さっきまでテレビで「ちびまる子ちゃん」の実写版をやっていた。まるちゃんとかたまちゃんとか可愛くて面白かった。こんなまるちゃんの世界では卑怯者はいるけれど「虐め」とかはないから羨ましいね。
さて,今朝のヤジプラによると芦屋市が400平米以下の敷地内の家の建設は認めないという条例を議会に提出したらしい。400平米とは121坪だ。コメンテータの岩見さんは「なんか感じの悪いニュースだ。でもこの程度の敷地面積で豪邸といえるかな?」と疑問を投げかけていた。ぼくの京都の家は敷地が半分しかないから十分豪邸のような感じがするけど。まあ,北海道・十勝にあった実家は250坪も敷地があったので,十分条件を満足しているが,家自体は芦屋婦人が住む邸宅と比較するのも失礼に当たるくらいの代物だった。
で,なぜこのような条例を市議会に提出したかといえば,相続税を払えない六麓荘町住民が土地を手放し,その結果土地の切り売りがされてきたため,だんだんと貧乏人が移り住んできて,街自体のブランドに傷がつくので,それを防ぐという意図のようだ。毎日新聞によるとこの地区は「六麓荘は1928年、大阪の財界人らによって、香港の高級住宅地を手本に六甲山麓の高台傾斜地に開発された。一戸建ての豪邸が続き、マンションや商店はない。電線や電話線などを地下に埋設しており、閑静なたたずまいを誇ってきた。」という羨ましい限りの場所である。電線が見えないのはぼくの憧れでうちの分譲地もそうであればと思っていた。しかし最近,温泉街の白黒写真とか昔の夕張の写真等を見ているとこの電柱と電線というのがなかなか趣があるんだということが解ってきた。
「んーっ」と唸ってしまう位難しいなあ。今朝の時点でテレビを観たときはぼくも感じの悪いニュースだなと思ったけど,実際新聞記事を読んでみると言うなれば『街の景観を守る』ということなんだよね。所詮ブランドを守ることなんだけど。これもありだよな。どうぞ,しっかりブランドを守って税金も金持ちらしくちゃんと払っていただければ問題ないんじゃないかなあ,と思ってしまったニュースであった。