昨日で訪問者が1000を超えた。約3ヶ月でだ。とりあえず,ご訪問ありがとうございました。
よく3ヶ月持ったものだとも思う。訪問者も1000人に達するなんて思ってもいなかった。そのうち100位はぼく自身かもしれないが…。まあ,最初から自分の日記としてのスタンスで書き始めたのだから,誰も見ないだろう,という気楽な気持ちだった。段々とブログの意味がわかってきて,こういう表題だとか,話題で訪問者を稼ぐことができるんだな,ということも判ってきた。そこいらを気を付けて,なるべく目立たないように,でも末長く書き続けようと思っています。

『「学校通わす金ない」親が出生届けず無戸籍で20年 * 読売新聞
埼玉県鳩ヶ谷市の無職男(20)が、埼玉県警武南署に未成年者略取容疑などで逮捕されるまで、戸籍がなかったことが30日わかった。両親が「戸籍を取っても、学校に行かせる金がない」などと出生届を出していなかったためといい、男は義務教育を受けずに成長した。男は逮捕後の2006年10月、戸籍を取得したが、法務省は「聞いたことがない事案」と話している。同署によると、男は06年6月25日、鳩ヶ谷市の路上で、女児(当時4歳)に声を掛けて、スーパーのトイレに連れ込み、下着を脱がせて盗んだなどとして、同10月、未成年者略取と窃盗容疑などで逮捕された。男は現在、公判中。男は、同署の取り調べの際、名前や住所、生年月日は答えた。しかし、戸籍の所在地は知らなかったため、同署が母親に確認すると、戸籍がないことが判明した。』
これまた凄い話だ。昔読んだ神林長平の小説を思い出す。確かプリズムだったと思うけど,未来が舞台で人工知能に管理された人間の生活模様が描かれているが,その中の一人の男の子?が存在しているのにもかかわらず この人工知能に認識されていないのだ。だから様々なサービスも受けることができなく,周囲の人間からご飯を分けてもらったり…,それしか生きる術がない。記憶が曖昧だな,ちょっと自信ないけど。
で,今回の事件は実在しているのにもかかわらず戸籍がない!親の都合でこういうことも起こるんだなと,驚いてしまったのだ。それにしても隣近所の人は気付かないのかな?この親は出生届けも出さず学校に行かせずだけど,ちゃんと育てたんだね。子供を殺してしまうよりずっとましだ。そういえば,離婚後300日以内に生まれた子が戸籍がなく,海外への修学旅行にいけないということもニュースになっていた。この場合は前夫のDVが恐ろしく連絡先すら教えたくない理由でこんなことになってしまっているとか…戸籍のない人って結構いるのかな?と考え込んでしまったのだった。