どうも週の後半,木金あたりは更新できないらしい。立て込んだ事情があるのか。そうとも思えないが。木曜・金曜とも飲んでしまった。金曜は帰ってきたら土曜朝4時を過ぎていた。街から歩いて帰ったから仕方ないか…
その結果,昨日は一日何もせずぼーっとしてたし,今日はいつもの一週間分の家事を行った。何だ,いつもと変わってない週末じゃないか。
NHK7時のニュースの後,そのままカムチャッカ半島のヒグマの生態を描いたテレビを見ていた。なんでも火山によってヒグマが北海道のヒグマの約二倍以上の大きさになってしまうらしい。
日本船がロシアCoastGuardに拿捕された事件のときカムチャッカ半島をGoogleEarthでチェックを入れたが,すごく火山が発達していて風光明媚な場所である。街のすぐ裏山がとんでもない高さの活火山だったりする。そのせいで地熱・温泉だとかが一杯あり,緯度の割には火山近くは暖かく植物も繁殖している。そして火山が噴き出す火山灰に含有している燐成分が植物性プランクトンを増殖して食物連鎖の頂点ヒグマがその恩恵を頂いているというものだった。とにかく鮭-鱒の溯上が4-12月まで見られるというから,日本の水産業者もカムチャッカ半島まで出かけてサケ漁を行うということは極当たり前のことであり,そして割り当て以上に取ってしまい,ロシアの臨検に引っかかって拿捕されるということも日常茶飯事のことなのではないか。
日本の報道機関はロシアに拿捕されるとすぐに北方領土問題と結びつけているのかどうなのか判らないけど,早期に釈放せよと口やかましく言う。でもカムチャッカ半島での操業はあくまでもロシアの経済水域と接しているのだから,これで違法操業した場合は文句も言えないだろう。
ともあれ,世界遺産にも指定されているカムチャッカの火山群というものをぜひこの眼で見てみたいものだ。