今日も雨,確実に冬が近づいている。一瞬眩しい位の太陽が出たかと思うと次の瞬間,バキバキと雷鳴が轟き,約一分間霰が降り注ぎ,その次の瞬間,また太陽の光が差し込む。その繰返しだ。
ついに,炬燵を出した。その準備をしながら,また今日も日記のネタがないなあ…溜息が出る。
昨日の「きっこの日記」で久しぶりにお風呂に入って,「登別カルルス」の温泉の素で楽しんだと書いてあった。感化されやすいぼくはその日記を思い出し,早速湯船にお湯を溜めて,入浴剤「白濁」を入れてゆっくりと浸かった。きっこさんは登別カルルスが好きらしい。カルルスは登別温泉からオロフレ峠に向かう道中にあり,学生の頃年に2回くらいスキーをしに行った。ただ,温泉は入ったことがない。学生の頃講義が終わってバイクで温泉に入りに行くのはいつも登別温泉の麓の虎杖浜という処の温泉だ。肌がぬるっというかしっとりしてきて気持ちが良い。
きっこさんと同じで,ぼくもアパートではめったに風呂に入らない。シャワーのみだ。もちろん経済的な理由からだ。お風呂が追い焚きできるのなら次の日にもう一回入ることができるのだが…。でも出張が多いから温泉に入る機会はちょくちょくある。今年の夏から秋にかけて岐阜・瑞浪で仕事したときも一回につき数日間泊まるので街のホテルではなく鬼岩温泉の「小松屋」に宿泊した。ここは地下1650mまで掘って温泉を汲み出している。旅館のロビーにはそのときの掘削櫓の写真とかビット,コア(掘った孔の円柱状の地層のサンプルで殆どが花崗岩)が展示してある。女将さんも仲居さんもやさしく,ぼくらのようなビジネス客は格安で泊めていただいている。そのままの源泉にも入れる。
話を戻すが,入浴剤として以前は硫黄臭の強い「六一0ハップ」を入れていたが(長野・白骨温泉の温泉偽装に使われていた),いま此処にあるのは「白濁」というCGCで出しているものだ。もちろん白濁で気持ちが良い。ただ,製造者がアース製薬でないけれど除虫剤のメーカーだ。まさか,殺虫剤とか除虫剤とか入ってないとは思うけど…。