
広大な敷地の中に各出入り業者の巨大な建造物が軒を並べています!勿論,電力会社の建物が一番立派です。入構の際のセキュリティチェックも厳重でした。さすが,国内最大の原子力発電所だ。こんな凄い発電所にもかかわらず,今は諸事情で発電してない。それなのに,敷地内は車の往来が凄まじい。昼休みには体力工場のためか,ジョギングをしている人を数人見かけた。意外と長閑なのだ。発電できない苛立ちみたいなものは無いのかな?
とりあえず,展望台からの写真をUPしておきます!
そして,遂にF2が事故を起こした。これで一機がパー。120億円が燃えてしまった。勿体ないなあ。それにしても三菱重工の社員が戦闘機を何で操縦できるのか?と疑問に思っていたら,元航空自衛隊のパイロットだった。悩んだのがアホらし。
また,ニュースでは県営名古屋空港と言ってるけど,要は小牧空港のことなんでしょ?何で回りくどい言い方をするんだろ?
詳細は朝日新聞記事より:
『自衛隊機が炎上 県営名古屋空港 乗組員2人は脱出』 *朝日新聞
2007年10月31日13時43分
31日午前9時12分ごろ、愛知県豊山町にある軍民共用の県営名古屋空港で、航空自衛隊のF2B支援戦闘機が離陸に失敗し、機体が炎上した。乗組員2人は脱出し、火は約30分後に消し止められた。2人は骨折などのけがを負った。県警などによると、戦闘機は整備点検を三菱重工業がしていた最中で、乗組員は同社の社員のテストパイロットだった。滑走路は損傷し、民間機の飛行再開の見込みは立っていない。
県警などによると、テストパイロットは機長の永田恵嗣さん(52)と副操縦士の水島光男さん(56)で、2人とも航空自衛隊OB。永田さんは胸の骨などが折れて重傷、水島さんは右肩を打撲したという。
県名古屋空港事務所によると、同機は空港に隣接する三菱重工業小牧南工場を出て滑走路(2740m)を南から北に向けて離陸し、いったん浮上したが、すぐに機体が墜落し、火を噴きながら滑走して滑走路の西側に逸脱。管制塔の300-400m東側にある滑走路脇の芝生で停止し、機体の後部から大きく出火した。乗員2人は炎上している機体のコックピットから飛び降りたという。
永田さんは「離陸に失敗した。50mの高さからほぼ垂直に落ちた」などと話しているという。
事故機は空港に隣接する三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所(名古屋市)の小牧南工場(同県豊山町)で整備中だった。3年に1度、点検整備に出す「機体定期修理」中で、三菱重工に管理が委託されていた。
記者会見した同製作所は「離陸直後に機首が下がり、滑走路を外れた」と説明した。整備後、初めての離陸だったという。パイロット2人はともに総飛行時間6千時間前後のベテランという。同機はこれまでに約740時間を飛行。平均的な飛行時間だという。機体最後部にエンジンを搭載しており、機首が下がったことや出火の原因は「調査中」としている。防衛省が事故原因の究明にあたる。
県名古屋空港事務所によると、同空港では事故42分前の午前8時30分に長崎行きジェイ・エア機が離陸。その後は事故機の訓練時間にあてられていた。
防衛省などによると、F2はF1支援戦闘機の後継機として、F16を日本の地理的特性などに合うよう日米共同で改造開発した戦闘機で、1機約120億円。1人乗りのF2Aと今回事故を起こした2人乗りのF2Bがあり、F2Bは教育訓練用。今回の事故機は04年3月、宮城県の松島基地にある第四航空団に納入された。今年5月から同社に点検に出されていたという。
愛知県に提出された飛行計画では、同機は午前9時から10時半にかけて、機体の定期点検のため、通常の離着陸と、タッチ・アンド・ゴーと呼ばれる、滑走路で離着陸を繰り返す訓練を予定。日本海上空を飛行することになっていた。
正午現在、同空港は閉鎖中で、民間機の発着がすべて止まっている。ジェイ・エアが運航する新潟、高知、松山からの到着3便が中部空港に到着地を変更したほか、発着13便が欠航した。