ぼくは普段から環境問題にかなり真剣に取り組んでいる方だと思っているし,できるだけ車を使わず徒歩で通勤もしている。減量が主目的だがCO2排出抑制にも一役買っている。京都の家は太陽光発電を実装しているし,ぼくのできる範囲でCO2削減に貢献しようと思っているのだ。
ところで,先週会社で調べ物をしていたら,こんなものが見つかった。
『二酸化炭素地質封入における地中微生物による天然ガス鉱床再生の可能性-Microbial reforming of methane reservoir in aquifer storage of carbon dioxide』
以前にもCO2を地中に圧入してCO2を削減するということを書いた事があるが,これはもっと踏み込んで,
「天然ガスを回収した後の帯水層に二酸化炭素を貯留しておくと、残存するメタン生成細菌の活動により、二酸化炭素がメタンに変換される。地中微生物により天然ガス鉱床が再生されれば、真の炭素リサイクルや栽培鉱業が実現する可能性がある。(地質調査所の小出さんという人の文献)」
もっと簡単に書くと以前に天然ガスを産出した土の奥深くに,環境のことで問題となっている二酸化炭素CO2を押し込んでやると,地中に残っている細菌とかバクテリアとかとによってCO2が分解されて天然ガスのメタンCH4ができてしまうという,夢の話。これをまたガスとして使用できるのというものだ。中外テクノスという会社が真剣に取り組んでいるらしい。
http://www.chugai-tec.co.jp/class/download.php?file=../files/kh_file11.pdf
それにしてもすぐ使えるような状況となるのか,ちょっと疑問符…
いま,やはり注目はバイオエタノール(Bioethanol)だろう。サトウキビ等から生成されたエタノールで成分は同じ。ブラジルでは車の燃料として使用されている。また,サトウキビとして成長しているときに光合成によって目一杯CO2を消費しているので,燃料として使われて出たCO2の量はカウントされないのだ。日本の石油連盟はこの技術に反対していると,どこかで聞いた事がある。良い技術と思うのだが何で反対するんだろう?とにかく大陸棚の石油・天然ガスで中国を牽制することも大事だけど,CO2削減はもっと本気考えないとえらいことになってしまう。ほんとにこの冬の暖かさは恐ろしい。
ところで,先週会社で調べ物をしていたら,こんなものが見つかった。
『二酸化炭素地質封入における地中微生物による天然ガス鉱床再生の可能性-Microbial reforming of methane reservoir in aquifer storage of carbon dioxide』
以前にもCO2を地中に圧入してCO2を削減するということを書いた事があるが,これはもっと踏み込んで,
「天然ガスを回収した後の帯水層に二酸化炭素を貯留しておくと、残存するメタン生成細菌の活動により、二酸化炭素がメタンに変換される。地中微生物により天然ガス鉱床が再生されれば、真の炭素リサイクルや栽培鉱業が実現する可能性がある。(地質調査所の小出さんという人の文献)」
もっと簡単に書くと以前に天然ガスを産出した土の奥深くに,環境のことで問題となっている二酸化炭素CO2を押し込んでやると,地中に残っている細菌とかバクテリアとかとによってCO2が分解されて天然ガスのメタンCH4ができてしまうという,夢の話。これをまたガスとして使用できるのというものだ。中外テクノスという会社が真剣に取り組んでいるらしい。
http://www.chugai-tec.co.jp/class/download.php?file=../files/kh_file11.pdf
それにしてもすぐ使えるような状況となるのか,ちょっと疑問符…
いま,やはり注目はバイオエタノール(Bioethanol)だろう。サトウキビ等から生成されたエタノールで成分は同じ。ブラジルでは車の燃料として使用されている。また,サトウキビとして成長しているときに光合成によって目一杯CO2を消費しているので,燃料として使われて出たCO2の量はカウントされないのだ。日本の石油連盟はこの技術に反対していると,どこかで聞いた事がある。良い技術と思うのだが何で反対するんだろう?とにかく大陸棚の石油・天然ガスで中国を牽制することも大事だけど,CO2削減はもっと本気考えないとえらいことになってしまう。ほんとにこの冬の暖かさは恐ろしい。