偵察衛星日本版が打ち上げ成功して4基態勢になったようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070224-00000081-mai-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070225-00000000-san-soci
それにしても98-06年で5050億円!今回でJAXAとしての打ち上げは最後で今後はMHIで打ち上げることになるそうだ。宇宙開発は国威発揚にとても大事だと思うし,偵察衛星も必要だと考えるが,もう少し経費節減できないのだろうか。NHIが打ち上げ業務を引き継ぐらしいからある程度の経費削減は期待したいところだけどね。
それにしても分解能?(解像度?識別能力?)が1m程度ということだ。商業衛星が60cmくらいだから日本の偵察衛星はアメリカの商業衛星より分解能が悪い。Google Mapでいえばどのくらいになるのだろう?このMAPではたとえばドイツ・ミュンヘンの繁華街で人が集まっている様子が鮮明に見分けることができる。車の種類もベンツとかBMWとかわかるような気もする。
だが,日本の偵察衛星で取った写真はこれを識別できるのかな?どこかで乗用車とトラックの違いがわかる程度だよという話を聞いた事がある。もし,そんなものに5050億円をかけていたのなら今まで何をやっていたのかと思われても致し方ないだろう。
とにかく何から何まで高いのだ。9年間で5050億円だから単純計算で年間560億円,それで来年度も約600億円の予算計上をするとの事。三菱重工も経費節減に邁進して,より安価なロケットを開発してほしいと思うのであった。ところで種子島の宇宙センターはJAXAのままなのかな?MHIは場所を借りて打ち上げか…Google MAPで立派な施設がチェックできるよ。