半月前頃,風邪で体調が最悪だったときに土屋アンナ主演の映画『さくらん』を見た。下妻物語の原チャリ暴走娘・土屋アンナだからかなり期待をこめて見たが…以下,WOWOWの解説
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江戸時代。8歳で吉原の遊郭・玉菊屋に売られてきた少女、きよ葉。女だらけの厳しくつらい競争社会に放り込まれ、自分もやがて遊女にさせられることに恐れをなした彼女は何度も脱走を試みるが、そのたびに失敗して折檻を受けるハメとなる。高級花魁の粧ひをはじめ、先輩の遊女たちからこの世界をしたたかに生き抜く道を実地に学びながら、成長したきよ葉は、17歳で初店に立ち、その美しさと鼻っ柱の強さでたちまち吉原一の売れっ子遊女となる。やがて彼女は、うぶな青年・惣次郎と初めて本物の恋に落ちるが、彼女をねたむ花魁・高尾の計略のせいで惣次郎との仲を引き裂かれてしまい…。
映像は強烈でとてもきれいだが,内容はまぁこんなもんかな。
何が凄かったかて言うと,バックに流れる音楽だ。すぐに椎名林檎だと分かった。調べてみると,『平成風俗』(椎名林檎×斎藤ネコ)というアルバムでリリースされていた。もう一年も前の話だ。この間,ぼくは何をやっていたのだろう?それほど衝撃的というか素晴らしい楽曲だ。
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どの曲も良いが,特に『錯乱』と『夢のあと』が感動的だ。もう十数年前かな?MACITOSHの雑誌に彼女のインタビュが載っていた。MAC使いというだけでちょっと気になってしまった。その後の『本能』の看護婦姿に打ちのめされ,そして今回聴いたJAZZに,ぼくは完璧にKOされてしまったのだ。