらしく静かなもんだ。ここの道の駅には温泉も併設されているみたいだけど,工事中で再オープンまでは暫くかかるらしい。
そして,国上山の中腹にあるビジターセンタまで車で行く。0530過ぎだが,センターの職員とかもう活動を始めているみたいだ。
そして,登山開始。山頂までは約30分かかるという。御気楽な感じで登り始めたが,なんと傾斜がきつく,森林浴どころか酸素ボンベが必要なくらいゼエゼエとなってしまった。山頂まで,途中何箇所か撮影スポットがある。
■国上山からの眺望(1)稲刈はもう終了している
イメージ 1


途中で熟年夫婦とすれ違った。こんな朝早くから物好きな…と思いつつ,熟年の割には軽快な足取りだと感心しつつ…。
そして,0600過ぎ山頂へ。山頂からの景色は何もない。
このまま来た道を戻れば良かったけど,どうせなら弥彦方面に迂回する一周コースで下山しようと普通は考える,下りだし楽だと… それがとんでもないことになってしまった。かなり遠回りらしくすごい勢いで下ったと思ったらまた登りと,一体何処を歩いているのかさっぱり判らなくなってしまい,不安がどんどんと増幅されていく。間違って弥彦神社に降りてしまったら駐車場までとんでもない距離を歩かなければならなくなるし…おまけに顔が蜘蛛の巣に引っ掛かったのは数知れず。
■国上山からの眺望(2)どんよりとした天気
イメージ 2

■国上山からの眺望(3)
イメージ 3

ようやく案内板が見えた。中腹の駐車場まであと1050m。
またもやUP/DOWNしてようやく駐車場に戻ってから,朝日山展望台,吊り橋,良寛さんが過ごしたという「五合庵」を見学して駐車場に戻ったら0800をまわっていた。
■千眼堂吊り橋
イメージ 4

■越後最古の名刹「国上寺(こくじょうじ)」
イメージ 5

コーラ500mlを自販機で買って飲み干し,ようやく落ち着いたところで,ナビを『大河津分水公園』にセット。
ここは桜の名所として有名らしいが,ぼくは勿論来た事がない。今回初めて。新旧の洗堰や可動堰,資料館等を見学。
■今の洗堰(信濃川本流側)
イメージ 6

■分水側の可動堰 手前の山が国上山,その奥の高いのが弥彦山
イメージ 7

それによると,分水路が出来るまでは信濃川はいつも氾濫し,多数の死者や農業等にダメージを与えていた。そこで,明治に入ってから分水路を作ろうということになったのだ。一度は中止に追い込まれたが,明治40年だったかな?工事再開。当時としては近代的な機械をドイツ等の外国から導入して延べ一千万人の労働者と100人を超す犠牲者を出しながらも昭和2年??完成したという代物だ。ほんとに一大事業だったらしい。いまでもこの分水路の保守に莫大なお金がつぎ込まれているが,それでも新潟県民にとってはなくてはならないものだ。結局0830-1000くらいここで時間を費やし,途中買い物したからアパートに戻ったのは1100。
それからは普段の堕落した休日の過ごし方に戻ったのであった。
それにしても,写真約百枚撮ったものの,理論ばかりでは良い写真は取れないというのを痛感した。やはり写真は難しい(泣)。
参考url:
国上山 http://www.city.tsubame.niigata.jp/kankou/kankouannai/ryoukan_kugami.html
大河津分水公園 http://www.city.tsubame.niigata.jp/kankou/kankouannai/ohkouzu.html
おまけ; 今日の夕食
イメージ 8