昨日、徹夜で図書館で借りた本を読むと書いたが、結局午前一時に耐え切れなくなり、寝てしまった。今朝は七時に起きたけど、無性にカレーを食べたくなり、冷蔵庫をチェックするとじゃが芋・玉葱・豚肉がちょっとづつあったので、早速作った。朝からカレーを食べたけど、久し振りなので美味かった。
そして、今日の昼間は現場から何回かTELがかかってきたものの、図書館から借りてきた本を完読することができた。
「河畔に標なく」 船戸与一
ミャンマー北部、中国とインドに接したカチン州を舞台にした物語。勿論登場人物はいずれもまともな人は皆無だ。いつもの通り、登場人物は全員最後に死を迎えると思っていたが、日本人那智信之とカチン独立軍ゾウ・ラップ、バモーのイスラム教徒ルイ・リンは死ぬことはなかった。最後の一言、お前に運が残っているか? と投げかける那智の言葉にずしりとした重みを感じてしまった。
さて、ここ長岡は夜半に暴風雪は終わっていたけど、富山・入善町ではとんでもないことが起こっていた。ニュースで動画を見たけど、高波というよりまるで津波の様相だ。恐ろしい自然の脅威である。
高波で200棟浸水、1人不明6人けが…富山 2008年2月24日(日)17:51 * 読売新聞
発達した低気圧が日本海を通過した影響で、24日未明から、富山県入善町と黒部市の沿岸部に高波が押し寄せ、計200棟以上が浸水した。入善町では海の様子を見に行った西島良作さん(87)が行方不明となったほか、家屋1棟が全壊、同2棟が半壊した。
入善町芦崎地区では、午前5時すぎ、住民から市総務課に「浸水している」と通報があった。午後4時現在、53棟が床上浸水、83棟が床下浸水。水に足を取られて転倒するなど6人が軽いけが。同町は、午前6時26分、今後も高波などが予想されるとして150世帯約200人に避難勧告を出した。その後避難指示に切り替え、午後4時現在、約30人が避難している。
黒部市生地地区では、高波が堤防を越えたり、排水路から水が逆流したりして、72棟が床下浸水した。けが人はない。