今日,理髪に行った。この理髪は2月一杯で営業を止めるので,ぼくにとっては最後の散髪となる。涙々のお別れだ。会社関係の理髪だったので格安でやってもらえたが,今後は4千円もかかるのか…

ところで,夜7時半過ぎにテレビのチャンネルをガチャガチャ回していると(古い!)教育テレビで科捜研の女をやっていた。普段NHKなんか見ないがこれは面白かった。テレビ番組表をチェックしたら『あしたをつかめ~平成若者仕事図鑑 「真実は一つ!科捜研研究員」』という番組だった。柳堀あや子さんって福島県警で働いているんだけど大したもんだね。ガスクロの分析風景惚れ惚れしてしまった。なんか知らんけど,その後の番組も見てしまったのだ。 『ハートをつなごう』という番組で「性同一性障害」についてやってた。NHKの教育って面白いかも。

さて今日のメインだが,南極で掘削をやっていたニュースが1/27毎日新聞で流れていた。以下,毎日新聞より;
『<南極掘削>岩盤に未到達 3035.22mで終了
1月27日11時12分配信 毎日新聞
 南極大陸にある日本のドームふじ基地(標高3810メートル)で、世界初の岩盤採取を目指して氷床を掘削していた第48次南極地域観測隊は26日、深さ3035.22メートルで掘削を終了した。岩盤には到達できなかったが、国立極地研究所などによると、観測隊は岩盤の一部とみられる数ミリの砂粒や、岩盤の熱で溶けた水を採取した。バクテリアなどの生物がいる可能性もある貴重な試料。日本に持ち帰り分析する。氷床掘削は03年から始まり、昨年1月、3028.52メートルまでの氷を採取。最深部の年代は72万年前だった。今回は昨年12月から、岩盤まで残り最大20メートルを掘り進めていたが、予定の期間が終了し時間切れになった。』

ということだが,こういうニュースをチェックするべくぼくとした事がこの南極掘削自体を知らなかった。そこら中にアンテナを張り巡らしていると思っていたが,どこか抜けてるんだな。なんでも岩盤を掘ることが目的ではなく,堆積した氷を掘削することによりその時代の気象情報,すなわち気温とかCO2の量を推定できるらしい。土の直上にある氷は70万年位前の物だってさ。
それにしても南極で標高3810mだから富士山より高い。年平均気温が-54.4度だから普通の人なら死んでしまう。北海道出身のぼくだって最低気温で-30度位しか経験した事しかないのに。それでも玄関を出た瞬間壁にぶつかるような感じがしたものだ。
なんか凄いなあ。金儲けのためじゃなく,純粋にサイエンスの世界だ。
詳しくは以下のリンクを参照してください。
http://domefuji.at.infoseek.co.jp/japan/index-j.html