昨日は帰り際から現場のガスクロが調子悪いということで,結局夜8時に現場に行く羽目になってしまい帰宅したら夜11時を過ぎていた。ガス入力側のホースに乾燥用の塩化カルシウムが詰まってしまったのが原因だった。ホースをチェックして良かった。さもないとフィルタを丸ごと交換してしまうところだった。
さて,いま産経新聞に 【やばいぞ日本】序章 没落が始まった という連載が7/3から始まっているようだ。
たった今,気付いたので(1)「ダイナミズム失う」 しか読んでないが,それによると;
『米国で博士号(自然科学系)を取得したアジア人留学生数の年ごとの変化について:日本はわずか200人前後で低迷し、中国は逆に日本の10倍以上の2500人レベルを維持している。中国にかなり離されて韓国、インド、台湾が続き、日本は5位に甘んじている。』
将来を嘱望された東大卒の若手官僚が海外留学しても数学力の不足から経済理論についていけず,おまけに理路整然とした文章が書けず,退学処分となったとの事。東大を出ていてもフーリエ変換はおろか三角関数が理解できないとは驚きだ。ぼくら現場で仕事をしてるものにとっては極当たり前のものなのだが…
この記事にはこうとも書いてある;
『一方、中国は経済成長のスピードが速く、血眼になって金もうけに走るから吸収しようとする意気込みが違う。野村資本市場研究所の関志雄主任研究員は、「10年後に中国の学生がマルクス経済学を勉強しようと思ったら、日本の大学にいくしかない」と大まじめでいう。』
すなわち共産主義の中国ではとっくにマルクスの資本論は闇に葬られてしまい,懐古主義的な経済学を学びたい学生は日本で勉強するしかないということだ。

日本がもう没落し始めて,アジアの一小国になっているというのはぼくの持論だが,さすが,産経新聞はそうは言わない。中国に負けない軍事力を身につけて没落しないように頑張って行こうという事だ。入学試験の科目数を増やすということには大賛成である。